IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
再度入学手続きを行い(今回はフォーマルなスーツで行きました)、IS学園に入学しなきゃいけなくなりました。ってか、それくらい
・・・そんな訳で数日後。
とうとうやって参りました。IS学園は、女子校(ISが女性にしか使えないのだから、必然的にそうなる)ですので、トラブルなど起きぬよう細心の注意を払って生活しなければなりませんね。さぁ、いざ入学式へ。
入学式が程なく終わり、自分の教室へと向かいます。同じクラスに簪がいて助かりました。ガチでホッとしましたよ。すると、緑の髪の巨ny・・・ん、ん!眼鏡をかけた人、うちのクラスの副担任の山田先生が入ってきて、挨拶を始めました。
「はい、皆さんこんにちは。私はこのクラスの副担任の山田真耶です。これからよろしくお願いしましゅ!
僕は場の空気を何とかしないと、そう思い拍手をし、そう言った。
「山田先生、ありがとうございました。これからどうぞ、よろしくお願いします。」
「は、はい!よろしくお願いします。」
噛まなかったので、良かった。
「それでは順番に自己紹介をよろしくお願いします。」
程なくして僕の番が来ましたね。
「えー、皆さん初めまして。織斑一夏と申します。この度何故かISを動かせるという事がわかり、この学園に強制入学させられましたが、どうぞよろしくお願いします。」
拍手が鳴り響く。特に趣味やら何やら言ったわけでは無いが満足してもらえたようですね。
そして、姉の織斑千冬が教室に現れ、教室中が盛り上がりましたが、すぐに静めて授業に入りました。
授業内容は分厚い参考書の中身の確認でしたので頭に全て叩き込んでおいて正解でした。
「それでは何かわからない事はありませんか?特に織斑君は、大丈夫ですか?」
「はい、問題ありません。」
そうして授業は終わり、珍獣のような視線から解放されたいと思い立ち上がろうとしたその時、
「ちょっと、よろしくて?」
「え?なんですか?」
「まぁ!何そのお返事は?この私に話しかけられているというのに、イギリス代表候補生であるこの私がわざわざ話しかけたというのに。」
「はぁ、それで?何かご用ですか?」
「いえ、どうせ男なんですからIS操縦なんて出来ないでしょうし、頭を下げるんでしたら、教えて差し上げますわよ?」
「あー、お気遣いどうも。でも、ごめんなさい。もう、相手いるから。」
「へぇ、この私よりその人の方が優秀だと?」
「さぁ、残念ながら僕にはわかりません。もういいですか?人を待たせてますので。これで。」
そう、話を切り上げて僕は簪とこ、恋人つなぎで幻夢コーポレーションに戻ろうとしたが、
「織斑一夏くぅ〜ん、はぁはぁ、良かった。まだ帰ってなくて。」
「山田先生?どうかなされましたか?」
「織斑君の寮の部屋が確保できましたので、今日からそちらへ行っていただきます。」
「えーと、色々取りに行かないと行けないのですか?」
「それなら、私が用意しておいた。パソコンと着替え、携帯の充電器さえあれば十分だろ。」
「えっと、色々足りて無いので。本当に一回戻ります。あと、1人部屋ですか?」
「いえ、急遽部屋替えをしたので。」
「そうですか。わかりました。門限までには帰りますので。これで、失礼します。『prrr prrr 』もしもし、急ぎでIS学園前に車を用意してくれ。」
取り敢えず必要なものを持ってIS学園に戻りました。
はい、protoです。
今回の作品では織斑千冬の用意した荷物じゃ、
今後困るので一旦資材を取りに戻るという事をしました。
さて、同居人は誰か。次回も楽しみに