IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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番外編 ラブラブカップルin 北海道!

皆さま、どうもお久しぶりです。。織斑一夏です。現在僕と簪は、ここ北海道に来て居ます!イェイ!皆さま、拍手ありがとうございます。えー、北海道まで来た経緯をご説明します。

 

3日前・・・

「ラーメンが・・・、新鮮なネタで作ったお寿司が、いい感じに脂の乗ったお肉が食べたい。」

簪のこの一言で、一夏はゲーム制作以上に迅速な動きを見せた。パソコンを取り出し、観光名所、名物料理、宿泊先のホテルなどなど、瞬時に検索・把握し、簪の要求を完璧に満たす場所を探した。それが北海道だった。しかしだ、全員で行くともしバグスターが出現した場合対処できない。だが、その時……。

「北海道に行こうとしてるの、一夏くん?」

楯無と虚が突然後ろに現れた。

「ええ、簪が求めるものを総合すると北海道に。楯無さんは?」

んー、残念ながら私は行けないから、二人で行ってきていいわ。」

「え?どうして?」

「私の方から説明させていただきます。」

「虚さん。何故です?」

「………生徒会の業務が終了しておりませんので。」

「ははは・・・。わかりました。それで楯無さん、お土産は何が良いですか?」

「そうねぇ。あ!夕張メロンとかお願いできる?」

「了解しました。それでは、金曜の授業が終わり次第行かせていただきます。」

「うん。あ、本題忘れてた。えっとね、鈴ちゃんがゲーマドライバーとかの整備ができるようしたいんだって。戦線離脱とはいえ、なんとか役に立ちたいって。」

「・・・・・。そうですか、2代目がそんな事を。あとで直接話してきます。」

「うん、そのほうがいいわ。じゃあ、伝えたからね。お土産よろしくね♪」

「かしこまりました。」

「それでは、失礼します。」

楯無さんと虚さんは教室から出て行った。

 

「・・・、というわけで、簪北海道までデートにに行こう。」

「う、うん。わかった。二泊三日、でいいんだよね?」

「うん。じゃあ僕は織斑先生の所に外出許可もらいに行ってきます。」

「い、行ってらっしゃい。」

流石の簪も、一夏のスピードについて行けなかった。

 

・・・職員室

「織斑先生、三日分の外出許可ください。」

「・・・織斑、条件付きでなら許可を出す。」

「一体なんですか?」

「三日分の朝昼晩の食事を作り置きしてくれたら許可する。」

「三日分のカレー作りましょうか?野菜増し増しで。」

「いいのか?許可出さんぞ。」

「クッ!わかりましたよ。何作ればいいんですか?」

「えっと、ハンバーグとオムライスとぉ、後は・・・。」

「はぁ。子供みたいで困った姉ですね。わかりました、今日明日中には持っていきます。」

「本当か?なら許可する。」

つくづく甘いなと思う職員一同であった。

 

約束通り料理を作り置きし(この時、クリアできるまでやめられないスパルタな現実の再現度が高い料理シミュレーションゲーム作ったほうが早い気がして居た一夏であった)、荷造りを済ませ空港へ向かう。無事に北海道行きの飛行機に乗り込み、何事もなく北海道へ着陸する。え?無事が当たり前?そんなふうに思って居る方がいると思いたくないが、一応説明しておきましょう。そう、彼らのデートはほぼほぼなんらかのトラブルに見舞われるのだ。ここまで何も怒らないのは不自然というくらいにだ。

空港から外に出ると、顔に冷気が襲いかかる。簪のメガネも曇る。空港から出る前に手袋やマフラー、ニット帽を着用し、カイロも用意したが冬の寒さが身に染みる。

予定通り金曜の夜に札幌に到着し、無事にホテルでチェックインする。部屋に入りシャワーを浴び、明日に備えて寝る。因みに、ベットは大きいのが一つだけだった。

 

次の日の朝、身支度を済ませ車に乗り込む。向かうは旭川、目当ては醤油ラーメン。何を隠そう、一夏と簪はラーメンの中では醤油こそ至高という醤油党なのだ(因みに主もだ)。旭川にあるというラー〇ン村に足を運ぶ。二人でどの店が良いか決め入店。因みに決める時は二人同時に揃ってました、流石バカっp・・・ベストマッチカップル。入店し、メニューを確認。一番人気にして店長オススメと書いてある醤油ラーメンを硬麺で注文。二人ともネギ抜きだ。このことに関して簪は、

「食べずらくなるだけだし、最後にスープ飲み干す時に邪魔だから最初から抜いてもらってる。」

と言っていた。

「右に同じく。」

と、一夏も便乗するのだった。

 

「醤油ラーメン二丁、おまち!」

簪はかけていたメガネを外し、二人共両手を合わせ言う。

「「いただきます」」

と。同時にはしを割り、麺がある丼に勢いよく(スープが跳ねないくらいに)突っ込み麺を引っ張り出す。軽く息をかけると、2人は口に麺を入れ豪快に啜る。麺からスープが跳ねるが気にしない。二人の服装はラーメン‘を食べる為に用意されているようなものだ。気にせずに、麺を啜り続ける。メンマやチャーシューに手を付けつつも、そのスピードは落ちない。丼の中の具材を食べ切ると、一気にスープを飲み干す。

「「ぷはぁ〜〜、ごちそうさまでした。」」

食べ終わると外していたメガネを掛け直し、店を去る。そこには、一滴のスープさえも残っていない丼が2つあったとさ。

 

店を後にし、再び車に乗り込む。次の目的地はオホーツク海の流氷だ。目指すは網走市!そうして、車は再び走り出す。

 

車での長旅を満喫していると、途中で狐が飛び出してきた。大事には至らなかったが、少々危なかった。が、無事だったし狐を拝めたし良しとするか。




皆さま、どうもこんにちは。
protoです。いや〜皆さまの暖かいコメントに心打たれ、書く意欲が湧いてきましたよ!コメントいただいた方には、遅くなってしまいましたがしっかりと返信させてもらいました。

で、ふっかつ?早々本編でなく申し訳ありません。
何故かこっちのほうを書きたくなりまして、
はやくupしないとと思い書きやすいデート回になってしまいました。
なるべく早く本編を上げられるよう最善を尽くしますので
これからもどうぞ、本作をよろしくお願いします。

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