IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
「それでは、学園祭の出し物の案がある方は……事前に言っておきますが、僕を絡めるのはやめてくださいね?」
IS学園も学園祭の時期。クラスでは何故か一夏が仕切っている。
((あぁ、クラスをまとめあげる一夏カッコいい!))
2人ほど、見惚れている方が居ますがまぁ良しとしましょう。
「それでは、アイデアをまとめます。まずは、コスプレ(メイド風)喫茶。それから、織斑一夏のIS学園限定新作ゲーム体験会。」
一夏自身乗り気ではないが、生の反応が観れるのはいい事だと割り切りOKを出した。
「えーと、この2つでどちらか決めます。多数決でいいですね。それでは、喫茶店がいい人。次にゲーム体験会がいい人。」
結果は半々だった。
「うーん、思い切って合併しましょうか。ゲームコスプレ喫茶はどうですか?」
「おぉ、さすが一夏。」
と、目を輝かせるのは簪。
「それもありだな。むしろやってみたい。」
と、メイド喫茶を提案したボーデヴィッヒ。
「納得できん!何故剣術ができんのだ!」
と、まぁ篠ノ之さんが怒る。
「危ないからですよ。そんなにやりたいなら、剣術の師範にでもなってやってください。それでは、ゲームコスプレ喫茶でいい人?」
結果は箒以外の全員だった。
「わかりました。幻夢コーポレーションと連携して作業を始めます。次に製作するゲームのテーマを決めて行きたいと思います。これは、プログラミング班、キャラ班、モーション班などに分けて行います。もちろん喫茶店の準備などもありますので、3:7に分けて行いたいと思いますが、何か意見は?」
不満そうな篠ノ之以外は手を挙げようとしているが、どうやら殺気を感じたらしくやめた。残りのクラスメイトは手を微動だにしない。
「わかりました。それでは、班分けを開始します。」
こうして着々と学園祭の準備は進んだ。
その頃とある場所では
「我々『
「君達ごときが、この神の才能を持つ私に頼みごとか。財団Xあたりにでも頼んだら?」
「ッッッ!あー!もうダメだスコール!俺にやらせろ!」
というか女性に対し、スコールと呼ばれた女性は……
「ダメよオータム。多分貴方じゃ勝てない。」
「よくわかってるじゃないか。変身。」
仕込んで居たバグスターバックルに、さらに仕込んでいたバグヴァイザー(ガシャット挿入済)をセットし、ボタンを押す。
『ガッチャーン!バグルアップ!デンジャラス ゾンビィ!』
「これを見ても、勝てる気がする?」
「……無理だな。あーあ、つまんねーの。」
「それでは、篠ノ之博士。私達はこれで。時期に彼女も動く頃ですから。」
「そう、気を付けてね。」
そう言って、亡国機業は姿を消した。