IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
うp主はこれから、ベリー苦しみます。
これは12月24日、聖なる夜が訪れる日のことだ。その日、IS学園は休み。幻夢コーポレーションも休み。幻夢コーポレーションは、クリスマス/お正月商戦に余裕を持って作業するため、基本的にお正月・GW・お盆・クリスマスなどは、休みになる。空前絶後の超絶怒涛のホワイト企業であった。それ故に、今年のクリスマスは一夏宅で過ごすことになったのだが、簪が熱を出した。これに対し一夏の状態はこうだ。
①一夏宅に着いて簪が熱を出したので、大慌て。
②正気を取り戻し、自らのベットで簪を寝かせる(へんな意味じゃないよ)。
③水枕、冷えピタ、お粥など素早く準備を完了させる。
④ひと段落つくと、アッと言う間にクリスマス料理を作り、自らの部屋へ。
⑤冷静さを取り戻したせいで、逆にパニックになってしまう、
⑥放心←今ココ
と、いった感じだ。ちなみに簪の熱は37.6といったところだろう。
「ね、ねぇ。い、いちかぁ。」
「はっ!簪が呼んでる!」
ガタッ!って言う音を立てて立ち上がる一夏。もちろん目の前簪がいる。
「ごめんね。せっかくの、イブなのに。こんな状態で……。」
「謝る事はないよ。体調を崩すのは仕方ない事だよ。いくら医学が発達しても、病気が無くなる可能性はゼロに等しいんだ。」
「一夏は、私の主治医で…大好きなゲームを生み出してくれて、それ以上に大好きな私の旦那さんだよ?弱音吐くのは…。」
「わかってる。簪、僕は君のためなら禁忌さえも犯すことができる。」
「ありがとう。」
「さぁ、今日はもうおやすみ。また、明日。」
「うん、おやすみ一夏。」
簪は眠りについた……。
その頃、リビングでは……
「簪ちゃん、大丈夫かしら?」
「そうね。でも、一夏がついてるから問題ないよね。」
「それじゃあ。鈴ちゃん、乾杯。」
「楯無さん、乾杯。」
2人でシャンメリーを開け、一夏のクリスマス料理を楽しんでいた。
一方一旦部屋から出た一夏は、赤服に白ひげを付ける(付ける必要はない)。そして、自らの部屋に侵入して簪が寝ている枕元に一つの箱を置いて行く。そして、部屋から出ていこうとする。だが、後ろから物音がし立ち止まり。ゆっくりと振り返ると、温かく柔らかい感触が唇を……否、脳内全域を支配していた。ビックリした一夏は簪を支えつつも、後ろへ倒れた。そして、簪は……
「メリークリスマス、一夏♡」
「……メリークリスマス、簪♡」
こうして、聖なる夜は2人の濃密で濃厚な口付けで幕を閉じるのだった。
後日、一夏も熱を出したのは言うまでもない………かな?
超ホワイト企業な幻夢コーポレーションと、
熱出しちゃった簪ちゃんでした。
クッソ短いのにこれ書くのに二日かかるとは。
それから、これから1週間弱程投稿しません。
というより、出来ませんので。次はお正月にでも。
それでは、良いお年を。