IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

144 / 149
第129話 クロニクルの True

ポッピーが仮面ライダーポッピーへと変身した。ベルトのバグヴァイザー?を外し、ビームモードで攻撃を開始する。

「おい!やめろ、ポッピー!」

「ねぇ!どうしたの?ポッピー!」

「無駄だ。」

声のする方へ視線を移すと、そこにはパラドが座っていた。

「どういうことだ!」

「お前たちが始めてポッピーと会ったとき。既に束は、手を加えてたのさ。そっちの情報を持ってくるスパイにしてな。」

「そんなの嘘d……うわぁ!」

後ろからチェーンソーで斬りつけられる。

「そんなに攻撃されてるのにまだ信じるのか。セーブデータが消して、元に戻っただけなのにな。」

「ポッピーは、そんな奴じゃない!ポッピーの運命は、俺たちで変える!」

 

 

そうこうしてる間、スナイプはリボルの相手をしていた。上空から一方的に殴ってるように見えるが、これが違った。

スナイプに攻撃するように見えていたものは、全てライドプレイヤーに当たっていたのだ。

「しまった!やられた!」

その攻撃によってライドプレイヤーの変身が解除される。そして、

「コンティニューは出来ません!たった一つのライフを大事にしてね!」

『GAME OVER!』

「そんな、嘘だろ!」

「嫌だ!死にたくない!」

「いやぁぁぁぁ!!」

ライドプレイヤーたちは、消滅していった。

 

 

その光景に目を奪われ、守れなかったという無力感が2人に襲いかかっていた。その後ろから、

『クリティカルクルセイド』

仮面ライダーポッピーが可愛らしいエフェクトを発生させながら、見た目に反した性能の必殺技を繰り出してくる。

無防備な背中を攻撃され、変身解除まで追い詰められる。

 

 

変身解除と同時に、ゲーマドライバーやガシャットが放り出される。

それらを陰で見ていた別のライドプレイヤーらが奪いにくる。が、それとは他に

「グヘヘ、この嬢ちゃん中々いい顔してるじゃねぇか。アイテムついでにもらっt……ん?」

「「その汚い手で!」」

簪に伸ばされていた手を、手首ごと折る勢いで、力を入れる2人がいた。

「俺の彼女に!」「私の妹に!」

「「触れるな!」」

そのまま、ライドプレイヤーを吹き飛ばす。簪のことになると、我を忘れてしますのがこの2人である。

 

 

「さて、俺もそろそろ楽しませてもらおうかな。」

『Perfect Puzzle!デュアルアップ!Perfect Puzzle!』

「俺は、仮面ライダーパラドクス。さぁ、遊ぼうぜ!」

高らかと名乗り上げる。それにつられてクロニクルプレイヤーが集まってきてしまうのだった。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。