上海人形家出禄   作:ルシャルシャ@黒P

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最近昔のアニメを見るようになってきました。
何で再放送とかしないんだろ.....

ちなみにこの編は、メリー達が主人公ポジションです。上海はサブキャラ扱いです。すまんな上海

上海可愛い


四十七体目 メリーと上海

[山からの帰り道]

熊を倒した後私達は、急いで蓮子の実家に帰ろうとする。

熊の血の臭いを嗅いで、他の動物が来るかもしれないからだ。

それで私達は今、来た道をそのまま帰っている。

暑かった道も、夕方ということもありすっかり冷えていた。

そして涼しくなった以外にも、私達に変化があった。蓮子が人形を連れてきたのだ。

私は反対したんだけど、蓮子がどうしてもって言うので連れてきた。当の本人は今蓮子の肩の上で、静かに座っていた。

私達は夕日に照らされながら、静かに歩いていた。

 

 

[蓮子の実家前]

そう言えばこの人形の説明を考えていなかったことに気づく。

蓮子を止めようかと思ったが、その時には遅かった。蓮子は美味しそうな料理の匂いに釣られて、走って行ってしまった。そりゃあんな事があればお腹も空くだろうけど...

「だだいまー...」

遠くからそんな声が聞こえる...

「さてと...言い訳を考えておくか...」

そんな事を言いながら歩き出すと、

「全くだ...少しは人の事も考えた方がいいな。あの黒っぽいのは。」

横から声が聞こえる。

驚いて横を見ると、さっきの人形が(何驚いてやがる)みたいな顔をして浮いていた。

「なべこんな所に!!」「噛んでるぞ、肩から降りただけだ。そんなに疑問か?」「すいません...」「謝ることでは無い。それより早く行ったらどうだ?」「いや...その~...」

言おうか迷っていると、人形は察したような顔をしてこう言った。

「あぁ、熊か。あれは重そうだから置いてきた。熊料理できそうだったんだけどな~...」「いや、そうじゃなくて...」「ん?私の言い訳か?それなら私は自己紹介するが?」「え~.....」

それはそれで問題があるような...

「さっさと行くぞ。腹が減って仕方ない。」「え?人形でも、お腹減るんですか?」「.........え?ここの人形ってお腹減らないの?」「え?」「え?」

沈黙が2人を包み込む。

 

沈黙を破ったのは先に走っていった蓮子だった。

「メリ~!!早く来て~!!私お腹空いた~!!」「分かった~!!.....さぁ、人形さん。どうします?」「.....とりあえずご飯食べに行こう。私も数百年ぶりのご飯なので。楽しみにしている。それと、私の名前は上海だ。覚えておいてくれ。」

「私は、マエリベリー・ハーンと言います。そして先に走っていったのは宇佐見蓮子って言います。よろしくお願いします。」「マエリベリー・ハーンと宇佐見蓮子か...よろし頼むよ。」

そう言って私達は、蓮子の実家に向かって歩き出した。

 

 




今回は道中の話でしたね。結局、熊は重くて上海では持ってこれなかったようです。細切れにすれば良かったのに.....

次回はのびのびと番外編でも出そうかな.....
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