IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
ちゃちゃっと、とある物を作り始める。
「ふぅ〜、こんなもんでいっか。」
「一夏、それなに?」
「大きいゲームスコープ。でも、しっかり個人個人の症状を把握できるし、何のバグスターウイルスに感染しているか、統計が取れる。……って、アレ?ニコは?」
「え?……あ!居ない!」
ニコがいなくなった。一夏達は探しに出た。
ニコを探して、街に出る。しかし、モータスバグスターが立ちはだかった。
「簪は、ニコをお願いします。」
『マキシマムマイティX!』
「マックス大変身!」
『ガッチャ〜ン!レベルマァ〜ックス!ガコンッ!マキシマームパワァ〜 エ〜ックス!』
マキシマムゲーマーに変身。そして、ガシャコンキースラッシャーのスロットにマキシマムマイティXガシャットを装填する。
『マキシマムガッシャット!キメワザ!』
「リプログラミング!」
『マキシマムマイティ!クリティカル フィニッシュ!』
キースラッシャーから光が射出され、モータスバグスターに当たる。モータスバグスター自体に、変わった点はない。一夏がリプログラミングしたのは、バイクの方だ。よって、今現在モータスバグスターはハンドルだけ握って、足元にタイヤが転がっている状態だ。
「Noooooo!俺様のバイクが……。」
ガシャットをドライバーに戻し、レバーを動かす。
『ガッチョ〜ン キメワザ!』
「これで、終わりだ!」
『ガッチャ〜ン!マキシマァ〜ム!クリティカル ブレェ〜イク!』
地面を殴り、その衝撃でモータスを浮かせ、そのままライダーキックを放つ。
「Oh!覚えてろぉ〜!うわぁ!」
捨て台詞を吐きながら爆散するモータスを横目に、一夏はガシャットを取り出す。
『キメワザ!爆走!クリティカル ストライク!』
マイティアクションXにドライバーのガシャットを切り替え、レーザーバイクに乗り込み、簪の後を追う。
その頃、簪は……
「ポッピー……どうして?」
「ライダーの医療行為は、違反行為だよ♪」
立ちはだかるポッピーピポパポ。そして、その奥には、
「パパとママの役に立ちたい!」
クロニクルガシャットを握り、アランブラに向かおうとするニコが居た。
「……変身!」
『Enter The GAME!Riding The END!』
ポッピーという壁を超えられず、娘の変身を許してしまった簪は、自らに怒りを覚えていた。
「第伍十戦術!ヘシンッ!」
『バンバンシミュレーションズ!デュアルガッシャット!ガッチャ〜ン!デュアルアップ!スクランブルだ!出撃発進!バンバンシミュレーションズ!発進!』
自らの怒りをエンジンに駆け抜け、自らに装飾を施してるニコとアランブラの間に立つ。
「ニコ、どうしてそれを使ったの?」
「…ごめんなさい。ガシャットロフィーを手に入れて、被害が拡大する前に、このゲームを終わらせようとして…。」
「はーい♪ポッピーピポパポがゲームをナビゲートするよ♪この仮面ライダークロニクルをクリアするには、13個のクリアの証『ガシャットロフィー』を手に入れて、ラスボスに挑む必要があるんだよ!」
この発言に、対して簪がとった行動は…。