上海人形家出禄   作:ルシャルシャ@黒P

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夏休みの季節ですね.....私にはただ無駄に暑いだけですがね(笑)

上海可愛い


七十四体目 蓮子ののぞき見

[蓮子の実家・裏庭~蓮子side~]

どうも、蓮子です。

今私は覗きをやっております。誰を覗いているかと言うと.....上海です。

帰ってきてから裏庭に直行し、ブツブツと独り言を言っているのです。

 

「んじゃあ何が使えるの?」

 

ほら、今も何か言っている.....

とりあえず私はここで盗み聞きをしておきます。

.....誰に話してんだ私は。

 

 

 

[蓮子の実家・裏庭~上海side~]

帰ってくるなり裏庭に直行し、魔法を使おうとサタンを呼び出す。

 

「サタ~ン?」

[本当の事を言うと、その呼び方嫌なんですけどね...]

「そんなことより魔法を試したいんだが?」

[え~......呼び方変えるなら良いですよ...]

「なるほど、それだけで魔法が使えると思えば安いな.....」

[でしょう~?なら呼び方を「だが断る。」

 

我ながら見事なまでの悪人っぷりだな、と自分で自分を褒める。

だが、魔法が使えないのは困る。それどころか、使えるかすらも分からない。

どうしたものか.....

 

[なんで呼び方変えてくれないんですか~!!]

「何故かって?それはその呼び方に愛着が湧いているからさ、サタン...カッコイイ名前じゃないか。」

 

と、イケボで褒めてみる。私だって本気を出したらカッコイイ声くらい.....

すると、

 

[え?か、か、カッコイイなんて...やめてくださいよ~///も~仕方ないですね~//今回だけですよ~///]

 

チョロイな。声だけでは判断出来ないが、この反応からして性別は女だろう。

そんなことより魔法を使いたい私はサタンを急かす。

 

「それで、私はどんな魔法が使えるんだ?」

[あなたの今使える魔法は.....ありませんね]

「.....は?」

[使える魔法はありませんね]

 

2回も言わないで良いんだ。魔力があるのに使えないってなんだ?素質が無いとかか?

 

[いえいえ、素質はありますよ?]

「んじゃあ何が使えるの?」

[使える魔法はありませんね]

「どういう事だよ.....」

[解説いたしますと.....あなたは覚えている魔法が無いんですよ。あなたの能力を使えば覚えれますけど.....使いますか?能力。]

「ん?能力?私の能力は...[手から温風を出す程度の能力]と、[糸を操る程度の能力]だっけ?そんなんで覚えれるの?」

[あれ?知らないんですか?]

「何を知らないって?逆にお前は何を知っているんだ?」

 

すると、サタンは一呼吸おいて話し出した。

その声はどこか業務的で冷たい声だった。

 

[あなたの他の能力ですよ]

 




次回で教授の説明不足が.....

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