上海可愛い
[蓮子の実家・裏庭~蓮子side~]
どうも、蓮子です。
今私は覗きをやっております。誰を覗いているかと言うと.....上海です。
帰ってきてから裏庭に直行し、ブツブツと独り言を言っているのです。
「んじゃあ何が使えるの?」
ほら、今も何か言っている.....
とりあえず私はここで盗み聞きをしておきます。
.....誰に話してんだ私は。
[蓮子の実家・裏庭~上海side~]
帰ってくるなり裏庭に直行し、魔法を使おうとサタンを呼び出す。
「サタ~ン?」
[本当の事を言うと、その呼び方嫌なんですけどね...]
「そんなことより魔法を試したいんだが?」
[え~......呼び方変えるなら良いですよ...]
「なるほど、それだけで魔法が使えると思えば安いな.....」
[でしょう~?なら呼び方を「だが断る。」
我ながら見事なまでの悪人っぷりだな、と自分で自分を褒める。
だが、魔法が使えないのは困る。それどころか、使えるかすらも分からない。
どうしたものか.....
[なんで呼び方変えてくれないんですか~!!]
「何故かって?それはその呼び方に愛着が湧いているからさ、サタン...カッコイイ名前じゃないか。」
と、イケボで褒めてみる。私だって本気を出したらカッコイイ声くらい.....
すると、
[え?か、か、カッコイイなんて...やめてくださいよ~///も~仕方ないですね~//今回だけですよ~///]
チョロイな。声だけでは判断出来ないが、この反応からして性別は女だろう。
そんなことより魔法を使いたい私はサタンを急かす。
「それで、私はどんな魔法が使えるんだ?」
[あなたの今使える魔法は.....ありませんね]
「.....は?」
[使える魔法はありませんね]
2回も言わないで良いんだ。魔力があるのに使えないってなんだ?素質が無いとかか?
[いえいえ、素質はありますよ?]
「んじゃあ何が使えるの?」
[使える魔法はありませんね]
「どういう事だよ.....」
[解説いたしますと.....あなたは覚えている魔法が無いんですよ。あなたの能力を使えば覚えれますけど.....使いますか?能力。]
「ん?能力?私の能力は...[手から温風を出す程度の能力]と、[糸を操る程度の能力]だっけ?そんなんで覚えれるの?」
[あれ?知らないんですか?]
「何を知らないって?逆にお前は何を知っているんだ?」
すると、サタンは一呼吸おいて話し出した。
その声はどこか業務的で冷たい声だった。
[あなたの他の能力ですよ]
次回で教授の説明不足が.....