※タイトルを間違えていたので変更させて頂きました。
<(_ _)>
パチンと部屋から聞こえた
「待ってくれんかのぅ、エヴァ」
「駄目だ。さっきも待ってやっただろ」
そう言って学園長室で将棋をやってる2人の姿があった。髪が長い金髪の少女は、[エヴァンジェリン・A・
K・マクダウェル]、後頭部が何故長いおじいちゃんが[近衛近右衛門]麻帆良の責任者で、学園長だ。
「早くしろ、もう私の勝ちは決まっている。…ん」
「どうしたのじゃ」
少しして
「今茶々丸から連絡があった。話によると、迷子を保護した、そうだ…」
「迷子とな」
「あぁ…それでジジィに合わせたいらしいが」
「侵入者ではないのかのぅ?」
「それが分からないから私に連絡し、ジジィに合わせようとしているのでわないか?」
「…そうか。一応高畑君を呼んでおこうかの。」
と言って学園長は誰かに連絡をした。そしてしばらくすると、扉が開いた。そこにはメガネを掛けた渋いオジサマがいた。
「良く来てくれた、高畑君」
「急に念話で連絡が来たから何かあったのかと驚いてしましたよ」
彼は[タカミチ・T・高畑]麻帆良で先生をしている魔法使いだ。
「スマンの今茶々丸君が、迷子を此処に案内をしているそうだから高畑君もいた方が良いと思ったのじゃ」
「大丈夫何ですか」
「茶々丸の話では害はないらしい」
「…エヴァいたのか」
「タカミチお前わざとやってるだろ」
などと話をしていると扉からノックする音が聞こえた。
「失礼します、絡繰茶々丸です。迷子の方をお連れしました」
「うむ、ありがとう茶々丸君、で…その迷子の方は何処にいるのじゃ?」
「廊下に待っておらっています」
「そうか、入って貰ってくれ」
「はい、分かりました」
そう言って茶々丸は、
「蕾菟さん中にお入りください」
「し…失礼します」
そう言って入ってきたのは、10歳ぐらいの少年だった。そして少年が学園長の方を向いて
「よ…妖怪がいます!」
と言って少年は、茶々丸の後ろに隠れた。左右では、笑いを堪えるタカミチの姿と、大爆笑しているエヴァの姿があった。
「ワシは妖怪ではない!」
「え…そうなのですか?」
蕾菟は茶々丸のほうに向いた
「はい、妖怪ではなく、麻帆良学園の学園長で責任者です」
と茶々丸が答えると、少年が頭を下げてきた。
「ごめんなさい、早とちりしてしまって」
「いや良いんじゃ…誤解が解けたようだしの」
妖怪と間違われてちょっとショックを受けた。
「それより、お互い名前を知らないと不便だから自己紹介をしょうかの。先ほど言われていたとおり麻帆良学園で学園長と責任者をしている近衛近右衛門と申す」
「エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルだ。茶々丸なかなか、面白いのを見つけてきたな」
「僕はタカミチ・T・高畑。麻帆良で先生をしているよ。気軽にタカミチと呼んでくれ」
近衛が自己紹介をし他、その行動に2人も続いて自己紹介をした。エヴァはこちらを見ながらニヤニヤしていた。
「僕は柊蕾菟とお申します。蕾菟とお呼びください」
「そうか…蕾菟君、君に聞きたいことがあるのじゃ」
「何でしょう」
そして雰囲気が変わった。
「此処に何の用で来られた」
「分かり…ません」
「むぅ…判らぬと?」
学園長の問に蕾菟分からないと告げた
「僕が気がついた時には、ベットの上でしたので、でも一つだけ分かることがあります」
「分かることとは何じゃ?」
「此処は、私がいた世界では無いと言う事です」
この場にいた者達は、蕾菟に言ったことに驚いた
「フォ!それじゃ君はこの世界の住人ではないのか」
「はい、此処に来る途中に少し話をお聞きしました。そもそも、蕾菟さんは麻帆良のことを知っていませんでした。そして、蕾菟さんが住んでいた所を調べましたが、そのデータはありませんでした」
茶々丸の補足が入った
「ふむ…蕾菟くん、此処に来る前のことは覚えているかのぅ?」
「え…はい一応」
「話してくれぬかのぅ」
学園長は蕾菟が此処に来る前何をしていたのかを聞く事にした。少しでもいいから彼のことを知り判断をしようと思ったからだ。
「いいですよ」
と言って彼が此処に来る前にどこに住んでて、どのような生活をしていたのかなどを語った。
「流石に信じ難いのぅ…」
「ですが、事実ですし」
学園長とタカミチは、蕾菟の話が想像していたのと違いどうしたらいいのか頭を悩ませていた。
エヴァは蕾菟を見て何かを考えている様子だった。
「どうしましょうか、学園長」
「どうしたもんかのぅ…」
タカミチと学園長は蕾菟の話を信じて良いのか悩んでいた。すると
「おい、じじい」
「何じゃ、エヴァ」
「このぼーやは、危険ではないさ」
とエヴァは言った
「何故じゃ?」
「侵入者がこんな素直に付いてきて事情聴取するか?」
「それもそうじゃが…」
やはり安全が確認出来ない以上、麻帆良の責任者としてはいそーですか、といかないわけである。
「ぼーやは、此処が何処なのか、どんな場所なのかを知らない。そんな奴が侵入者なわけが無い。そしてぼーやと茶々丸の話から推論すると、ぼーやは、この世界で言う異世界から来たと思われる。」
「異世界…のぅ」
「そうだ」
学園長はエヴァの推論を聞いて、考えていた。そしてしばらくして、蕾菟を見た。
「蕾菟君少し質問していいかのぅ」
「何でしょう」
学園長が蕾菟に質問を始めた
「このあと蕾菟君はどうするんじゃ」
「此処にいるのはお邪魔でしょうし、どこかに旅をしょうかと」
「その歳で旅とな…」
「はい、いろいろな所を周り修行をしょうかと」
「修行とな」
「はい」
「そうか」
蕾菟の言葉に納得したように頷きた
「では、最後に蕾菟君、君の目標は何かね」
そう言って学園長は蕾菟のことを見た。蕾菟は、その質問にこう答えた
「困ってる人を助けられる人になりたいです」
と答えた
「何故じゃ?」
「姉様と約束したんです。『困ってる人がいたら助けて上げなさい』と、その約束を破りたくないんです。」
その言葉に、この場にいた者達は、心を揺さぶられた。そして蕾菟は安全であると確信が持てた。
「フォフォフォ、蕾菟君の気持ちしかと見せてもらった!どうだろうか、此処に住んでみないか。衣食住と仕事はコチラで用意しょう」
と学園長が言った
「え…でも」
「ここで困ってる人を助けてやってほしいのじゃ。身よりも無いものを追い出すほど落ちぶれてないぞ。まぁ監視の意味も含めておると思ってくれて構わん」
「あ…ありがとう…ございます」
監視といっていたけど、学園長はすでに蕾菟のことを信じていた。蕾菟は、泣いていた。見知らぬ自分にここまで良くしてくれた事に
「ふむ…それで蕾菟君が泊まるところじゃが…「待てジジィ」何じゃ、エヴァ」
蕾菟を泊めようか話しているとき、今まで黙っていたエヴァが
「ぼーやは我が家に住まわせてやろう」
「え…エヴァがこんな親切なことするなんてどうゆう風の吹き回しかな?」
とエヴァが言った言葉にタカミチと学園長は驚き疑問に思った。
「単にぼーやに興味が湧いただけだ。それに茶々丸がぼーやのことを気に入っているようだしな」
エヴァはそう言った。茶々丸は、その言葉に少し恥ずかしそうにしていたけど嬉しそうだった。
「話が無いなら、連れて帰るぞ」
「そうじゃの、明日の昼に蕾菟君は此処に来てくれんかのぅ。明日の昼までに用意しとくから」
「本当にいろいろ良くして貰ってすみません」
といろいろ準備してくれることにお礼を言った
「終わったのなら帰るぞ。ぼーや付いてこい」
「あ…はい、失礼しました」
「失礼します、学園長先生、高畑先生」
そう言って3人は学園長室から退室した。
「…学園長、本当に彼を此処に住回せていいのですか」
「大丈夫じゃよ。彼は他の者よりも正しい気持ちを持っているよ。立派に育てられていた証拠じゃな。それで相談なんじゃが…」
「相談とは…」
「彼を今度来る2人の新しい先生と一緒に先生をしてもらうのと広域指導員をやってもらおうかと思ってるんじゃ」
「…大丈夫でしょうか」
心配そうにタカミチは言った
「先生の方は分からぬが、指導員としては大丈夫じゃろ。かなりの強い様だしのぅ、万が一彼が悪い事をした場合、ワシが責任とって対処する。まぁしないと思うがの」
「僕もしないと思います」
そう言って2人は、苦笑いをしていた。
その一方、別の場所でもウェールズ・ペンブルック州と言う所でも動きがあった。
次回は、前半がウェールズの話でネギとオリキャラが出てくる予定で後半は3話続きの予定です。次回もよろしくお願いします。