IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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第126話 動き出した Bugster

ちゃちゃっと、とある物を作り始める。

「ふぅ〜、こんなもんでいっか。」

「一夏、それなに?」

「大きいゲームスコープ。でも、しっかり個人個人の症状を把握できるし、何のバグスターウイルスに感染しているか、統計が取れる。……って、アレ?ニコは?」

「え?……あ!居ない!」

ニコがいなくなった。一夏達は探しに出た。

 

 

ニコを探して、街に出る。しかし、モータスバグスターが立ちはだかった。

「簪は、ニコをお願いします。」

『マキシマムマイティX!』

「マックス大変身!」

『ガッチャ〜ン!レベルマァ〜ックス!ガコンッ!マキシマームパワァ〜 エ〜ックス!』

マキシマムゲーマーに変身。そして、ガシャコンキースラッシャーのスロットにマキシマムマイティXガシャットを装填する。

『マキシマムガッシャット!キメワザ!』

「リプログラミング!」

『マキシマムマイティ!クリティカル フィニッシュ!』

キースラッシャーから光が射出され、モータスバグスターに当たる。モータスバグスター自体に、変わった点はない。一夏がリプログラミングしたのは、バイクの方だ。よって、今現在モータスバグスターはハンドルだけ握って、足元にタイヤが転がっている状態だ。

「Noooooo!俺様のバイクが……。」

ガシャットをドライバーに戻し、レバーを動かす。

『ガッチョ〜ン キメワザ!』

「これで、終わりだ!」

『ガッチャ〜ン!マキシマァ〜ム!クリティカル ブレェ〜イク!』

地面を殴り、その衝撃でモータスを浮かせ、そのままライダーキックを放つ。

「Oh!覚えてろぉ〜!うわぁ!」

捨て台詞を吐きながら爆散するモータスを横目に、一夏はガシャットを取り出す。

『キメワザ!爆走!クリティカル ストライク!』

マイティアクションXにドライバーのガシャットを切り替え、レーザーバイクに乗り込み、簪の後を追う。

 

 

その頃、簪は……

「ポッピー……どうして?」

「ライダーの医療行為は、違反行為だよ♪」

立ちはだかるポッピーピポパポ。そして、その奥には、

「パパとママの役に立ちたい!」

クロニクルガシャットを握り、アランブラに向かおうとするニコが居た。

「……変身!」

『Enter The GAME!Riding The END!』

ポッピーという壁を超えられず、娘の変身を許してしまった簪は、自らに怒りを覚えていた。

「第伍十戦術!ヘシンッ!」

『バンバンシミュレーションズ!デュアルガッシャット!ガッチャ〜ン!デュアルアップ!スクランブルだ!出撃発進!バンバンシミュレーションズ!発進!』

自らの怒りをエンジンに駆け抜け、自らに装飾を施してるニコとアランブラの間に立つ。

「ニコ、どうしてそれを使ったの?」

「…ごめんなさい。ガシャットロフィーを手に入れて、被害が拡大する前に、このゲームを終わらせようとして…。」

「はーい♪ポッピーピポパポがゲームをナビゲートするよ♪この仮面ライダークロニクルをクリアするには、13個のクリアの証『ガシャットロフィー』を手に入れて、ラスボスに挑む必要があるんだよ!」

この発言に、対して簪がとった行動は…。


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