ストライク・ザ・ブラッド 〜交わりし二人の真祖〜 作:サンキール
この調子で次の目標は500回、1000回と少しずつでも多くの方に見てもらえるように頑張っていきたいですね!
それではゆっくりとお楽しみくださいませ〜
今回煌坂が受けた任務とはある人物の護衛、そしてその人物を連れて第四真祖である暁古城と接触する。これが第一段階目の任務だった。
「ある人物を連れて俺と接触する。つまりはそこのジェネルってやつがそのある人物ってわけだな?」
「ええ、ジェネル・システィエールは朝自己紹介したようなただの人物じゃないのよ。なんたって…」
「煌坂さん、自分のことは自分で話しますよ。その方が詳しく話せますしね。」
煌坂がジェネルについて話そうとすると、ジェネルが自分で話すと言った。
「悪いが煌坂、俺もジェネル本人から聞きたいぜ。俺のことを第四真祖って知ってんならただもんじゃねぇんだろ。」
「いかにも、僕は西方帝国『大罪終着点』を支配していた第五真祖『大罪の無皇』ことジェネル・システィエールさ。」
「なっ、第五真祖だとっ!?」
「そうだよ。驚いたかい?」
驚きを隠せない古城に対してジェネルは楽しそうな笑みを浮かべていた。古城は一層ジェネルに対しての警戒心を高めた。
「そんなに警戒しなくても大丈夫だって、僕は別に第四真祖の君と戦いたいからここに来たわけじゃないんだから。」
ジェネルは両手をひらひらと振りながらそう述べた。
「そうよ暁古城。獅子王機関がそんなことのためにこんな任務を私にさせるわけないじゃない。」
「そ、そうだよな。すまん。」
皇坂にもそう言われ、古城は警戒心を解いた。
「だがそうなると一体何が目的で俺に会いに来たんだ?」
「それについては私が話すわ。任務の第二段階の説明と重なるところもあるからね。」
そういって煌坂が任務の第二段階目を説明し始めた。
「まず、第一段階で第五真祖であるジェネルを第四真祖である暁古城に会わせたのにはもちろん理由があって、あなたに力を貸して欲しいのよ。」
「獅子王機関が俺の力を使わないと解決できないような問題でも発生したってのか?」
「その通りよ。下手をすればあなたですら厳しいかもしれないわ。」
古城ですら敵わないかもしれない。そう言われ一層古城の表情が厳しくなる。
「真祖が二人がかりでも厳しい相手ってのは一体…」
「いいえ違うわ、今回戦うのは任務を受けた私と暁古城の二人よ。」
「なぜだ、第五真祖のジェネルも相当な戦力だろう?」
古城は同じ真祖であるジェネルが戦いに参加しないことに対して疑問に思ったのだが、
「残念ながら僕は現在、眷獣を一体も使役することができないんだ。」
「どういうことだ?」
「ある組織が僕の眷獣の支配権を奪ってしまったんだよ。」
「その言い方だと血の従者ってわけじゃなさそうだな。」
血の従者とは、吸血鬼が自分の体の一部を分け与えることで作り出せる吸血鬼である。相性次第では主人の眷獣を扱うことができ、真祖の眷獣を扱えるのは真祖と真祖から直接血を与えられた長老<ワイズマン>、そしてこの血の従者だけである。
「その組織は血の従者から発想を得てより恐ろしい存在を生み出そうとしているのよ。」
「恐ろしい存在だと?」
「ええ、ジェネルの体の一部を使ってジェネルのクローン体を量産する研究をしていたの。そしてそれがほとんど完成と言える段階まできているの。」
古城は煌坂の言った言葉に恐怖を感じた。
そしてその頃、絃神島上空を通過しようとしていた一機のヘリから3人ほどの人影が飛び出した。3人は同じ仮面を被り、仮面には『I.I』というアルファベットと36,54,81という数字が書かれていた。
読んでいただきありがとうございます。
次回はいよいよバトルシーンに入る予定です!
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