上海可愛い
[蓮子の実家・客室]
「あれ?どったんばったん大騒ぎ(意味深)してないの?」
襖の間からおばあちゃんが覗きながら呟く。
「なんだ...あんたか...」
そう言いながら上海が布団に戻ろうとする。
「ちょっと待って!!2人ともちょっと食堂まで来てくれる?メリーさんは起こさないでほしいんだけと...」
何故か条件付きで呼び出しを食らう。何故メリーを起こしてはならないのか...ていうか行かなければならないのか...
「.....私は行こう。蓮子、君はどうするんだ?」
上海さんに聞かれる。私は.....
「ちなみに蓮子は絶対ね」「え?拒否権は無いのですか?」「もちろんさ~」
[蓮子の実家・食堂]
って事で渋々食堂に来たわけだが.....椅子に座っているのは、私と上海。机を挟んでおばあちゃんと.....えっと...その.....生首だけの人がいる.....
なんて言ったらわからないが...帽子を被った生首が、浮いている。
「まずはこの生首だけど...」
おばあちゃんが口を開く。
「この人は...」「待って、自分で言うわ。私の名前は八雲紫。色々あって生首だけの妖怪よ。」
八雲紫とやらが名乗る。生首だけで生きれるものなのか?
「八雲紫?何故幻想郷の賢者がここに?」「それは.....」
どうやら上海は知っているらしい。
「私から説明するわ。」
と言いおばあちゃんが説明を始める。
「まずは、あなた達2人を呼んだ理由。それは部屋の前を通った時、幻想郷って言葉が聞こえたからよ。私は昔、幻想郷に自由に行けるようになってたわ。でも、ある日パッタリと行けなくなったの.....その頃にここの家に住み始めたんだけど、ある日玄関口に八雲紫が落ちてたの。」「生首だけで?」「生首だけで。それで私は、この人を保護したの。一応この人を知っていたって事もあったからね。まぁこの人は最初はうわ言のように同じ言葉を繰り返していたの。それが、幻想郷...吹雪...何故?...その言葉を何度も繰り返していたわ。私は生首を助けるなんてことはしたこと無かったから、とりあえず水に沈めたの。3日経つと目を覚ましたの。でも...その時にはこの人の記憶が無くなっていたの...」「え?さっき自己紹介していたのは?」「私が教えたの。覚えている事は何も無かったの。だから私がここで保護していたの。」「なるほど.....つまり昼のお茶や、晩御飯はこの人の分だったって事ね...」「えぇ、気づかれた時はさすがに焦ったわ。」
色々な事に筋が通り、胸のもやもやが晴れる。するとまた新たな疑問が湧いてくる。
「幻想郷に帰ることは出来ないの?」「色々試したわ...この人の能力を使おうとしたり、各地の神社を回ったり...でもダメだった...ここから推測できるのはただ一つ。既に幻想郷は滅んでいる可能性がある。って事」「幻想郷の奴らはどうなった?」
久しぶりに上海が口を開く。
「多分...みんな消滅した...」「ふ~ん.....何故私たちにこの話をした?」「え?」
おばあちゃんが聞き返す。
「私たちに話して何になる?」「それは...その...」「何か考えがあったんじゃないか?」「.....分かった...話す...あなた達には私には解けなかった、この世の不思議を解いてもらいたいの。」「それはどう言う事?」「私が探した最初で最後のオカルト...それは過去に戻る力.....」「...なるほど...つまり蓮子達にそのオカルトを見つけてもらい、幻想郷が消滅すると言う歴史を変えて欲しいって事か?」「話が早くて助かるわ。」
え~...この人達突拍子もないこと言い出した~.....
「その宛はあるのか?」「ある。あなた達が昼間言った神社...あそこが怪しいと思っているの...あそこは博麗神社って昔呼ばれていたの...」「ちょっと待て!!それって!!.....いや...何でもない...」
上海が声を荒らげるがすぐに落ち着く。
「すまない...博麗神社ってのは幻想郷にもあってな...」
「うわ~...だんだん話が面倒くさくなってきた~.....わかりやすくまとめると...とりあえず昔に戻って幻想郷を救って欲しいって事か.....上海どうする?」「んなもん...やるしかないだろ!」
こうして私達は過去に戻るため、そして幻想郷を救う事はなったのであった。
まとめ的な奴
幻想郷が消滅して八雲紫が何故か外の世界の菫子の所に。幻想郷消滅を防ぐために過去に戻り、幻想郷を救うことに...
って事です。
作者の私でもちょっとこんがらがってきました.....展開早すぎてすいません...