IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
織斑一夏・・・です。今、九条君と更識さんのお父さんの葬式をうちの会社で行なったところです。遺体がないので普通に行うことができないので。
「更識さん、・・・簪さん。この度は本当に申し訳ありませんでした。こちらのミスであなた方のお父さんを助ける事が出来ず、あなた方2人に深い心の傷を作ってしまいました。」
「・・・頭を上げてください。あなたは、私達やお父さんの為に頑張ってくれた。体を張って私や簪ちゃんを助けてくれた。それに、あの場で何も出来ずに終わった私にも責任があります。・・・だから決めました。私達更識は幻夢コーポレーションのスポンサーとなり、今後も仮面ライダーとしてバグスターと戦う事に決めました。まぁ、衛生省からの紹介と・・・。」
「私が言ったの。これからも一夏と戦いたいって。」
2人がまっすぐな瞳で僕を見る。
「ですが・・・、僕は大切な相棒さえ守れなかった。次またあの様な状況になった時守りきれるかどうかすら危うい。」
僕は弱音を吐いてしまった。でも、簪さんは
「だからこそ、私達も戦う。戦って、経験を積んで強くなる!ゲームと同じ。」
「・・・わかりました。更識さん、簪さん。よろしくお願いします。ではまずは紹介しないといけない人が居ます。束さん、ポッピーこちらへ。」
「はーい、私がISの開発者にして大・大・大天災の篠ノ之束さんだよぉ〜。」
「はぁーい♪私はポッピーピポパポ。ドレミファビートのバグスターだよぉ〜♪」
なんか似た感じだな、この2人。
「ポッピー、外での姿での自己紹介も。」
「了解♪コスチュームチェンジィ〜♪」
ポッピーの派手な感じの服装から、スーツ姿へと変わった。
「あ、車の準備してた・・・。」
「私は仮野明日那。社長秘書として一夏さんにお世話になってます。」
「これで、紹介はすみましたね。それでは、僕は少々用事を済ませてきますので、一旦失礼します。」
そう言って僕は幻夢コーポレーションを後にした。
そして、向かった先は学校。自分のクラスの机に座って九条君との思い出を思い返していた。夏休み明けに転校してきて、そっから毎日ゲームして、データ取ってさ、・・・楽しかったよなぁ。僕は俯いて泣きそうになった。でも、俯いた瞬間に机の中に何か入っているのに気づいた。
「これ・・・手紙?誰からだ?」
封筒に入っている手紙には僕の名前以外書いてない。開けて読んでみると、
『うぃ〜す。あ、これ自分からな。多分名人がこれ読んでるってことは俺の身に何かあったんだろうな。そこで、名人にはパンドラの箱みたいなのを渡すわぁ〜。俺のパソコンと俺の机に入っているUSBメモリ。この二つを使えばすっごい力を手に入れられる。けど、力に溺れたら大変な事になる。だから、この敵は攻略不可能って時にだけ箱を、データを取り出してくれ。一夏、お前には運命を変える力がある。それを信じろ。あと、九条君じゃなくて、貴利矢って呼んでくれたら嬉しかったぜ。」
僕は、一人称が自分っていう奴のことを1人しか知らない。九条k・・・貴利矢さん。ん?なんでさんかって?貴利矢君って呼びにくくて。あ、貴利矢さんの机のUSBメモリ回収しなきゃ。
この学校での話は誰にもしてない。
まぁ、これにて更識がスポンサーについた話とその前後の話を終わります。
サブタイトルのセンス無さすぎって
自虐を始めたprotoです。
いやー、早くラブラブさせたい!
って願望があるので次あたりから学園に入学
できるように頑張りました!