1日が30時間ならなぁ.....
上海可愛い
[神社へと続く石段~上海side~]
あの神社への道はこの石段か、周りの険しい岩山を登るしかない。
私達は熊もいないので石段を登ることにした。少し前までここは熊が良くいる[でんじゃーぞーん]ってところだったらしい。
私はフワフワと宙を飛んでいるので分からないが、随分と足場が悪いらしい。
落ち葉などで次の段は埋もれ、コケなどで滑る。ついさっきもメリーが滑って落ちていった。まぁ、浮いているって言う理由で私はみんなの命綱役を買って出た。まぁ命綱って言っても全員の腰あたりにロープを付けて、そのロープを私が束ねて持つと言うだけの簡単なお仕事だ。
あ、そうそう。さっき全身に[正]って字を書いた変態が走ってきたのだが、生憎滑り落ちて行った。それだけならいいのだが.......メリーが追い打ちと言わんばかり泥団子を作り、下に投げていた。しかもちゃっかり手袋してやんの.....
ていうかロープを抜け出せたのは驚きだ...ていうか完全に身動きできないようにしていたのにな.....
[✕✕神社~蓮子side~]
まぁ、大体分かってはいたものの.....やっぱり神社はあった。少しでも期待してしまった私が馬鹿だった.....あんな教授の話を信用したからこんな無駄足になってしまったのだ.....
後で教授をネットオークションにでもかけておこう。そうだな.....300円くらいで売れるか?
そんなことを考えていると教授が石段を登ってきた。何故かその体は泥まみれだった。ナンデダロウナー
「君たち.....酷すぎないか?」
「何がですか?教授の嘘話を信じた私達の甘さですか?」
「違うよ!!私の扱いだよ!!」
「教授なんてそんなものですよ」
残る2人は強く頷く。教授が後ろで泣き崩れ落ちいているが気にしないでおこう。こういうのは気にしたら負けなのだ。
しばらく神社を探索したが前回来た時と変わらなかった。神社が消えていたりもしなかった。
教授は「アレレ~?おっかしいぞ~?」なんて言いながら神社の中をウロウロとしている。
結局私達はここに来たのは無駄だったと言う結論に至り、家に帰ることにした。
「撤退~.....」
「「アイアイサ~.....」」
「え?帰るの!?ちょっと待ってよ!!待ってください!!」
帰ろうとする3人に猛抗議する教授。教授はこちらに駆け寄り、後ろを向いて帰ろうとする私の肩を掴む。
「待っ____」
しばらく待ったが、この言葉の続きは聞こえなかった。
何故続きを言わないのかと思い、後ろを振り向く。
すると
神社が無かったのだ。神社のあった所にポッカリと小さい穴ができた感じで。
そして教授もいなくなっていた。私の肩を掴んだ右腕の肘から先を残して。
教授は.......いい奴だったよ.....