上海人形家出禄   作:ルシャルシャ@黒P

75 / 117
前回の~あ~ら~す~じ~
教授が腕だけ残して神社と一緒に消えた。
以上!!

上海可愛い


六十七体目 3人といつぞやの手紙

[✕✕神社~蓮子side~]

教授の右腕は、私の肩をガッチリと掴んでいる。そしてその右腕は肘から先しか無い。

その腕は重力に従い落ちることもなく、血を吹き出すこともなく、ただ私の肩を掴んでいた。

 

私達はあまりの衝撃に声さえ出なかった。とりあえず動いてみたが、腕は私の肩を掴んだ形のまま動かなかった。

ゆっくりと触ってみる。触り心地は教授の腕そのもので、脈もちゃんと通っていた。

 

「ひとまず分かることは.....これは教授の腕で、生きているって事ね.....」

 

「すまない.....私お化けとかの類は苦手なんだ.....」

 

「能力を使っても何も見えないわね.....」

 

メリーは能力を使って、周りを見ているが何も見えないらしい。

とりあえず私も能力を使ってみるが.....

 

「.....今の時間は12時1分.....教授と神社が消えたのが大体1分前だから、12時ジャスト.....」

 

「確か教授が神社を訪れたのも12時くらいって言ってたな.....」

 

ここから考えれるに[12時に神社とその周辺ちょっとが無くなっている]って事が起こっている。毎日かどうかは分からないが、昨日教授がここに来た時は起こっていた。

この神社が消えるのにも理由があるはずだ.....考えろ.....神社に関係しているもの.........

 

「そう言えば.....」

 

メリーが口を開く。こういう時は大体関係の無いことを言うのだが.....

 

「上海がこの上海にいた時はどうだったの?」

 

予想外だった。メリーがそんなことを言うのも、上海に着目するのも。

すると上海が

 

「私は箱の中にいたからなぁ.....外の様子までは分からないし、この神社が消えた感じもしなかったしなぁ.....」

 

と申し訳なさそうに言う。これじゃ何も進まない.....教授がどうなったかも分からないし、上海を過去に戻すこともできな.....

 

「あ、思い出した.....」

 

「何を?」

 

「ここの神社の事。時間の流れがおかしいって上海を閉じ込めていた箱に付いていた手紙に書いてた.....」

 

「あぁ.....確か.....0時から1時にかけて時間の.....何かがなんかするんでしょ?」

 

「メリー、覚えていないなら無理しないでいいんだよ?」

 

とりあえず時空の歪みが何とかかんとか.....

時空の歪みってメリーの能力で見えないのかな?ってさっき見えないって言ってたな.....

あ、思い出した。時空の歪みに衝撃を与えるんだっけ?あの手紙どこやったっけな.....




いつかの手紙ですね。あの手紙どこにあるんでしょうかね?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。