トンネル
↓
山山山山山山山
山 海
山 海
山 鎮守府 海
山 海
山 海
山山山山山山山
↑
キャンプ地
般若、怪土視点
「情報収集とは言っても今日は主に憲兵の配置を3方の山から確認するだけだ」
「了解しました」
そう言うと般若は双眼鏡を取り出し、怪土は「パン、パン」と2回手を叩くとどこからともなく烏が飛んできて怪土の肩に止まる。そして怪土は烏の首元に遠隔操作可能な超小型カメラを取り付け鎮守府の偵察に向かう事を命じると烏は鎮守府に向かい飛んでいった。
「般若さん自分が烏に命じてる間に何か分かりましたか?」
「そうだな…偶然かもしれんが憲兵の警備が異常に厳重だな」
「そうなると憲兵達による艦娘への性的暴行の可能性は少ないですね」
なぜ憲兵の警備が厳重だと憲兵による艦娘への性的暴行の可能性が少ないと判断したかと言うと、影達は今まで数々の鎮守府を見てきており憲兵が性的暴行を艦娘にしているとそれに夢中になり警備の仕事がおろそかになることを知っていたためである。
「それと他におかしい所が2箇所ある…」
「2箇所ですか?」
「あぁ…まず艦娘が見当たらない出撃のために出てくる艦娘が1人も居ない…そしてどうやらあの黒服共はさっき車やヘリで来ていた奴らの護衛ではなくおそらくこの鎮守府の兵士だな」
「艦娘は監禁されている可能性がありますね…」
「そうだろうな…恐らく、いや確実にオークションに出品されるのは艦娘だろうな」
「…」
「そしてあの黒服共、うなじの部分になにやら機械の様なものをつけているあたりただの人間ではないだろうな…」
「〈神兵〉の可能性は?」
「わからないな…我々はまだ〈神兵〉との戦闘経験が無いそのため特徴もわからない…が唯一わかることは神々の力を持っていると言うことだけだ」
〈神兵〉それは以前影が襲撃した新潟第2鎮守府の提督を追い詰めた時に言った言葉の中に「き、貴様らなど神々の力をもった神兵のまえn」そこまで言うとその提督は体が風船のように膨らみ爆散して死亡した。その後影はその事を陛下に伝え〈神兵〉について調べ始めたものの収穫は1つしかなかった。それはかつて米国が艦娘を使わずに深海棲艦を倒すために生身の人間を〈神格化〉させる計画があったということだ。しかしこれは計画のみで終了していた。それとは別にもう1つ深海棲艦に対抗する計画がありそれは既に最後のテストまで進んでいるものもあるがそれはまた別の機会に。
「神兵の可能性は十分にある…そしてもし黒服共が神兵だったら勝てるかどうか…」
「そうですね…烏が鎮守府ついたそうなので映像確認しますね」
そう言うと怪土は座禅を組むように地面に座ると目をつぶる。
「確かにこの憲兵と黒服の警備は異常ですね…下手したら大本営以上の警備では?」
「艦娘陸上部隊の派遣は愚策だったかもしれんな…俺は他の2方向からも見てくる怪土はここで映像を見ててくれ」
「わかりました」
そして情報収集班はさらに別れた。
般若視点
般若は今トンネル及びこの鎮守府の正門がある山にいる。鎮守府の後ろにある山は建物が壁になりあまり情報収集が出来なかったため、般若はすぐに移動しトンネルのある山にいる.そこでも般若は異常な警備を目の当たりにする。
(いくらなんでも正門の警備が厳重すぎるだろう!?)
般若は口には出していないものの心の中でそう叫んでいた。それもそうだろう通常正門の警備は1~2名多くても3,4人だ、しこしこの鎮守府の正門には18人の憲兵と2人の黒服が警備していた。さらに門の左右には土嚢が2つずつ半円形状に設置されており、その中にはブローニングM2重機関銃が合計4門設置されている。そのに近くには休憩所であろうか?そこまで大きくはないがプレハブ小屋も設置されている。さらに般若はそこに止まっている乗り物を見て驚愕する。
(ストライカー装甲車にM1エイブラムス戦車だと!?どうなっているんだこの鎮守府は!?)
般若は考えていた、なぜ米陸軍の装甲車及び戦車があるのか?どこから手に入れた?在日米軍の物か?米本土の物か?などと考えているとそれを遮るようにして鎮守府から数機のヘリが〈海上〉に向けて飛んでいった。
(あれはチヌークとアパッチか?それもなぜ海上に?もし米国に行くなら航続距離が足りないぞ…空母でも途中にない限り…しかもほとんどの制海権と制空権は深海棲艦がとっているはずだ)
と考えている般若だったが
(考えていてもらちがあかんな…怪土と合流するか)
そうして般若は怪土のいるキャンプ地の戻るのだった。
少し時を巻き戻して怪土視点
般若と別れた怪土は烏の首につけたカメラの映像を見ていた。
(警備が厳重な所以外はおかしいところはないかな?)
そう思っていると倉庫の様な建物の扉が開きそこから3機のチヌークと5機のアパッチが出てくるのが見えた。
(チヌークとアパッチ?なぜあんな物が鎮守府に?)
そう考えているとチヌークに積み込む荷物だろうか?それが工蔽から出てくる
(あれはカプセル?中には何が?)
そのカプセルの中には何かが入っているようだが今の高度からは中身までは見えない。それを悟ったのかはわからないが烏はそのカプセルの中身が見える所まで高度を下げると中に入っていたものが見えるようになる。
(!?これは人間?一体なんのために…?」
そのカプセルの中には培養液の様な液体が入っておりさらに無数のチューブに繋がれた人間が入っていたのだ。そして高度を下げたためカプセルの近くにいる白衣を身にまとっている科学者のような男の喋り声が途切れ途切れだがカメラのマイクに入った。
「これが…こう…かん…ふよ…じだ…かわる」
(途切れ途切れであまりわからないけど最後の方は時代が変わると言っているように聞こえる…)
会話の解読をしている怪土だったが一旦考えるのを中断し烏に戻ってくるように指示を出す。いくら烏でも長時間同じ場所にいたら怪しまれる可能性があるためだ、そして烏がこちらに変えるために方向転換した時にほんの少し開いていたヘリが出てきた倉庫とは違う倉庫の中を一瞬だがうつすとそこには
(あれは…〈機械人形〉?)
しかしほんの一瞬だったため自分の見間違いかも知れないと思いながら頭の片隅に置いておく事にした。
そしてその数分後烏が戻り般若とも合流した。
新しい言葉出しすぎたかも(反省)この編が終わったらキャラ設定とか世界観とかの説明書いた番外編だそう。機械人形はマシンドールと言う呼び方です。あのアニメとは違いますよ。