造られた大罪の少女と白龍皇の少年   作:眼鏡熊@ヒロアカ完走

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時系列は原作に入りました。後一、二話で本格的に始まります!

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第2章:放課後のラグナロク
赤龍帝のコーチ


 

高校を卒業し、本格的に『神の子を見張る者(グリゴリ)』の仕事してたら

 

「弟分がグレてテロ組織に入ってるとか」

 

もう、笑うしかないよね?

 

まぁ、閑話休題(それはともかく)

なんだかんだヴァー君には一通りお説教をしたから大丈夫ではあるんだけど、今から今代の赤龍帝君の所に行ってテクニックタイプとの戦いにおける立ち回り方を覚えてもらわなきゃいけない。

なんでも、今代の赤龍帝君は才能はないしスケベだけど、もの凄い爆発力を持った子なんだそうだ。

 

「……楽しみだなぁ」

 

ヴァー君は手が掛からなかったからなぁ。

教える方としては、バカなぐらいが教え甲斐があるんだけど。

 

「さて、と」

 

転移先は赤龍帝君の家の地下。

さぁ、楽しませてね?赤龍帝君♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育祭も終わり、ひと段落着いた頃、俺はアザゼル先生に呼ばれて地下のトレーニング場に来たんだけど……

 

「コーチ?」

「ああ、お前もこれからテクニック、ウィザードタイプと戦うことが多くなる。そこで、『神の子を見張る者(グリゴリ)』所属のテクニック、ウィザードタイプの奴を一人呼んである」

「どんな人なんですか?」

 

気になる。

アザゼル先生の所属っていうとぶっちゃけ嫌な予感しかしないけどな。

 

「美人で、スタイルもいい、なにより……」

「おお!」

 

それは是非お近づきになりたい!

 

「ヴァーリの想い人で姉貴分の一人だ」

「えっ」

「ヴァーリの想い人で姉貴分の一人だ」

「えぇええええええええええええええええええ!?」

 

あ、 あの(・・)ヴァーリに想い人ぉ!?っていうか姉貴分の一人!?まだいるのかよ羨ましい!!

 

「お、来たな」

 

アザゼル先生の隣に魔法陣が現れ、一人の女性が現れる。

 

雪の様な、シルクの様な白い髪に、紅玉の様に輝く紅い瞳が特徴的な女性だった。

 

「来たよ。アザゼル総督。で、君が赤龍帝君だね?私はアリア・エーベルヴァインだよ。私の事は……まぁ、『アリア先生』って呼んでくれると嬉しいかな」

「は、はい!アリア先生!今代の赤龍帝で、リアス・グレモリー様の眷属の『兵士(ポーン)』、兵藤一誠です!」

「うん、よろしくね。イッセー君って呼んでもいいかな?」

「勿論っす!」

 

寧ろこんな美人さんからなら呼ばれたい!!!

 

「じゃあ、早速始めようか」

 

と、アリアさんは、赤い宝玉の填め込まれた漆黒の鎌を手にする。

神器(セイクリッド・ギア)だろうか

 

「これが私の神器(セイクリッド・ギア)呪怨の鎌(カース・デスサイズ)。攻撃時に相手にランダムでデバフを付加する神器(セイクリッド・ギア)だよ」

「了解っす!」

 

ランダムでデバフ……避けまくるしかないか。

俺は禁手のカウントダウンを始める。

 

何処まで食らいつけるかな……

 

 

 

 

「じゃあ、いくよ!」

「はい!」

『Boost!』

 

アリアは魔力弾を発射しながらイッセーに切りかかる。

 

「早っ(避けられない!!)、くっ!アスカロン!」

『Blade!』

 

イッセーは籠手からアスカロンを取り出して右手に持ち、鎌を受け止め、籠手で魔力弾を握りつぶし、アスカロンの刃に籠手をあてて押さえる。

 

「ぐっ!」

『Boost! Explosion!!』

「(まずっ!)」

 

アリアはすぐさま脱力し、イッセーの体勢を崩し、イッセーの顔面に膝を打ち込む。

 

「がっ……!」

「力押しだけで勝てると思っちゃ駄目だよ」

 

そして鎌を一閃。

イッセー君は慌てて飛びのいたけど、鎌が掠った。けど、それでいい(・・・・・)

この神器の能力は飽くまで『攻撃にランダムでデバフをつける』。

ただそれだけなのだ。

どんなかすり傷だろうと、当たれば(・・・・)デバフを付与できる。

 

「ぐっ……!動か……ねぇ…!?」

『相棒!麻痺が掛かっているぞ!』

「王手」

 

アリアは一瞬で移動して、イッセーの首元に鎌を当てる。

 

「……参りました」

 

結局、イッセーは禁手どころか、洋服破壊すらも使用できないまま敗北した。

 

 

 

「うん、イッセー君は搦め手に弱いね。私としては戦いやすいけど、イッセー君はどうだった?」

「……完全な力の差を感じました。なにより、禁手を出す前に負けたのが痛かったです」

「そうだね。場合によっては全力を出す前に負けることだってある。まずそれを忘れないでね。じゃあ、次は禁手でやってみようか。私も使うから」

「はい!」

 

アリアとイッセーの訓練は第二ラウンドへと続いた。

 

 

 

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