姿無き部隊と謎多き老人‐艦隊これくしょん‐   作:薪音

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今回遂にあの部隊が⁉


作戦前夜

 翁、白狐視点

 2人は今山の中を歩きながら周辺地形の確認をしていた。やはりここでも翁が口を開いた。

 

「周辺地形の確認と言われてものぉ…なにをすればいいんじゃが」

「…」

「白狐よせめてリアクション位してくれんかのぉ…」

「…」

 

 しかし白狐は翁の言葉には耳をかさず、周りを見回して地形の確認をしていた。

 

「白狐は仕事ねっs「おかしい…」急に喋るのではないこっちがビックリするじゃろう…して何がおかしんじゃ?」

「…急に土が変わった…土の色もおかしい…」

「そうかのぉ?何も変わってない気がするがのぉ」

「…さっきまでは腐葉土だった…」

「木々にとってはいい事じゃな」

「…ここも腐葉土だけど歴が浅い…そして色も少し薄い…恐らくこの山は人工的にここ数10年で出来たもの…」

 

 そしておもむろに白狐は持ってきていたドラグノフの銃口を地面に向けると「耳をすまして…」といい対艦娘弾をドラグノフから放つ。

 

「…ふむ地下180mと言った所かの」

「…」

「言いたい事はわかっぞこの山の地下に何かあると言うことじゃな?」

「…」コクっ

「硬い層にあたった可能性もあるがお主のドラグノフの威力と対艦娘弾の破壊力から考えてその可能性は少ないじゃろうなぁ」

 

 そう言うと翁は腰にさしていた刀に手をやり「ちょっと待っとれ」と言うと目の前で姿を消した。

 

 翁視点

 翁は今霧の様な姿になり銃弾が通って出来た小さなトンネルの中にいた。

 

(ふむ…やはり何かあるのぉ、あの破壊力の銃弾をうけてかすり傷もつかないとはのぉ)

 

 翁は何かの一部を見ながらそう言った。所詮は銃弾の大きさの穴であるため何かの本の一部しかわからない。しかし何かあるという事がわかっただけでも十分な持ち土産になる。

 

(む…時間がないの早く戻らんと)

 

 そうして翁は地上に戻り白狐と合流する。

 

「白狐よやはり何かあっぞい」

「…」

「お主は何か収穫はあったかの?」

 

 それを聞いた白狐は近くにあった気を叩くと「コンコンコン」と高い音で鳴る。それを聞いた翁が

 

「中は空洞と言うことじゃな…この木全部かの?」

「…おそらく」

「そんな事までしてこの鎮守府は何を隠しているのじゃ…」

 

 そう言って翁は周りを見渡しこの山がどこにあるかを確認し

 

「ちょうど鎮守府の裏じゃな…少し早いが戻るとしようかの」

「…」コクっ

「少しゆっくり行こうの帰りが早いと不信がられるかもしれんからのぉ」

 

と翁は言いキャンプ地に戻る。

 

 

 

 

 

その日の夜

 各々今日見たものなどについて喋り、その結果緊急の会議が行われていた。

 

「黒服に米陸軍の車両、海上に飛んでいったチヌークにアパッチ、山を作って隠すほどのものにそして」

「怪土の見たカプセルに入った人間と機械人形か...不味いのぉ」

「でも機械人形は見まちがいの可能性が...」

「だが一応いると思っていた方がもしもの時に素早く動ける」

「作戦を早めた方がいいのじゃないか?」

「それだとヘリなどで来ていた人たちは確保出来ませんよ?」

「元々は提督の暗殺だ」

「そうじゃな、艦娘陸上部隊はどうするんじゃ?」

「今さら派遣の中止は難しいだろうな」

「それでは我々が最初に作戦を開始し、その後に到着するようにしてわ?」

「そうだな、作戦開始はいつにする?」

「明日の昼はどうじゃ?敵も腹が減り始めて集中力が散漫になるじゃろう」

「分かった全員それでいいか?」

「「了解」」

「...」コクッ

「陛下には俺から連絡をする。作戦開始時刻は明日のヒトフタマルマルとする。総員明日の作戦には万全の態勢でいどめ、以上」

 

そう言い終わると各々装備の点検や明日の作戦のために早めに寝るものに別れた。

 

 

 

 

場所は変わり大本営の陛下室

 

「急に作戦開始時刻を変更するとはよほどの事じゃな」

「陸上部隊は何時頃につくように言われたんだ?」

 

そこには1人の老人と黒いマントを纏っている軽巡洋艦の木曽が話をしていた。

 

「ヒトフタサンマルと言われたが奴等の事じゃ作戦開始時刻はヒトフタマルマルじゃろうな」

「じゃあ部隊はその時間に到着させるのか?」

「いや、もう派遣したぞい...少しサプライズも用意したがの」

「全く爺さんは相変わらずだな」

「ほめるでない」

「ほめてるんじゃない呆れてんだよ」

「木曾よ前から言っているがわし一応天皇じゃからな⁉」

「良いじゃねえかそれほど信頼されてんだよ」

「そう言われるとうれしいのぉ」

(ちょろいぜ)

「しかし暇だな俺も行こうかな」

「お主が行ったら誰がわしを守るんじゃ」

「爺さん結構強いから問題ないぜ」

 

木曾はそう言いながら親指を立てる。

 

「問題しかないのじゃが...」

「それに親衛隊だって俺だけじゃないじゃねえか」

「そうじゃが...」

「それじゃ行ってくるぜ」

「待たんか」

「なんだよ早く行かないと間に合わないんじゃねえか」

「許可しとらんじゃろう」

「じゃあ早く許可してくれ」

「木曾よ人の話を聞かぬか」

 

その後数十分この言い合いは続いたとさ。

 

 

 

 

再び場所は変わり鎮守府付近の上空

 

「朝潮もう少しで落下地点ですよ」

「分かりました。皆さんの準備は終わりましたか?」

「...終わっているようよ」

「朝潮さん‼降下ポイントです‼降下開始してください‼

「分かりました、総員降下開始!」

「朝潮さんご武運を祈ります」

「約束は出来ません」

 

そう言うと朝潮は夜の闇に降下していきすぐに見えなくなった。

 

「...皆さん降下していきましたね?それじゃ妖精さん!あれも落としましょう!」

「ワカッター」

「マカセロバリバリー」

「スッゾオラー」

 

そう言い朝潮達の落下から5秒ほどして長方形の鉄の箱を落下させた。

 

 

 

 

影達のキャンプ地

 

「む?」

「どうした翁?」

「誰かくるの」

「なに?人数は?装備はわかるか?」

「安心するのじゃ敵ではないぞ」

「それはどういう事ですか?」

「焦るでないすぐにわかるわい」

「「「?」」」

「貴方達が影ですね?」

「教官殿お久しぶりです」

「朝潮に不知火?」

 

そしてその2人の後ろには5名の艦娘が隊列を組んでいた。そして朝潮が喋りだす。

 

「艦娘陸上部隊及び艦娘第1空挺部隊所属朝潮です!今回はこの小隊の隊長をつとめさせて頂いています。これより影の指揮下に入ります!」

「同じく不知火です、今回はこの小隊の副隊長をつとめさせて頂いています」

 

敬礼しながらそう言う二人に続き他の隊員も

 

「同じく神通です」

「同じく菊月だ」

「同じく多摩にゃ」

「同じく夕張よ」

「お、同じく五月雨です」

 

そして7人のあいさつが終了した。

 

「...あいさつは良いのじゃが...」

 

翁はそう言い般若に視線をおくる。

 

「陛下にはヒトフタサンマルにと言ったはずだが?」

「陛下は「どうせ影の事じゃ作戦開始時刻はヒトフタマルマルごろじゃろ」と言っていました」

(感づかれてたのか)

「そして「めんどくさいから明日じゃなく今からむかってもらうぞ」と言われたのできました」

(どうするんじゃ般若?)

(追い返すわけにはいかないだろう)

(じゃあ作戦に参加させるのか?)

(...それしかないだろう)

「どうしたのですか?」

「い、いや何でもないぞ気にするではない」

「じゃ、じゃあ作戦を伝えるとしましょう」

 




朝潮達の服装は分かりやすく言うと自衛隊の迷彩服です。


GWは毎日投稿する予定だったんですが昨日急遽予定が入って投稿できませんでした。そして今回は携帯からの投稿です。理由は今その予定で今自宅じゃないんです。
ノートPCが欲しいですね...
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