約4か月ぶりの更新…かなり期間を開けてしまった…
読んでいる人はいるのだろうか…?
『リラン!たいあたり!!』
レイの指示でリランは直ぐに主ポケモンであるラッタに向かって走り出した。
「ラッ!」
ラッタは大きな口を開け、鋭い牙で噛みつこうとする。
『釣れた!リラン!すなかけだ!!』
「ブイ!」
リランは急停止してラッタに背を向け、後ろ足で地面の砂をラッタにかける。
「ラッ!タ!」
ラッタは目に砂が入って鳴きながら首を降っていた。
『今だ!たいあたり!』
「ブッイ!!」
リランのたいあたりが直撃し、そのまま後ろに吹き飛ぶ。
『そのままスピードスター!!』
吹き飛んだラッタに追い討ちのスピードスターを繰り出す。
スピードスターが直撃したラッタは砂煙に包まれていた。
『………来るぞ!』
様子を伺っていたレイはリランに注意を呼び掛ける。
「ラーッ!!」
砂煙の中からラッタがリラン目掛けて飛び出してくる。
『避けろ!』
「ブッ!」
ラッタの技、かみつくはリランがひらりと避けるも、
『しまった!』
リランが回避行動から地面に着地したときにはすでに目の前にラッタがいて、たいあたりするように突っ込んできていた。
「ブイー!」
リランはラッタのでんこうせっかを受けて飛ばされた。
『リラン!!』
リランはふらつきながらも直ぐに立ち上がる。
「ぐぅぅぅ~」
ラッタはリランを睨み付けている。
『(追撃してこないのか?…もしかして)』
『リラン!!たいあたり!』
「ブッイ!!」
リランがラッタに向かって走り出す。
「グゥゥゥ~ラッ!!」
ラッタもリランに向かって走り出した。
2体がぶつかる寸前、
『リラン!!左に飛べ!!』
リランはふわりと左れ回避する。
するとラッタはかみつくを繰り出そうとしていて、リランが左へ避けたとき勢いを殺しきれず、前に転んでしまう。
『やっぱりそうか!ダメージが大きくて足元がふらついているんだ。今のうちに攻めるぞ!リラン!!たいあたり!』
「ブイ!!」
リランがレイの言葉に応え、さっきよりスピードを出して走り出した。
とどめに入ったのだった。
しかし…
「グゥゥゥ!!ラッタ!!」
ラッタは雄叫びを上げると赤いオーラを纏った。
『っ!なんだ!!』
リランは急の出来事で足を止めた。
「さぁ、これからが本番ですよ!レイくん!これがヌシポケモンと言われる理由です!ただ大きいだけじゃありませんよ!」
バトルを見ていたイリマがレイへ言う。
『…たしかに、さっきハウとバトルしていたデカグースもオーラを纏っていたな。リラン!スピードスターだ!!』
「ブイ!」
リランのスピードスターがラッタへ向かう。しかし…
「グゥォォォ!」
ラッタは直撃を気にせずでんこうせっかで突っ込んできた。
スピードもさっきと比べ、更に早くなっていた。
当然リランは避ける間もなくでんこうせっかを受ける。
『なっ!リラン!!』
リランは大きく吹き飛ばされ、地に落ちた。
「ブ…イ…」
リランは立ち上がろうとするも直ぐに倒れてしまう。
形勢逆転だった。
『クソ!油断した。』
ラッタがゆっくりとリランへ歩いてくる。
『リラン!立て!!』
リランはなんとか立ち上げる。
しかし目の前にはすでにラッタが立っていた。
「グラァァ!」
ラッタは大きく口を開けリランへ噛みついてきた。
「ブッ…」
リランは横へ転がって避ける。
ガチン!とラッタの歯を噛み合わせる音が響いた。
『くっ!駄目か。まさかでんこうせっか一撃であそこまでのダメージなんて…』
リランはゆっくり立ち上がった。
『(戻して氷華と交代するか…)』
レイがそう考え、リランを見ると。
「…」
リランが強い瞳でこっちを見ていた。まるでまだ戦えると示すかのように。
『…まったく、強がるな。なら見せてもらうよ!リラン!!スピードスター!!』
「ブイ!」
リランは直ぐにスピードスターを放つ。
「グゥゥゥ!」
ラッタは少し怯んだ。
『そのままたいあたり!!』
「ブイブイ!!」
怯んでいるラッタにたいあたりが直撃する。
「ラッター!」
ラッタはそのまま後ろに倒れるも、倒れる時にしっぽでリランははたく。
「ブッ!」
リランはなんとか態勢を整える、
ラッタも立ち上がった。しかしラッタも確実に弱っていた。
『…リラン、決めるぞ!』
「ブッイ!!」
「グゥラッター!!」
ラッタがでんこうせっかを繰り出して走ってきた。
「ブイ!」
リランも走り出す。
そしてラッタとリランがぶつかる寸前、リランが大きくて上に跳んだ。
『いけ!リラン!!』
リランは空中で回転しながらスピードスターを繰り出した。
ラッタは背中から攻撃を受け前のめりに倒れる。
『リラン!!』
「ブイ!」
着地したリランにレイは呼び掛け、リランも応えて走り出す。
ラッタは起き上がろうとしている背中にリランはそのままたいあたりする。
再び倒れるラッタの目の前にリランは着地する。
『チェックメイトだ。リラン。』
「ブッイー!!」
リランは至近距離にある倒れているラッタに向けてスピードスターを放った。
「そこまで!挑戦者レイの勝ちです!」
『リラン!!』
イリマのジャッジと共にリランが倒れる。
『リラン、よく頑張ったな。』
「ブイ…」
リランを抱き上げ、労いの言葉をかけると弱々しく応える。
そのままバックからキズぐすりを取り出し吹き掛けボールに戻す。
「ブラボーでしたよ!レイくん。流石にトレーナーとしての資質は十分ですね!!」
「すごかったよ~」
「お疲れ様です、レイさん。」
『ありがとうございます。イリマさん。ハウとリーリエもありがとう。』
皆に感謝を伝えると、レイはイリマに向き直る。
「では、レイくん。これがノーマルZです。」
『ありがとうございます!』
レイはイリマからノーマルのZクリスタルを受け取った。
「いいですか?ノーマルZはこうやって発動するんです。」
そういってイリマは両手を握り両手を前につきだし、横に握りこんだまま広げZを作るようにポーズをとる。
「おお~!格好いい~!!」
ハウは喜んで手を叩いていた。
「力強いですね。」
リーリエも感心していた。
『…これは必ず必要なんですか?』
レイは不思議そうにイリマに聞いた。
「それはもう!ポケモンが全力で技を繰り出すんですから!こっちも全力を出さなければ!!」
イリマは興奮したように言う。
『な、成る程?わかりました。』
レイは腑におちないようだが、納得するのだった。
「ああ後、試練をクリアしたのでこの試練の間にいるポケモンは好きにゲットして結構ですよ。」
「わーい!やったー!早速皆を元気にさせたらゲットしてこよ!それじゃあレイ!リーリエ!またね!」
ハウは目をキラキラさせて走り去っていった。
『相変わらず元気だな~。それじゃあ、僕たちも行こうか、リーリエ。』
「はい。」
「レイくん、ちょっと待ってください。」
帰ろうとしたレイはイリマに呼び止められる。
「Z技はもうひとつのZリングというものが必要なんですが、どうやらまだレイ君の分を用意出来ていないようなのです。」
『…なるほど、つまりまだ僕はZ技を使えないということですね。』
「まぁ、平たく言えばそうですね。残念なことですが。」
イリマはそう言うが、レイは全く気にしてないようだった。
『まぁ、別に問題ありません。Z技に頼りきるつもりもありませんし、もともとZ技が無い環境でしたからね。』
「…なるほど、心強いですね。では、行きましょうか。」
そうして三人はその場を後にするのだった。
レイ達は洞窟から出ると、イリマが3番道路へ向かう事が出来るようになったことを聞いた。
レイはポケモンセンターで手持ちのポケモンを休ませて三番道路へ向かうことになった。
『リーリエ、疲れていない?』
「大丈夫です。私はただ見ているだけなので…」
『見守ってくれるだけでも心強いよ。』
目を伏せるリーリエにレイは微笑む。
「…レイさんは狡いです…」
リーリエは顔を赤くしてうつむき帽子で顔を隠した。
それから二人で三番道路を進んでいると、前に岩のトンネルみたいになっているところがあり、そこに入っていく人影が見えた。
『!あれは…』
「あそこはメレメレの花園ですね。」
リーリエが場所の名前を教えてくれた。
『ちょっとよってもいいかな?』
「はい、行きましょう。」
そうして二人は花園へと向かった。
「…」
入っていった人影はやはり港で戦ったダンだった。
『こんなところでどうしたんだい?』
「…花を見ていた…」
そう言うダンの背中は何処か寂しさを思わせた。
「ここの花は綺麗だな。俺が居た世界でもこんな綺麗な花は見れなかった。どうせなら
『君の居た世界?』
レイは不思議そうに聞き返すもダンは首を横に振るだけだった。
「それより俺と戦え。」
そう言ってダンはモンスターボールを取り出す。
『いいよ。やろうか!』
先までの雰囲気ががらりと変わり、獰猛にダンが笑い、それにつられるようにレイも笑う。
「一対一だ。太陽よ!炎を纏いて龍となれ!ジークアポロドラゴン!!」
ダンがボールから繰り出したのは真っ赤な龍だった。
『前のジークヴルムじゃないのか!?だが!行け!!リール!!』
「かしこまりました。」
レイが繰り出したのはルカリオことリールだった。
『っ!何だ!』
レイは腰の辺りから熱を感じた。
それは肩から下げているバックの中からだった。
中を見るとククイ博士から貰った卵が熱を持っていた。
『反応しているのか。』
「何を余所見している!!アポロ!!かえんほうしゃ!!」
ジークアポロドラゴンこと、アポロは大きな口から大量の火炎を吐き出した。
「リール!スキュラ!!」
リールは口から光線を吐き出してかえんほうしゃを相殺する。
『そのままはどうだん!!』
「ウゥゥッハッ!!」
「アポロ!りゅうのいぶき!!」
「グゥォォォ!」
こんちは先手を取ってリールが吐き出したを繰り出すもアポロのりゅうのいぶきで相殺された。
『なら!リール、スピリッツソード!』
「はっ!」
リールの右手が闘気で作られた黄色の剣を纏い、そのままアポロに向かって走り出す。
「もう一度かえんほうしゃ!!」
向かってくるリールにかえんほうしゃを放つもリールは飛び上がりひらりと体をネジって避け、アポロを切りつける。
「グゥアァァァ!」
アポロは悲鳴をあげる。
『もう一度切れ!』
「させるな!ドラゴンクロー!!」
リールが振り返りながら切ろうとするも、アポロのドラゴンクローがそれを受け止める。
『そのままスキュラ!!』
「りゅうのいぶき!!」
スキュラとりゅうのいぶきがぶつかり、爆発を起こして両方吹き飛ばされる。
『大丈夫か!リール!』
「くっ!問題ありません!」
「アポロ!」
「グゥォォォ!」
両方立ち上がり、かなりのプレッシャーでお互い向き合う。
「やっぱり強いな、アンタ。」
『ダンもね。』
お互いに見合って笑う。
「だが、きょうはここまでにしよう。」
そう言ってダンはアポロを戻した。
『?、これからが面白いところだろ?』
レイは不思議そうに問う。
「俺から始めといて悪いがどうも気が乗らないな。下手に昔のこと思い出しすぎたらしい。」
『…そうか、リール戻れ。』
レイもリールを戻す。
「悪かったな。」
そう言ってダンは出ていった。
レイはそのまま見送る。
「レイさん。」
『…うん』
レイは頷きながら花園を見る。
『確かに綺麗だな。』
レイはそう呟いてリーリエと共に出ていった。
レイが出ていった後、岩影から出てきた少女がいた。
「レイ…やっと見つけた…エンゲージを…」
そう言って少女も着いていくかのようにでていった。
ちょっとは更新する余裕できたかな~。
これでも読んでいる人がいたらこれからもよろしくお願いします!