造られた大罪の少女と白龍皇の少年   作:眼鏡熊@ヒロアカ完走

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UA1000突破及び、焼き鳥君様、お気に入り登録ありがとうございます!

今回は難産だったので、更に駄文かも知れません


ヴァー君と私とナニカの胎動

夏の某日、アリアは学校から出された課題に忙殺されていた。

 

「ヤバい、死ねる。何だよこの量……多いってレベルじゃないぞ」

 

思わず、口調が少し崩れる程に追い詰められているようだ

 

「そんなに多いのか?」

「うん、残りは数学のワーク10ページに国語のワーク11ページ、理科のワークに至っては20ページ。提出は明日だよ!」

「サボってたのか?」

「アザゼル総督の依頼に忙殺された」

「なら、最近食卓のメニューがグレードダウン気味だったのは……」

「依頼のせい……とは言いたくないけど、無いとは言い切れないわね」

「ちょっとアザゼルボコってくる」

「ちょっと待ちなさないこの腹ペコドラゴン」

「なら、手伝おうか?大体……高校卒業程度の頭脳は持ち合わせているぞ?」

「ホント!?ってか誰に教えてもらったのよ」

「シェムハザ」

「成程」

「他ならないアリアの為だからな」

「おいしいご飯食べたいだけでしょ?」

 

じとぉ、と睨むアリアの視線に耐え切れず、ヴァーリが目を逸らすと、

 

「こっち見よっか?」

「よし、課題を始めるぞ!!」

「話を逸らすなぁ!」

 

と、口論を続けていながらも、課題を終わらせ続け……

 

 

「「終わったぁ—————」」

 

午前十二時半、飲まず食わずで遂に終わった。

 

「じゃあ、軽食作るね」

「ああ、頼む」

 

出てきたのはおにぎりだった。

 

「……しかし、面倒な物だな。学校というのは」

 

二人並んでおにぎりを食べながら、他愛の無い話をしていく、

 

「そういうものなのよ」

「ねぇヴァー君」

「ん?」

「私たちお風呂入ってないわよね」

「……そうだな」

「————入りましょうか」

「ああ」

「一緒に」

「おい!?」

「だって、時間的に厳しいでしょ」

「いや、いい!俺が我慢する!!」

「駄目よ。不衛生だわ。そんなの」

「それ以上に不純だろうが!?」

「つい最近も一緒に入ったでしょう?」

「一年前の話だ!!」

「十分近いじゃない」

「そうだけど!」

「いいから行きましょう」

「三十六計逃げるにs「起動(アクティブ)傲慢領域(フィールド・オブ・プライド)」畜生逃げ道失った!!」

「いいから行くよ?」

「くッ……!」

「そんなに……」

 

ふと、アリアの顔が曇る。

 

「そんなに、私とお風呂入るのが嫌なの?ヴァー君」

「いや、あの「嫌なの?」」

 

泣きそうな顔で、問いかける。

それを見たヴァーリは、覚悟を決めた様子で、告げる。

 

「……恥ずかしいんだよ言わせるな」

「嫌じゃ、ない?」

「勿論だ」

「じゃあ、入りましょう♪」

「ああ、いいだろう」

 

そうして、ヴァーリはアリアと混浴するために風呂場に向かっ(死地へと赴い)た——————

 

 

「—————フフッ」

 

一人の少女(?)の、蠱惑的な笑い声は、少年(子羊)の耳へ届くことはなかった。

 

 

————風呂場にて

 

「さて、ヴァー君♪」

「なんだ……」

 

生き生きとしているアリアと死んだ目のヴァーリ。

対照的な二人はお互い身体を洗うのを終わらせ、湯船で向かい合っていた。

 

「キス……しようか」

「なっ!?」

 

戸惑うヴァーリだが、ふと、気づいた。

 

「(アリアじゃ、ない!?)」

 

ふと、急速に頭が冷めて行く。沸々と、怒りが沸いた。何故、どこぞの馬の骨が、俺のアリア(・・・・・)の身体を操っているのか。

訳のわからない輩が、自分の大切を操るのに我慢ならなかった。

 

「……貴様、誰だ?」

「っ!?や、やだなぁ私はアr「嘘を吐くな。貴様は違う。俺の大切(アリア)じゃない。今すぐアリアから消え去れ」————バレちゃったか。ちぇっ、また会おうね?私の旦那様(ルシファー)♪……あれ?ここ、どこ?」

「アリア!戻ったのか!?」

「戻った?どういう……」

 

ふと、アリアは今の状況を確認した。

 

場所:お風呂場

自分:裸

ヴァー君:裸

 

「なっ、ななななななななななななななななな…………!!」

 

顔が赤くなるとともに、魔力が右手に収束されていく。

 

「ちょ、落ち着け!話せばわk「ヴァー君のえっち!!!」たわらばっ!?」

 

ヴァーリの意識は、沈んでいった。

 

 

 

 

————暫くして

 

アリアは、服を着たヴァーリを膝枕していた。

 

「————ここは?」

 

ふと、ヴァーリが目を覚ます。

 

「————ヴァー君!」

 

アリアは、たまらず抱き着いた。

 

「アリア!?」

「良かったぁ……!死んじゃったらどうしようかと思ったよぉ……」

「……大げさだな。あの程度で死ぬような鍛え方はしてないぞ?」

「わかってるけど、わかってるけどぉ……!」

 

泣きそうなアリアに、思わず苦笑してしまう。

 

「(ああ、何時もの彼女だ。これでいい。しかし、ならば)」

 

あの時の『ナニカ』は何だったのだろう?

 

ヴァーリは、アリアを慰めながら、思考を巡らすのだった。

 

 




2017/7/14 少し書き足し
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