仲間と共に愛しい君のもとへ   作:清夜

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どうも!清夜です。

前回の投稿からかなり期間が空いてしまった。

見てくれている人はいるのだろうが...

まぁ、もとは自己満足のために書き始めた小説!今更気にしない!!

てことで!4話!!

どうぞ!!


4話 ヌシと呼ばれるポケモン

「行け!ズバット!」

 

「こっちはヤトウモリだ!!」

 

スカル団二人は前と変わらないポケモンを繰り出す。

 

『さぁ!デビュー戦だ!!氷華!!ready?go!!』

 

「コン!!」

 

レイは仲間になって間もないアローラロコンこと、氷華を繰り出す。

 

氷華はボールから現れたとき雪を周りに纏いながら現れた。しかも、洞窟内だというのに雪が降り始めた。

 

「どういうことだヨ!雪が降り始めちまったゼ!」

 

『これは俺のロコンの特性。雪降らしだ。』

 

氷華の特性、雪降らしは名前の通り、戦闘に出たとき雪を降らせることで、こなゆきや、ふぶき等の氷タイプの技が降っている雪が一緒になって、自然と威力や、攻撃範囲が強化される。

 

「僕も手伝うよ。」

 

そう言ってイリマもモンスターボールに手をかけるが、

 

『いいですよ。イリマさん。こいつらには氷華だけで十分です。』

 

レイはそう言ってイリマの手助けを断る。

 

「ナメやがって!後悔させてやるヨ!」

 

「ズバット!きゅうけつ!!」

 

「ズバ!」

 

スカル団のズバットが鋭い牙を見せながら氷華へと迫る。

 

『避けろ』

 

「コン!」

 

しかしあっさりとズバットの攻撃を避ける。

 

「ヤトウモリ!ひの...」

 

もう一人のスカル団がヤトウモリへ指示を出そうとするが、

 

『こおりのつぶて!』

 

レイが素早く指示を出し、氷華は指示に従い技を繰り出す。

 

こおりのつぶては技の繰り出すまでがとても早い技で、良く先制攻撃に使われる。

 

氷華の周りに浮かんだ氷の結晶がヤトウモリへと襲いかかり、

 

「ヤモ!!」

 

指示を受ける前にこおりのつぶてがヒットする。

 

効果いまひとつであっても態勢を崩すくらいには効いている。

 

「ズバット!ちょうおんぱだ!」

 

『こなゆき!』

 

「コン!!」

 

ズバットのちょうおんぱを氷華のこなゆきがかき消してしまい、そのままズバットに直撃する。

 

効果は抜群だ。

 

「ズバット!!」

 

雪で強化されたこなゆきが直撃したズバットは戦闘不能となる。

 

「クソ!」

 

「仇はとってやるヨ!ヤトウモリ!!りゅうのい...」

 

『こおりのつぶて!』

 

「コン!」

 

さっきと同じで指示を出し終える前にこおりのつぶてで先制を取る。

 

「ちょ!だからさっきからヒドイ!!」

 

『お前に出番はない!氷華!あやしいひかり!』

 

氷華の額から光の玉が現れ、それをヤトウモリへと放つ。

 

ヤトウモリはその光を受けフラフラと足取りが覚束なくなる。

 

「や、ヤトウモリ!!しっかりしろ!!りゅう...」

 

『こおりのつぶて!!』

 

三度目の先制攻撃をヤトウモリは受ける。

 

「おまえは鬼か!!」

 

『避けられないやつが悪い!とどめだ!こなゆき!』

 

「コーン!!」

 

氷華の渾身と、雪で強化されたこなゆきがヤトウモリに直撃する。

 

「や、ヤトウモリ!!」

 

「ウ~」

 

ヤトウモリは目を回して戦闘不能になる。

 

 

『良くやった!氷華!!』

 

「コン!!」

 

相手2体を戦闘不能にした氷華を労うと嬉しそうにレイへと飛び付く。

 

優しく受け止め撫でていると、

 

「くっそ~!また負けちまったゼ!」

 

「覚えてやがれヨ!」

 

スカル団の二人組は洞窟から捨て台詞を吐きながら出ていった。

 

『これで懲りればいいけど...』

 

「ブラボーですよ。レイさん。」

 

「お疲れ様です...レイさん」

 

レイが呆れたように呟くと、イリマが手を叩きながらリーリエとレイの所へやって来た。

 

「この調子ならそのまま最終試練へ行っても良さそうですね。」

 

『最終試練ですか?』

 

「ええ、とりあえずハウくんの所に行きましょうか。」

 

イリマの言葉に従いそのまま洞窟の先へ抜ける。

 

そこには...

 

「ピチュー!!」

 

体の大ききく、赤い色のオーラを纏ったポケモンとハウが対峙しており、ピチューが戦闘不能となっている所だった。

 

『あれは...』

 

「あれが最後の試練。ヌシポケモンとのバトルです。」

 

『「ヌシポケモン?」』

 

レイの疑問の声はリーリエと重なった。

 

「そう、ヌシポケモン。ヌシポケモンとは普通のポケモンに比べ身体が大きく、あの赤いオーラを纏っています。何故あのようなオーラを纏っているかは不明ですが、強力な個体であることには変わりません。」

 

『...あのオーラは...能力を底上げしているのか?』

 

レイはポケナビを取り出し、ポケモン図鑑でヌシポケモンを見る。

 

[デカグース はりこみポケモン ヤングースの進化系

もともとアローラにはいなかったが、昔コラッタが大量に発生したときに連れて来られた。]

 

『デカグースか...ノーマルタイプですね。今のハウにはキツいか?』

 

ハウは戦闘不能になったピチューを労いながらボールに戻し、ニャビーを繰り出しているところだった。

 

「頼むよニャビー!ピチューのバトルを無駄にしないからね!」

 

「ニャビ!」

 

ハウとニャビーは気合いが入っていて、それでもどこか楽しそうにデカグースを見ていた。

 

『良い顔してる。』

 

「....え?」

 

レイがついポツリと呟いた言葉にリーリエは怪訝な顔をしてレイを見る。

 

『人とポケモンは追い込まれるほど底力を発揮出来る。今のハウとニャビーの様にね』

 

レイはリーリエに目を向けること無く言う。

 

「グースゥ!!!」

 

デカグースが大きく吠える。

 

「ははっ!楽しくなってきた!行くよニャビー!ひのこ」

 

「ニャービ!!」

 

ニャビーがひのこを繰り出す。

 

「グース!」

 

デカグースはひのこを受けることを構わず口を開いてニャビーへと突っ込んでくる。

 

『かみつくか!』

 

デカグースはニャビーへと噛みつこうとする。

 

「まだだ...まだ...」

 

ハウは指示を出さず見ている。

 

デカグースが大きな口を開け後数センチでニャビーへ触れる瞬間...

 

「今だニャビー!!股下を潜り抜けるんだ!!」

 

「ニャビ!」

 

指示を受けたニャビーは後少しで噛まれるところをデカグースの股下を掻い潜ることで回避する。

 

ガチン!と牙を鳴らす音が聞こえ、目標を無くしたデカグースはそのまま地面に顔をぶつけてしまう。

 

「よし!!ニャビー!そのままほのおのキバだ!」

 

ニャビーが牙に炎を纏わせながらデカグースの首もとへ飛びかかる。

 

「グゥゥ~!!」

 

首もとへ噛みつかれたデカグースはうめき声をあげながら立ち上がり、首もとのニャビーをはたきおとした。

 

「ギニャ!」

 

「ニャビー!!」

 

デカグースの大きな手で地面に叩きつけられたニャビーは苦しそうに鳴く。

 

「グカァァァ!!」

 

デカグースは大口をあけ倒れているニャビーへと噛みつく。

 

そのままハウの前へと投げられる。

 

「ニャビー!しっかりして!!」

 

「にゃ...にゃあ...」

 

ニャビーはハウの言葉に反応してふらふらながらも立ち上がる。

 

「もうみてられないです...」

 

リーリエは泣きそうになりながら目を背ける。

 

しかし、レイは目を背けることなくハウを見ていた。

 

『(どうする?ハウ。このままで終わるか?)』

 

「グガガガ!!」

 

デカグースが砲口をあげ此方へ歩いてくるが...

 

「ぐが!?」

 

デカグースは途中で膝まずいてしまう。

 

「えっ?」

 

ハウも驚いていた。

 

『なるほど、相手も無傷ではないからな。』

 

ぬしのデカグースはピチューとも戦っており、連戦していることからダメージが蓄積されている様だ。

 

「ニャビー...」

 

ハウは心配そうにニャビーを見る。

 

「ニャビッ!」

 

しかし、ニャビーはハウを心配させないようにしているのか声を張ってハウを見る。

 

「よし、行くよ!ニャビー!!」

 

「ニャニャッ!ニャ~~~ビ!」

 

ニャビーは素早く前に出ると不意に赤いオーラを纏う。

 

「ニャビー?」

 

ハウもびっくりしてニャビーを見る。

 

『ハウ!!ニャビーの特性のもうかだ!!いまなら炎タイプの威力が上がってるぞ!!』

 

レイがニャビーに起きた現象を見抜いてハウに伝える。

 

「そっか!よ~し!!ニャビー!ひのこ!!」

 

「ニャー!!」

 

ニャビーは即座にひのこを放つ。

 

ニャビーから放たれるひのこはこれまでに比べ、量とひのこの大きさが大きくなっていた。

 

「グ!グガー!!」

 

膝をついていたデカグースは強化されたひのこが直撃していた。

 

デカグースはたまらず倒れる。

 

「ニャビー!ほのおのキバ!!」

 

「ニャニャニャニャッ!」

 

ニャビー再び炎を纏った牙で噛みつく。

 

「グーースッ!!」

 

さっきのようにニャビーは噛みついたままでなく、直ぐに離れる。

 

「ニャー!!」

 

軽やかに地面に着地するとニャビーはデカグースへと戦闘態勢を整える。

 

「グガガガ!!」

 

デカグースは立ち上がる。

 

「ニャビー...」

 

「(コクッ)」

 

ハウがニャビーに意味ありげな視線を向け、ニャビーはそれにうなずく。

 

「グゴー!」

 

立ち直ったデカグースはニャビーへと口を開け突進する。

 

「ニャビー!!ほのおのキバ!!」

 

「ニャーーーーッ!!」

 

ニャビーも突進してくるデカグースを迎え撃つように走る。

 

お互いの距離が縮んでいき、衝突する寸前。

 

「今だ!ニャビー!!

 

「ニャーッ!」

 

ニャビーは上へと跳躍する。

 

真下にデカグースがいる状態で、

 

「ひのこ!!」

 

「ニャービ!!」

 

ニャビーはもうかで強化され、更にほのおのキバで纏っていた炎ごとひのこに乗せて放つ。

 

「グガァァァー!!」

 

デカグースはそのまま地面に倒れ込む。

 

「勝負ありです!ハウさん!エクセレントなバトルでした!!」

 

デカグースが目を回すのを確認するとイリマがハウの勝鬨をあげる。

 

「やっ...た?やったよ!!ニャビー!!」

 

「ニャニャッ!」

 

バトルが終わったのを理解したハウはニャビーと抱き合って喜ぶ。

 

『お疲れ様、ハウ。』

 

「お疲れ様です、ハウさん。」

 

「あ!レイ!!リーリエ!!見ててくれたんだね!!」

 

『まぁ、邪魔が入って途中からになってしまったけどね。』

 

「それでも嬉しいよ!ニャビーがもうかを使ったときに教えてくれたおかげで直ぐに作戦を考えられたんだから。」

 

『それなら良かったよ。』

 

「さぁ、ハウさん、これを」

 

イリマはそう言うとハウにひし形の石を渡す。

 

「...これがノーマルZ...」

 

『これは?』

 

「ノーマルZ。ノーマルタイプのZ技を使うための石です。」

 

『Z技?』

 

レイには聞き慣れない単語だった。

 

「説明は後にしましょう。先にレイ君の最終試練。ヌシポケモンとバトルして頂きます。」

 

イリマがそう言うと崖の上から黒い影が飛び出してくる。

 

『これは!?』

 

通常より一回り、二回りも大きい黒いラッタだった。

 

『リージョンフォームのラッタか...』

 

リージョンフォームとは、レイの仲間のロコンの様に、同じポケモンでも通常とは違う、アローラにしか存在しない姿のポケモンであり、タイプも違ったりする。

 

『なるほど、おもしろいバトルになりそうだ!!』

 

レイは獰猛に笑うと、ボールに手を伸ばす。

 

『リラン!暴れてこい!!ready!Go!!』

 

「ブイ!!」

 

レイが繰り出したのはイーブイことリランだった。

 

『さぁ!始めるぜ!!』

 

こうして、レイの初めてのヌシバトルがはじまった。





レイのヌシバトルが始まりますね!

バトル描写は難しい…

まだまだ未熟ではありますが、読んでいただけるとうれしいです!

では!!
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