上海可愛い
[実験場]
今私は実験場と呼ばれるところにいる。まぁ、普通の広場みたいな所なのだが...
「.....ッし!!セット完了!!」
にとりさんが脚立の様なものの上にさっきの銃を置く。
「まずは反動の確認だね!記録よろしく!!」「え?記録ってどうやれば...」「とりあえず空中に向かって撃つから、どれだけ下がったかを記録してくれ」
と言い何かのスイッチを入れる。
「さぁ!離れろぉ!!最悪ここら一帯が消し飛ぶぞぉ!!」「えぇ!?」
笑いながら言っているが、結構やばいことを言っているじゃないか!
とりあえず全力で走る。こんな所で消し飛んでたまるか!!
[ドバァァァン!!!!]
後ろの方から銃声が聞こえてくる...どうやら消し飛んでいないので成功らしい。
早速記録を取りにさっきの所まで戻る。
だが、銃は動いていなかった。反動もクソもない。無反動砲だ。
「まさか適当に組んだら無反動砲が出来上がるとは.....」「え?適当に組んだやつだったんですか!?」「まぁね。」
なんて奴だ...変わり者なんてレベルじゃない...天才を軽く超えている...
「ちなみに弾は?」「麻酔弾だね。これ麻酔弾しか撃てないから」
こんなものに殺傷性のある弾を撃たせたら、即死は避けられないな...
「そう言えば何発入れれるんですか?」「えっとね...多分今だと80発」「え?80発!?」「うん。最低でも50発入るし、最高で120発行けるよ。」「.....実用性は?」「.....持って撃てるけど音が大きすぎて耳が潰れるかな...」
こんな化け物銃、使う時が来るのだろうか...
「何だ!!ここら辺から恐ろしい音が聞こえてきたが!...ってʬʬまたアンタか...」
白狼天狗が飛んでくる。どうやらこれが初犯じゃじゃなさそうだ。
「あぁ、ごめんね。」「全く...まぁ、上に報告はさせてもらうからな!!」
そう言い白狼天狗は飛んでいった。下手すれば騒音問題だな。
「あやややや、何やら物凄い音が聞こえましたけど...またにとりさんですか...」「やぁ文!久しぶりだな!」「昨日あったばっかでしょうが...ん?あなたは確か...アリス・マーガトロイドの所の...」「上海って言うんだ。今日から私の家で住むことになった奴さ。」「へぇ~...私は射命丸文と言います。この河童頭おかしいですけど...そんな奴の所に行くより私の家に来ませんか?歓迎しますよ?」「止めときな、取材したらポイだから。」「あや!?心外ですね、そんな酷いやつじゃないですよ!!」
2人とも楽しそうに話しているから近づかないようにしよう。
「それでは、私は仕事があるので。上海さん、今度は取材させてさいね」「一応考えておきますよ。」
そう言うと文さんは高速で飛んでいった。
「よし、撃ち落とすか。」
すぐさまにとりさんが銃を構え狙いを定める。
[ドバァァァン!!]
銃声が鳴り響き1羽の烏天狗が落ちてゆく。
「さぁ、帰るよ!!」
と言いながらせっせと片付けをする。
この世に不憫な天狗は沢山いるだろうが、成り行きで撃たれる天狗は少ないだろう。
不憫な天狗はいつもの事。
また明日、起きたらすぐ書こう。