緋弾のアリア 蒼を宿す双剣双銃(一時凍結中) 作:不知火 悠人
『武偵殺し』の情報を得て東京武偵高に向かっていた金無だったが途中で
「あっ………小太刀取りに行くの忘れてた……」
と知り合いの刀鍛冶に自分の武装を預けていたことを思い出し目的地を東京武偵高からその刀鍛冶の家に変更する羽目になったのだった。
ーー二日後ーー
「ハァ………やっと着いた」
俺は電車を幾つか乗り継いで漸く刀鍛冶の家に着いた、まぁとにかく刀を返して貰ってとっとと武偵高に行こう。そんな事を考えながら俺は扉を開け中に入る。
「お~い『四季埼』~?俺の刀返してくれ~」
そう呼ぶと奥から
「あ゙~?誰だ~?」
と言いながら刀鍛冶『四季埼無記』が出てきた
「俺だよ四季埼……とっとと刀を返せって」
俺がそう言いながら置いてあった椅子に座ると
「あ~お前かぁ……ちょっと待ってな今取ってくる」
そう言って家の奥の方に入っていった
なかなか出てこないのでDEを軽く整備しているとようやく四季埼が出てきた
「ほらよ預かってたお前の刀だ」
俺の前に木箱を二つ置く四季埼
「あぁありがと……なぁ四季埼?」
その木箱を見て俺は四季埼に聞く
「なんだ遠山?」
四季埼は此方を見ず明後日の方向を見ながら答える
「俺がお前に預けたのは二本の『小太刀』だったよな?」
「………………………」
答えない四季埼に俺は続ける
「だと言うのになんでこの木箱は太刀が軽く入るサイズなんだ?」
「……………………………スマン!!」
「逃がすか!!」
急に逃げ出した四季埼をワイヤーで捕まえる、そして踏みつけ見下ろしながら問いただす。
「オイコラ?お前まさかまたか?またやりやがったのか?」
「………………………テヘペロ♪」
………ほぉ?
「よろしいならば一発だな」
「え!?ちょっとまっt…ぶげっ!?」
顔面に踵落とし一発で勘弁してやるよ
「………鬼だ…綺麗な面した鬼がいる「なんか言ったか?」イエナンデモ?」
顔面が陥没しながらブツブツ言っている阿呆は放置しておいてとりあえず確認するか………
そう思い箱を開けるとそこには
「………何これ?黒刀?」
そこには何から何まで黒い太刀が収まっていたもう一つの方も同様だった
「オイ四季埼?お前俺の小太刀をどうやったらこう出来るんだ?」
いまだに落ち込んでる四季埼に聞くと
「……あん?そんなもん気合いだよ」
と意味が分からなかった為考えないことにした
とりあえず刀は返して貰ったから行くか……
「行くのか?」
「あぁ……まぁその内また来るよ」
そう言って歩きだそうとすると四季埼が真面目顔で言った
「あぁそうだ一つだけ言っとくぞ遠山」
「…………何だよ?」
すると四季埼はこう言った
「『それ』壊すなよ?」
とかなり本気で言ってきたそれに俺は
「了~解……ってかお前が打った刀がそうそう折れるかよ」
と答えたその答えに満足したのか四季埼は家の中に入っていった
「……よしじゃあ行くか武偵高」
俺は武偵高に向かって歩きだした。
金無が行った後四季埼は先程まで金無が座っていた椅子に座りながら何かを考えていた。
「………さてさて俺が打った斬刀・鈍……しかも二本………折れる事は無いだろうが」
目を閉じ少し考えていたが目を開け立ち上がる
「………やっぱ念には念を入れとくか……『鉋』と『針』……後は『銓』と『鋸』……ついでに『鑢』も必要か?」
何やら呟きながら奥の部屋へと消えていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
四季埼の家から武偵高がある東京まで帰ってきた俺はあることを思い出した
「あ゙……やっべぇ『アイツ』に連絡入れんの忘れてた………」
日本に戻ってくる際に実家に着いたら連絡しろと友人に言われていたことをすっかり忘れてたよ………どうしよ
姿形は完全に女性の金無が道端で頭を抱えている光景は実にシュールだった。
「と,とりあえず一段落したら連絡入れよう………」
俺はひとまずその事を忘れて武偵高へと再び歩き出した
「………多分ボコられるだろうから金次を身代わりにしよっと」
と歩きながら自分の弟を生贄に捧げようとしている金無だった。
短くてごめんなさいなさいm(__)m
次回から原作一巻開始です。
指摘,感想お待ちしておりますm(__)m