IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
『Perfect Puzzle』
「変身」
パラドはデュアルのボタンを押す。
『デュアル アップ!Get the glory in the chain! PERFECT PUZZLE!』
パラドの前にパネルが現れ、パズルピースがずれて行くにつれて一枚の絵が出来上がっていく。そして、そのパネルの後ろから現れた彼こそは……
「俺はパラド。そして仮面ライダーパラドクス、レベル
青いカラーの新たなライダー『パラドクス』のレベルは50。彼女達の最大レベルは5。到底太刀打ちできる相手ではない。それでも、彼女達は諦めるということはしない。
『バンバンシューティング!ガン!』
『タドルクエスト!ブレード!』
「第五戦術!」
「術式レベル5」
「「変身!」」
『バンバンシューティング!ドラゴナイトハンター!スナイプ!』
『タドルクエストォ〜!ドラゴナイトハンター!ブレイブ!』
そして楯無は、ミステリアス・レイディを纏い、さらにガシャコンソードと専用機の武装である
「おぉ。なんだか楽しめそうだな。でも、まずはこっちの手の内を晒すか。じゃないと、フェアじゃないからな。そうだな、例えばよっと。」
そう言ってパラドクスが、両手を掲げるとフィールドに展開されていたエナジーアイテムが入っている宝箱やドラム缶がエナジーアイテムに変わっていく。
「バラバラだったお前達のアイテムを統一することも可能だ。」
「………許せない。」
「え?なんだって?」
「一夏が作ったものに手を加えるなんて邪道!罰当たり!その行為、万死に値する!」
激おこプンプン丸なスナイプは、『ガシャコンマグナム』を取り出し、
「うぉぉぉぉぉぉ!」
ガシャコンマグナムとドラゴナイトガンでパラドクスを乱れ撃つ。何発撃っても百発百中の腕前の簪は、この乱れ撃ちの中で腕が上がり続けている。
「こりゃいい腕だ。楽しめそうだな。」
そうして、パラドクスは両手を上に掲げエナジーアイテムを空中に集め、パズルのように並び替え始めた。そして、選んだ三枚を自分へ使う。
『反射!』『マッスル化!』『回復!』
反射のエナジーアイテムでスナイプの攻撃を、スナイプとブレイブに跳ね返す。簪の正確無比な射撃を利用した戦法だ。回復のエナジーアイテムで多少減った分のライダーゲージを戻す。最後に地面を叩き、スナイプとブレイブを変身解除に追い込む。
「ふぅ。意外と楽しめたぜ。それじゃあ、ガシャットは頂いてくぜ。」
所持していたタドルクエスト、バンバンシューティング、ジェットコンバット、ドレミファビート、ドラゴナイトハンターZ。その全てをパラドに奪われたのだった。