IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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第103話 一夏の Secret 情報

アランブラはダブルアクションゲーマーレベル XXに倒された。え?唐突すぎる?仕方ない、アランブラ戦に関しては特段何もなかったからな。いや、うん本当に何もなくて。例えるなら洞窟行ったのに全く美味しい展開のないマ〇〇ラ実況みたいな感じだよ。そんなわけで、ラウラ・ボーデヴィッヒを治した。

 

それから数日のことだった。3人にメールが来ていた。その3人は、呼ばれた場所に行く。全員目的地は同じ。そこに居たのはメールの送り主である……篠ノ之束であった。

「やぁ、待ってたよ。ブレイブにスナイプ、それから元2台目レーザー。」

「いや、アタシは2代目ね!2台目じゃないから!」

同音異義語ってあるよね。

「君たちには、教えてあげようと思ってね。いっくんの秘密を。」

「え、一夏の秘密?何それ、私聞いてないんだけどなぁ〜。一夏が私に隠し事かぁ〜。ふぅ〜ん。」

あ、簪がヤンデレっぽくなった。

「い、いっくんを守るわけじゃないけど、この事は本人も知らない。フフッ……実はね。いっくんは、適合手術を受けていないんだよ。」

「「「え?適合手術を受けてない?」」」

そう、本来は体に少量のバグスターウイルスを流し、バグスターウイルスに対して抗体を作る事で仮面ライダーへの変身を可能としているのだ。

「束さん。それはどう言う事なの?」

楯無が冷静さを保ち続けているように頑張っているが、動揺を隠しきれてない様子だ。

「簡単簡単、いっくんはゲーム病患者なんだよ。」

「「「!!!」」」

「じゃあ、束さんは行くね。バイバァ〜イ。」

束はいきなり姿を消した。

「これであいつらがどう動くのかだな、束。」

「そうだね。とりあえず、君のガシャットは完成させないと。」

影に隠れていたパラドの後ろから束が現れる。

「おいおい、おどかすなよ。はぁ、ゾンビが板について来たんじゃないか?」

「かもね。でも、私は神の才能を持った者だよ?ゾンビになったくらいじゃ、どうって事ないよ。さぁ、戻ってデータを解析しよう。意外とデータの集まりが良くてね。多分もうできるよ。」

「そうか。心が躍るな、束。」

そう言って二人は、帰って行った。

 

その日、簪はゲームスコープを寝ている一夏を検査した。その結果が……

「No Data ねぇ。不具合とかでは無いの?」

「それは無い、と思う。患者をスキャンしてるわけじゃないから。」

「でも、一夏って確かバグスターウイルスの生みの親なのよね?だったら未知のウイルスでもおかしく無いんじゃ無い。」

「なるほどね。まぁ、いいわ。何か違和感があったら連絡するなりしましょ。」

「うん。」「えぇ。」

「それじゃあ、寝ましょう。」

「おやすみ、お姉ちゃん。」

「それでは、失礼します。」

それぞれの部屋に帰って行った。




秘密暴露、エグゼイドファンの皆様おそらくあと2、3話であのシーンが来ます。EXCITEをかける準備、しておくことを推奨します!

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