やる気がみなぎってきます!!
アドバイスに貰った「セリフ」の独立を試します。白藍ハートネット様、アドバイスありがとうございます。
上海可愛い
[核融合炉最深部]
お空さんが打ち出した熱玉をひらりと避け、こちらに突進してくる。
「うぉぉらぁぁ!!!」
という掛け声とともにお空さんが更に威力の増した熱玉を打ち出す。その人形は熱玉に突っ込んで行く。
「そのまま溶けちまえ!!」
当たった...と思ったがその熱玉は鉈でいなされてしまった。そのまま突進してくる人形をお空さんが避けられず突進をモロにくらう。
吹き飛んだお空さんに追い打ちをかけるようにその人形はお空さんを鷲掴みにする。
「ぐっ!!離しやがれ!!」
と叫びながらその人形の顔面に、熱玉を連射する。が、その人形はビクともせず掴んだ手を離さなかった。
「離せ!!離.....どんどん温度が上がっている?」
非常にまずい予感がした。急いでお空さんの元に向かい引きずり出そうとすると
「馬鹿野郎!!とっとと離れろ!!」
と怒鳴られ、投げられる。
投げられて壁に当たったと同時に、お空さんとその人形が爆発した。何が起こったか分からなかったが、お空さんがやられたということは分かった。
爆炎の中からこちらを見ながらゆっくりと人形が出てくる。
「お空さん!!」
ボロボロになりながら落下していくお空さんを見つける。すぐに追いかけようとするがその人形が回り込んでくる。
「そこをどけぇぇぇ!!」
ランスを突き出しながら叫ぶ。が、奴はそれを鉈で防ぐ。当たると同時にランスが溶けてしまった。どうやら奴の鉈は高温を発しているようだ。
防いだ格好のまま、鉈をこちらに押し出してくる。
急いで避けたが間に合わず左腕が溶けてしまった。
「ぐぁっつ!!」
予想以上のダメージに、意識が飛びそうになる。だがお空さんを助けなくては、という思いが意識を現実に引き戻す。
1度落ち着き戦況を見る。こちらはお空さんがやられ、私も左腕をやられた。それに対して、奴は無傷。このままでは負けは確実だ。どうしたものか...
「おい上海!!!」
お空さんの声が下から聞こえてくる。
「時間稼ぎできるか?」
いつの間にかお空さんは立ち上がり壁に片腕を突っ込みながらこちらに声かけている。しっかりと制御棒は人形の方を向いていた。
「何分だ?」「五分...いや、三分だ!!三分時間を稼いでくれ!!」「分かった!!」
三分時間を稼げと言われても今私には武器がない。奴に捕まればそれこそおしまいだ。
考えていても仕方ない...
「かかってこい!!この薄ノロがぁ!!」
壁際まで飛ぶ。奴が壁にぶつければ多少は時間を稼げるという算段だ。だが、奴は鉈を投げてきた。
スレスレの所で避け人形に向かっていく。人形の後ろに回り込み、首筋に打撃を繰り出す。効果は薄いだろうが、ないよりマシだ。
奴は振り向きざまにこちらにパンチを放ってきたが、ひらりと避け奴からすぐに離れる。
[1分経過]
まだ1分、やっと1分!!
奴が鉈を取りに行き、壁に刺さっていた鉈を引き抜く。すると、空いた穴から空気の様なものが吹き出している。
「あれは...使える!!」
推測するにあれは可燃性のガス!!奴のGODなフィンガーもどきをあそこに当てれば爆発するだろう。それでまた時間が稼げる!!
鉈を振り回しながらこっちに飛んでくる人形を避け、爆破ポイントに向かう。
奴はこっちを向き鉈を前に構えながら突進してくる。追いかけっこ状態になるが、この方が時間がより稼げる。
壁際で止まり奴を見る。鉈が重いのだろうか、速度が落ちている気がする。
これを好機ととり、素早く下に下がる。すると奴は壁に鉈ごとぶつかり、高温の鉈に顔を押し付ける格好になった。が、奴の顔に支障はなくこちらを無機質な目が見つめていた。
「化け物め...!!」
[2分経過]
奴は鉈を捨て、こちらに飛んでくる。鉈を捨てた分軽くなり今までなら避けれていた膝蹴りに当たり吹き飛ぶ。
壁にぶつかる直前で奴に捕まる。
奴の手が熱せられてゆく...あぁ...このまま爆発して死ぬのか...
もう抵抗するほどの力も残っていない...腕からエネルギーが抜け出ているのだろうか...もはやそんな事どうでもいい...もうこの状況をひっくり返せるいい案は思い浮かばない...
「ダメだな...私は...」「そんな事ないと思うけどな~」
突然横から聞こえた声に驚く。そこにはフワフワと空を飛びながらアイスキャンデーを舐めているこいしちゃんがいた。
「なぜここに!?」「え?面白そうだったから!」「そうですか...とりあえず離れてください...すぐ爆発するので逃げてください...」「え~?やだ~!このアイスキャンデーあげるからいいじゃ~ん?」
と言いアイスキャンデーを人形の手に押し付ける。すると、熱せられていたためアイスキャンデーは溶けて私の体と人形の手の間に入ってきた。
アイスキャンデーは予想以上にヌルヌルしている。そうか!これを使えば抜けられる!!
私は精一杯抜けようと上昇を始める。少しづつだが、確実に抜け出せている。だが、このペースでは、爆発に間に合わない...ふと、こいしちゃんに声をかける。
「こいしちゃん!!手伝ってください!!」「おっけ~」
そう言うとこいしちゃんはその姿からは想像もできないような力で引っ張ってきた。スポんっと、いう音とともに私は中に投げ出された。
[3分経過]
「上海!!こいし様!!ちゃんと避けて下さいよ!!!!」
という声が下から聞こえてくる。
見るとお空さんの制御棒は紅く光り、お空さん自体が太陽のように輝いていた。どうやら腕を壁に突っ込んでいたのは、そこからエネルギーを吸い取っていたのだろう。
「うぉらぁぁ!!クソったれ人形!!こいつをくらえぇぇぇぇ!!!!」
お空さんの制御棒から凄まじい光が放たれる。それは一瞬で奴の体を溶かし、腹にどでかい穴を空けた。
「出力最大!!!!」
と言う声がトリガーになったかのように、その光の一線が幾つも放たれ束になり奴を包み込んでゆく...
お空さんがビームを使い切り、前に倒れる。急ぎ支えると
「.....やったな...」
と、話しかけてきた。お互いボロボロだったが、2人とも命に別状は無いようだ。
いつの間にかこいしちゃんがいなくなっている。次に会ったらお礼を言わなければ...
お空さんを担ぎ核融合炉を登る。音を聞きつけてやって来たお燐さんに手伝ってもらい、地霊温泉まで戻る。
お空さんは永遠亭に運ばれた。後で聞いたが、別に大したことなかったようだが、一応安静にという理由で運ばれたらしい。
私はこの一件をさとり様に報告しに行った...
いや~長くなりましたね~いつもの2話分位ですよ(笑)
あの人形の正体は後々(物語の終盤らへん)に分かりますので、お待ちください。
いや~今回の出来はどうだったかお聞かせいただくとありがたいです。今回は文章が変になっている所が多いかもしれませんが、ご了承ください。