上海可愛い
[人里]
「シャンハーイ...」
よくよく考えてみれば喋れないから場所も確保出来ない、そしてお金がないから建物も小さな受付も作れない。
まずは言葉を喋れるようになろう。話をすれば優しい人が場所を貸してくれるかもしれないし、自ら依頼を受けに行くことも可能だ。そうと決まれば即行動!!
まずは言葉がよく集まるところで聞き学ぼう。人や言葉がよく集まる場所か、そういえば以前アリス様から寺子屋と言うものの話を聞いたな…確か他の上海人形から聞いたが上ナントカ沢慧音とかいう奴がいると聞いたな…確かその人は頼りになる人って言われてたっけな。とりあえずその寺子屋に移動しよう。
上海移動中……
[寺子屋]
ここがあの女の職場ね...
で、その上なんとか沢はどの人だろう。
ふらふらと寺子屋の周りを回っていると中から声が聞こえてきた。
「せんせー!!」「ん?どうした?」「プラズマの発生する条件ってこれであってる?」「ん~?ここの一部分がちょっと違うな、後字はもうちょっと綺麗に書こうな」「さすが[慧音]先生!!分かった!!」
あの変な格好が慧音という人か。にしてもプラズマの発生する条件って何なんだろう...
「さぁみんな授業だぞ~」「「はーい!!」」
授業が始まるのなら好都合、じっくりと口の動きと喉の動きを観察させて貰おう。
上海盗み聞き中……
まさかこんなにうまく行くとは...ほとんどの口の動きを覚えれるとは.....後は正しく発音できるかなのだが、それは他人からしか分からない。さて、どうしたものか...
その時教室から呟き声が聞こえてきた。
「重いな..誰かが手伝ってくれたらいいんだが....」
何が重いのだろうかと思い覗きみると大量の書類をもった上なんとか沢の姿が見えた。とりあえずシャンハーイとも言って手伝えば少しは信頼を得れるかもしれない。そうと決まれば即実行!!
「シャンハーイ!!」「ん?確か森の魔法使いの所の...」「シャンハーイ!!」「なんだ?おやつは今持ってないぞ?」
物分りが悪い人なのかただの天然なのか…少し強引に下から書類を持ち上げる。
「お?なんだ?盗むのか?」「シャンハーイ!!(首を横に振りながら)」「それじゃあ手伝ってくれるのか?」「シャンハーイ!!」「おぉ!それはありがたい!!」「それじゃあそっちを持ってくれるか?」
そっちでどっち?まさかあの机の上に置いてあるざっと見て参考書12冊くらいの数の書類の事か?
「シャンハーイ.....?」「それじゃあ頼むぞ!!」
逃げたよ…あの人教師なのに逃げたよ…ちょっと小走りだったよ…まさか最初から私がいることを知っていたのだろう…良いように利用された訳か…「シャンハーイ.....」これは運べそうだが絶対に足の1本くれてやる覚悟で行くしかないようだ。後できっちり報酬は貰おう。
上海が可愛すぎて写真フォルダがほとんど上海の画像で埋まっているが気にせずに更に保存し続けよう。
今日は2話投稿しようと思っていたのに間に合わなかったので2話と3話と4話は同じ日に投稿できるようにしたいな...
そして今回は上海がよく喋る回でしたね。「シャンハーイ」だけではなかなか話を進めづらいので早いうちに少しは喋れるようにしたいです。
上海可愛いは前書きの最後に付けるようにします。