IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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今回は文書が詰めすぎで読みづらいかもしれません。


第2話 一夏の BUG CRASH DAY !

こんにちは、中1の一夏です。僕は今束さんのラボに来てます。僕が作っている10個のゲームに重大なバグが発生したので束さんのラボの高性能な機械でバグ処理をしてます。

 

・・・バグ処理中 しばらくお待ちください ・・・

 

「よし!これであらかたバグ処理は終わった。

根詰め過ぎても良くないし、休憩しておくかぁ〜。」

僕はバグ処理をしていた部屋から出てラボのキッチンへと向かった。

 

僕は冷蔵庫の中に予め用意しておいたショートケーキを取り出した。するとだ、周りを見回すとキッチンがまぁ〜汚い。(ラボ借りたついでに片付けておこう。)そう思うほどに汚かった。キッチンを一通り片付け終えテーブルにチョコレートケーキを置き、フォークとナイフを何処からか取り出す。

「う〜〜ん。やっぱりケーキは美味い!そして、チョコレートに限る!」

と、特になんの捻りもない感想を一人で叫んだ後だった。まさか、あんな事になるなんて・・・。

 

バグ処理をしていた部屋に戻ると、大天災がモニター前で転がっていた。

「え、ちょ。た、束さん?」

僕はバグ処理をやっていたコンピューターのモニターを確認した。すると、10個全てのゲームの修正したはずのバグがDNAのように複雑に絡み合っていた。そして、ISの拡張領域(バススロット)に関するデータが混ざっているように見えた。

「う、うーん。あれ?ここどこぉ〜〜?」

「た、束さん!?良かった、無事だった。」

「あれ?いっくん。なるほど、お腹すいてフラフラしてたら、この部屋に入って来ちゃったんだ。・・・って、あれ?私ISのデータを手に持って・・・あ!いっくん、ごめん!いっくんのゲームのバグとISのデータが混ざっちゃった。」

僕がモニターに向き直ってから、すぐに変化が起きた。モニターに砂嵐のような物が入り始めた。その現象を目撃してから、僕の意識は何者かに刈り取られた。

 

それから数十分後僕は目覚めたが、特に体に変化はなかった。それからバグを再度潰し始めた。それから、束さんの新たな技術で10個の“ガシャット”と呼ばれる新型ゲームソフトのプロトタイプが完成した。しかし、それは新たな戦いと女尊男卑の世の中を更に混沌に導くきっかけになっていった。

 

束さんが作った僕のゲームが入ったプロトガシャット。その10個全てにバグがあった。潰したはずのバグだ。全てのゲームのバグは複雑に絡み合い、やがて10体の怪物へと姿を変えた。しかし、その姿はコンピューターの中へと姿を消した。僕はこの事態を重く捉え、すぐに束さんと対策を立てた。その対策を実現するための発明の設計に1年半かかってしまい、急ピッチで作業を進めた。そのため、定期的に千冬姉と連絡を取っていたがパタリと連絡しなくなった。そして、ついに!2年半かけて作り上げたのが正規のガシャットとゲーマドライバー、この2つだった。もちろんゲーマドライバーの開発にはすぐに成功していた。開発開始して半年で原型を作り上げ、テストも行なっていた。シミュレーション上は問題なかったが、やはり奴らのデータが不足していた為にシミュレーションは完璧ではなかったのだ。実際、“バグスター”(バクから生まれたので、読みやすい感じのを考えこの名前になった)は数度出現した。その際にゲーマドライバー装着者の負担が大きいことを確認し、より装着者の負担を軽減する為に開発を進め、完成したのが僕の高校受験前日だったのだ。だから、千冬姉に2年半連絡できなかった。

 

 

・・・これが四年前から現在にかけて僕の身に起こっていた全てだ。

 

 

 

 




急ピッチで書き上げました。protoです。
えーと、前作と違い今作はかなりの亀更新になります。
御了承ください。高校生活にまだ全然慣れてないんです!

ってか、社長(ゲンム)あっさり復活したな、おい!笑笑

さて、またいつ更新できるかわかりませんが

SEE YOU NEXT STAGE!

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