ストライク・ザ・ブラッド 〜交わりし二人の真祖〜 作:サンキール
こんな感じで不定期に投稿していきますので宜しくお願いします。
それではまったりとご覧くださいませ!
昼休みになり古城は一人で屋上へと続く階段を登っていた。
「一体どうなっているんだこれは?」
古城は階段を登りながら昼休みまでに気付いたことをまとめていた。まずどうやら一部の人間にしか煌坂を煌坂として認識できていないようだ。古城や那月などは煌坂として認識できているが、煌坂を知っているはずの浅葱ですら煌坂として認識していないようなのだ。そして朝の会話を聞く限り、姫柊も煌坂が絃神島の高校に転校して来ていることを知らないのだ。そして古城が一番気になっているのはやはり煌坂と一緒に転校して来たジェネルだ。一緒に転校して来た以上、古城はなんらかの関係があると考えていた。
「ジェネル、あいつは何者なんだ…」
古城が見ていた限りクラスでは転校生ということもあり、周りの人からいろいろ質問されそれに丁寧に答えていたところを見る限りでは一般的な転校生と変わりはない。などと考えていると屋上へ到着した。屋上へ出るとそこには古城を呼び出した煌坂の他に同じく転校生のジェネル・システィエールが待っていた。しかしいつもなら昼休みには他の生徒がいてもおかしくないはずの屋上だが、煌坂とジェネルの二人以外に人が一人もいなかった。
「お前たちしかいないようだけど、煌坂が何かしたのか?」
「もちろんよ。人除けの術を使ったわ。これでしばらくは屋上に人は来ないはずよ。」
「つまりこれから話す内容は他人には知られたくないってことだな。」
「当たり前じゃない。これから話す内容は他言無用。雪菜にもね。」
姫柊にすら話してはいけない。それだけ重要な話なのだろう、そう思った古城は真剣な顔つきになる。
「その前に一つ聞かせてくれ。お前のことを知っているはずの浅葱ですらお前のことを知らないような感じなんだが、どうしてなんだ?」
ここに来るまでに疑問に思っていたことを質問した。
「今回の件は獅子王機関の上層部、つまり三聖の人たちからの任務でね。その任務を行うために他人から私のことを別人と思わせるような呪術をかけられているの。」
そう答えた紗矢華。
「じゃあなぜ俺や那月ちゃんがお前のことを認識できているんだよ?」
「任務に関係があるから呪術対象から外れたんだと思うけど、古城はともかく”空隙の魔女”まで任務の対象とは考えにくいし、担任になるからって理由で教えているってことでもないと思うんだけど…」
どうやら煌坂にも話されていないことがあるようだ。
「それでその任務っていうのは一体なんなんだよ?」
その質問をした瞬間、煌坂の表情は一層真剣な顔つきになった。
「今回の任務は全世界の運命がかかっているかもしれないの。」
「全世界の運命だと?」
それは古城の想像以上に規模の大きい任務内容だった。
相変わらず短いですが読んでいただきありがとうございます
次回は煌坂が受けた任務内容の詳細や古城とジェネルが会話をするところまでいけたらいいなと思っております!
プロローグからこれまでおよそ1000文字できているのでこれからもそれくらいの文字数にしていこうと思っているので、話数的には結構長くなるかもしれませんがよろしくおねがいいたします!
それでは次回もお楽しみに♪