上海可愛い
[蓮子の実家・裏庭~上海side~]
「他の能力?そんなのあったっけ?」
[え?忘れたんですか?ほら、教授から言われたじゃないですか]
そんなの言われたかな...と思い出そうとしていると、サタンがあっさりと答えを教えてくれた。
[まとめると、五つあるけど二つ以外は忘れたって言ってましたよ?]
「あ〜...そんなこと言われたかな~......それじゃあ残りの三つは何なんだ?」
[あなたの能力は[手から温風を出す程度の能力]、[糸を操る程度の能力]そしてここからがあなたの知らない能力です。[想像する程度の能力][創造する程度の能力]この二つは組み合わせて初めて力を発揮します。そして残りが[生きる程度の能力]です。]
「OK分かった。細かい説明頼む。」
こんなの名前だけ言われて分かるわけないだろ...と心の中で毒づきながら、サタンが話し始めるのを待つ。
[まずは[想像する程度の能力]から。この能力は[創造する程度の能力]と組み合わせると使えます。この能力を使うと、より明確に色々と想像する事が出来ます。うどんならば味や匂い、温度や食感まで。知っている物でも知らないものでも可能です、想像するだけですし。]
なるほど.....思春期真っ盛りの中学生に与えると大変なことになりそうな能力だな.....
[そして[創造する程度の能力]ですが.....これは恐ろしい程に強力な能力です。昔々...そのまた昔.....幻想郷を作った賢者様、つまり八雲紫。八雲紫は龍神と共に幻想郷を作ったと言われていますが、それ以外にも何人か協力者がいたとか.....その中にこの能力を持った小人がいたとかいなかったとか.......でもこの能力は使う人の実力に比例して強くなります。凄く強い人だと人や、世界を作れたりするらしいですが.....あなた程度で物体を作ろうとすると.....限界出して小さな木箱くらいですかね(嘲笑)]
「人はあまり怒らせない方が身のためだよ?」
と怒りを込めた声で警告する。サタンは小さく「ヒッ!!」と声を漏らして黙ってしまった。
あぁ、能力についての感想は.....幻想郷作ったって言うその昔話は初耳だ...興味深いな...
「それで、最後の謎の能力の説明は?」
[うぅ...分かりましたよ.....[生きる程度の能力]はあなたが今生きている事の理由ですよ、後私が生きている理由でもあります。]
「何を言っているか分からないんだが?もうちょっと私にもわかりやすい説明をしてくれないか?」
[まず、あなた人形ですよね?生きているのがおかしいのです。幻想郷にいた頃はなぜ生きていたのかは知りませんが、今ここにいられるのはこの能力のおかげです。]
理解しようとしたが、全く分からない。
全く分からない.....を、そのまま顔にくっつけていると
[もう少し説明しましょうか?]
と言ってくれる。私の顔を見れるのか?と疑問を浮かべるが、気にしちゃダメだな。
「お願いします...」
[仕方ないですねぇ.....良いですよ。まず人形が生きている。自分の意思を持って動いているって事がおかしいんですよ。幻想郷でなぜ動けていたのは分かりませんが、今ここで生きているのはこの能力が発動しているからです。こっちに来て最初の方は、幻想郷での生命維持的な感じの物が安定していて動けていました。そして教授から体を貰った日。その時も安定していました。ですが数時間前、八雲紫に魔法でやられた時。その時にその生命維持的な物が壊れ、あなたは一度死にました。ですがこの能力が発動してギリギリで生き返ることが出来ました。私もその時に生まれまして...ですが本当にギリギリだったので、あなたを言葉で引き止めたのです。するとどんどんと能力が安定していき、あなたが動けるようになるまで回復しました。だから私はあなたをこっちに返したのです。ちなみに咄嗟に考え出した設定なのでサポーターとか、全くの嘘っぱちです。ですが、私はあなたの中にいる’’何か,,です。あなたの中にいる限り、あなたをずっと助けます。本当の’’サポーター,,になります。だから.....だからこれからも、よろしくお願いします!!]
「長い!!.....だけど内容は分かった。つまり私は八雲紫に1回殺されていると」
[えっと...はい...そういうことになります]
あの首だけB〇A...絶対許さねぇ.....
まぁ、色々と分かった。まだ気になることも残っている。だが今は分からない。
なら...今からゆっくりと知っていけばいい。幻想郷に戻ったら私をこの時代に飛ばしたあの上海人形とその上にいる奴から聞き出せばいい。幻想郷に戻ったら紅魔館に行って、図書館で調べればいい。
知るための手段などいくらでもあるのだ。
ただ、今は幻想郷に戻ることが最優先だ。
さぁ、私達の戦いはこれからだ!!
[打ち切りませんよ?このシリーズ]
[書くこともないようなので、これから後書きは私が担当しますね~]