今回は咲夜さんの部屋からの脱出メインです。
今日の晩ご飯どうしよう...
上海可愛い
こんなことになるんなら窓から入れば良かったと今更ながら思う。
私は今、あの十六夜咲夜の部屋でただの人形として扱われています。下手に動くと真っ二つになりそうなのでこの人が眠るのを待っているのだが...ずっと私に喋りかけたり、撫でたり、服を着せ替えたり、ポーズをとらせたり...喋らずにこんなことするのすっごい疲れるんだよなぁ...
「そうだ!!呼びやすいように名前をつけましょう!!」この人はとことん面倒くさそう。門番より面倒くさそう。「え~っと...セカンド咲夜ちゃん...いや、長いわね...」この調子だと結構長くかかりそう...
[30分後...]
どれだけ悩めばいいんだ?もう適当にドールちゃんでも人形その1でもいいじゃん!?30分も悩むことか!?「そうだ!!パシフィックちゃんにしましょう!!」うん。まずネーミングセンスがおかしい時点で「却下!!」って叫びたい。ていうか何でそれで納得した?「はぁ~...スッキリした~...」
<バタッ あ、寝た。.....この人は一体何がしたかったのだろう...
小さく窓を開け、ゆっくりと外に出る。結構夜は冷えていた。「へくちっ!!」寒い風が吹き込むと共に室内に咲夜さんの可愛いくしゃみが響く。やばい、起きる前にさっきの所に戻らないと...私はこれ以上ないくらいの速さでさっきの所に戻る。戻ったと同時に「ん?何か寒い...」と言う声が聞こえる。危なかった...「あれ?窓なんて開いてたかしら…」そして窓を閉めた。折角の脱出チャンスを逃してしまった...また眠るのを待つしかない...「あ、パシフィックが窓を開けたの?しょうがない子ね。」はい、そうですなんて口が裂けても言えるものか。彼女は立ち上がり部屋の電気を消した。「さぁ、パシフィックちゃん。おやすみなさい...」ここで抱きしめられながら寝られたらまず脱出不可能だろう。
こっちに手が伸びてきた。終わった...そう思ったら手は私の後ろにある枕を掴んだ。「んあ~...パシフィックちゃん~」完全に寝ぼけている...助かった...枕を抱きしめながら寝る姿は少し可愛かったが、そんなことを気にしている暇はない。窓がダメならドアから出ればいいじゃないか...
何とか咲夜さんの部屋から脱出に成功した。後は、この館の主であるレミリア・スカーレットの元に行くだけだ。まぁ、どうせ一番上だろう。姿は新聞で見たが会うのはこれが初めてだ。今のうちに雇ってもらう時の言葉(ほぼ脅しや誘惑)を考えておこう。
上海はレミリア・スカーレットの元へ歩みを進めていくのであった。
咲夜さんの寝顔。見てみたいですね...枕を抱きしめながらヨダレを垂らして寝てるなんて...どんな天使なんだろう...
まぁ、上海も十分天使何ですけどねw
それではまた次回...
次回はレミリア回です。レミリア回はさすがに2回にわけようかなぁ...