姿無き部隊と謎多き老人‐艦隊これくしょん‐   作:薪音

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やはり我が家が一番ですね。


異常な敵

 次の日のヒトヒトヨンマル、部隊は作戦の最終確認をしていた。

 

「作戦時刻はヒトフタマルマル、まず朝潮の部隊が正門を襲撃し警備がそっちに集中してる間に俺達影が侵入する、質問のある者はいるか?」

 

 般若がそう言うと1人の艦娘が手をあげ喋りだす。

 

「もし、影が全滅した場合はどうすればいいのでしょうか?」

「その時は撤退してくれて構わない。俺達は生命活動が停止すると体の中にある爆弾が爆発するようになっているから爆発が4回おこったら作戦は失敗すぐに撤退してくれ」

「…わかりました」

「質問はもうないか?…無いようだな、それでは時計合わせ。今」

 

 そう言うと全員般若の時計の時間に合わせる。そして

 

「それでは只今より作戦を開始する。各員の奮闘を祈る」

 

そう言い終わると既に片付けられたキャンプ地から移動を始める。

 

「…艦娘達は行ったの…それじゃこちらも〈あれ〉を装備して行くとするかのぉ」

「まさか〈あれ〉が届くとは思いませんでしたね」

「早い所装備するぞ作戦開始時刻まで残り10分だ」

 

 そして昨日艦娘達が持ってきた箱を開けると中には影の隊員達の装備が入っていた。

 般若の装備:改造m500 改造44マグナム 改造mp5 黒い忍者服 般若の面 ???

 翁の装備:太刀 黒い忍者服 翁の面 ???

 怪土の装備:ナイフ及び暗器各種 黒い忍者服 怪土の面 ???

 白狐:改造ドラグノフ 十手 黒い忍者服 白狐の面 ???

 

「般若よ準備終わったぞ」

「私もです」

「」コクッ

「じゃあ侵入地付近まで行き、朝潮の部隊と敵の警備との戦闘が始まりしだい侵入を開始する」

 

 そう言い終わると影は移動を始めた。

 

 

 

 

朝潮達視点

 

「朝潮もうまもなく作戦開始ですよ」

「わかりました、しかし警備が厳重と聞いていましたがこれほどとは…」

「しかし2人いると聞いていた黒服が1人しかいませんね」

「しかし憲兵は18人ピッタリですね」

「た、隊長作戦時刻まで1分きりました」

「それでは各員グレネードの準備を始めてください」

 

 そう言うと艦娘達はグレネードを取り出しピンに手をかけ

 

「攻撃開始!!」

 

そして山の中から無数のグレネードが正門に降り注ぎ爆発する。そして鎮守府からは敵の襲撃を知らせるアラートが鳴り響いている。

 

「掃射始め!!」

 

さらにm4からワンマガジンだけだが正門に向けて弾丸が放たれる。そしてグレネードの爆発により発生していた土煙がなくなっていった。この時艦娘達は正門の警備は全滅したと思っていた普通の生物ならあの攻撃で生きているはずがない…そう普通の生物なら。

 

「バカな!?」

「なんで!?」

「かすり傷1つついていないだと!?」

 

 艦娘達は驚愕していた。憲兵は原形がわからないほどになっていたが、黒服の男はサングラスを人差し指で元の位置に戻しこちらを見ているのがサングラス越しにでもわかる。

 

「そ、総員撃ち方始め!」

 

 再び艦娘達は発砲を開始する。黒服は懐からナイフを取り出すと構え、自分に降り注ぐ無数の弾丸をよけはじめ、よけきれない弾丸はナイフできり回避している。

 

「なんだあのナイフは!?弾丸を切っているぞ!?」

「落ち着いてください菊月」

「落ち着いてられるか!あの黒服弾丸を避けつつ弾丸を切っているんだぞ!?」

「それよりまずいですよ不知火さん」

「そうね…もう弾がないわ」

「仕方ありません…各員最後のマガジンを撃ち尽くしたら白兵戦の準備を始めてください!」

「あの黒服と白兵戦…勝てる気がしないわね」

「そう愚痴るにゃ」

 

 ほどなくしてマガジンはなくなり全員が白兵戦の準備を始めた。

 

「隊長何か策はあるんですか?」

「正面から挑んでも勝ち目はないのは明確です。なので黒服を山に誘導しゲリラ戦を仕掛けます」

「どうやって山に誘導するにゃ?」

「そうですね…」

 

 朝潮はそう言うと黒服の方に目をやり

 

「どうやらあちらから来てくれるようですね」

 

そして他の艦娘達も黒服の方に目をやる。

 

「それでは黒服にゲリラ戦を仕掛けます。攻撃手段は各自の自由で構いません」

 

 そして艦娘達は姿を隠す。

 

 

 

 

鎮守府の執務室

 

「来たようだな」

 

 そう言うのは本来執務をするために使う机に腰掛けている男である。その他にも執務室には3人の人がいる。

 

「正門のは囮でしょうね黒服1人で間に合うわ」

「それより侵入した部隊はどうするんで?かなりの手練のようだべ」

「なんと!それは楽しみですねぇ」

 

 1人はソファーに腰をかけ脚を組んでコーヒーを飲んでいる。2人目は漫画を読みながら喋っている。3人目は執務室の窓から海を眺めている。

 

「お前ら3人でなんとかなるだろう?行ってこい」

「全くめんどくさいわね」

「久々の戦いだべ!」

「楽しめる敵だといいですねぇ」

 

 そう言いながら3人は執務室から出ていった。

 

「…さて準備するか」

 

 

 

 

朝潮達のいる山中

 

 そこでは黒服にゲリラ戦を仕掛ける朝潮達の姿があった。

 

「強いですね…本当に人間ですか?」

「…」

「だんまりですか…」

「不知火さん行きますよ」

 

 ゲリラ戦のはずがなぜか朝潮と不知火は黒服と正面で殺りあっていた。その理由は敵を自分達に集中させてほかの艦娘の攻撃を当てやすくするためにしていた。

 

(行きますよとは言ったもののどうするべきか…)

 

 朝潮がそう考えていると横をナイフが飛んでいった。それは不知火が投げた投げナイフである。6本近く投げたところで不知火がナイフを投げながら黒服に近づき、頭に蹴りを入れる。

 

「ッ!?」

 

しかし不知火の放った蹴りは黒服には届かず逆に足を掴まれてしまう。しかし不知火は今度は掴まれた右足を軸にし左足で蹴りを放つ。その蹴りは黒服の頭に直撃し一瞬手の力が弱くなった瞬間に右足をとり、右足で着地しそのまま回し蹴りを黒服の腹部に放ち数m飛び木にぶつかる。

 

「これは効いたでしょうか…夕張今ですよ」

「持ってきてて良かったc4!」

 

 そう言うと黒服のいた所が爆発する。

 

「c4の直撃ですか…」

「これで死んでなかったら化物にゃ」

 

 神通と多摩がそんな事を喋っていると土煙がはれる

 

「…やはりダメですか」

「嘘!?」

「だがダメージは負っているようだ」

 

 そこにはやっとのおもいで立ち上がっている黒服がいた。

 

「いくらダメージを負っていると言っても近づくのは危険ですね」

「それならこれがあります」

 

 不知火はそう言うと投げナイフを投げ黒服の体に刺さるとナイフが爆発した。

 

「投げナイフ型のグレネードの様なものです」

 

 不知火は系15本の投げナイフ型グレネードを投げた。その結果黒服は膝から崩れ落ちた。誰もが倒したと思っていた、しかし

 

「生命活動停止ノ恐レ有リ、コノ人間ノ操作権限ヲAIニ移行スル」

 

 黒服から機械的な言葉が発せられ次の瞬間うなじにあった機械が黒服の体を覆っていき立ち上がる。

 

「コレヨリ戦闘ヲ開始シマス、敵ノ脅威レベル2、用心サレタシ」

 

 

 

 

影視点

 

 影は既に敵地に侵入していた。そして今敵と対峙していた。

 

「あらあら敵さんは4人なのね残りの2人も連れてくればよかったわ」

「お主艦娘ではないな?何者じゃ」

「自己紹介しないとダメなのかしら?めんどくさいわね…まあいいわ、私は霧風 風華よろしく」

「…」

「敵はお前1人か?」

「この先に2人いるわ」

「ふむ…では吾輩g「…」どうした白狐よ」

「…自分が行く」

「大丈夫か?白狐」

「…」コクッ

「そうか…2人とも行くぞ」

「わかりました」

「やりすぎるんじゃないぞ白狐よ?」

 

 そう言うと影は白狐を残しその場をさった。

 

「あなただいぶ信頼されてるのね」

「…」

「…まあいいわそれじゃ始めましょうか」

 

 そういい2人は徐々に距離を詰める。

 

 

影視点

 

 先に行った影はさっき風華が言ったとおりもう1人の敵にあっていた。

 

「風華と言うおなごからは後2人いると聞いていたのじゃが?」

「この先にいるべ。敵は4人そしてこっちからは3人の刺客さらに敵は1人1人が離れていて最後に残った敵がこっちのボスと対峙する…よく漫画である事だべ!」

「急にどうしたんじゃこやつ」

「わからん」

「不思議な方ですね」

 

 影が苦笑いまじりでそう言ってると男はさらに喋りだす。

 

「わいの名前は堂島 龍崎や!」

 

 そう言うと男は野太刀を手に取り

 

「わいの相手は誰や!」

 

と言う。

 

「じゃあ吾輩が行こうかの」

 

 翁はそう言いながら太刀を抜く。

 

「わいの相手はお主か!じゃあ他の奴らははよう行け先に進まんやろう!」

「わ、わかった」

 

 般若と怪土はよくわからないまま先に進んだ。

 

「お主は太刀使いか」

「お主こそ野太刀とはいいセンスしとるのぉ」

「ヘッへッヘ、じゃあ早速行くで!」

 

 

般若、怪土視点

 

(こいつ強い)

(この方先ほどの2名とは比べ物にならないほど強いですね)

 

 そう思う2人の前には半分は不気味な笑みを浮かべもう半分は泣いている仮面に赤いタキシード、そして銀髪のオールバックの髪型をした細身で長身の男がいた。

 

「おやおや2名が相手とは楽しめそうですね」

「何者だお前」

「人の名を聞くときは自分から名乗るものでしょう?」

「ッ!?」

「名乗れない事情でもあるんですかねぇ?」

 

 男は手を後ろで組み見下ろすようにこちらを見て喋っている。

 

「フフフ、まあいいでしょう今から死ぬ人の名前を聞いても仕方ありませんからね」

(般若さん先に行ってください)

(しかしこいつは)

(大丈夫です後で必ず追いつきます)

(しかし…わかった先に行ってる)

「話合いは終わりましたか?」

「ああ」

 

 そう言うと般若は男の横を駆け抜けていく…が

 

「行かせませんよ」

「クッ」

 

 いつの間にか前にいた男から拳が飛んでくるもそれは般若にはとどかず

 

「あなたの相手は私です」

 

怪土はそう言うと男の拳を手のひらで受け止め男の横腹に蹴りを放ち、男は20m近く飛び建物に激突する。

 

「恩に着る」

「早く行ってください」

 

 そして般若は執務室に向かった。

 そして怪土は男が吹っ飛んでいった方に目をやると建物の瓦礫から

 

「いい蹴りでしたよ。普通の人だったら死んでいたでしょう」

「じゃああなたは普通の人ではないですね」

「フフフ…今回は楽しめそうですね」 




霧風 風華(きりかぜ ふうか)女性 細身 長身 黒髪ショート 顔は想像にお任せします

堂島 龍崎(どうじま りゅうざき)男 筋肉質 身長2m40cm(でかい) スキンヘッド 上と同じく

男 名前不明 男 細身 長身 仮面

黒服の機械に覆われた時の姿はULTRAMANと言う漫画に出てくるベムラーを想像していただければ大丈夫です。
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