IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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interlude は幕間という意味だそうです。


第35話 一夏達の interlude

どうも、織斑一夏です。先日レベル3のガシャットを黒いエグゼイドに奪われ、なんとかゲキトツロボッツガシャットを取り返したものの、残念ながら奴の正体を暴くことかできませんでした。あと一歩だったんですがね。それはそうと、まだこちら側にはLevel3のガシャットが二つしかない状態です。なるべく早く回収してしまわねば。

 

「さて、今月はクラス対抗戦がある。えっと・・・うちのクラスの代表が実は、まだ決まってないんだ。黒い奴が乱入したからな。」

「それなら、もうジャンケンで良いんじゃないですか?」

と、女子生徒が言ってしまう。

「それもそうだな。それでは、織斑と更識、それからオルコット。」

「わたくしは・・・辞退させていただきますわ。」

「「え?拒否権なんてないんだよ?」」

(おふたりとも、視線が怖いですわ。)

「はぁ〜。とりあえずジャンケンしてくれ。」

「はぁ、仕方ありません。オルコットさん、自分はパーを出します。簪も………ね?」

「うん、わかった。」

「「「それでは、最初はグー!ジャンケン ポン!」」」

一夏【チョキ】簪【チョキ】セシリア【グー】

「それでは、うちのクラスの代表はセシリア・オルコットとする。異論は無いな?あっても認めないがな。では、授業を始める。」

実に横暴だと思う。が、それで良いんです。オルコットの顔を見てみると、青ざめていましたけどね。

 

午前の授業が終わり、屋上でいつも通りライダーズでお昼を食べていました。静かに………そう、乱入者が現れるまでは。

「ちょっと、織斑さん!それに更識さんも!」

「これはこれは、オルコットさんではありませんか。どうかしましたか?」

「あなた達がわたくしを嵌めたせいで、クラス代表になってしまったので文句を言いに!」

と、文句を言いに来たオルコットに簪は………

「だって、自薦するくらいクラス代表になりたかったんでしょ?」

「うっ。そ、それはその〜。」

「それに、私達は忙しくて………特に一夏は、新作発表しなきゃいけないから時間が無いの。」

「そう言うわけで。自薦するほどクラス代表をやりたかったであろう、オルコットさんに譲った訳です。」

「ですが!わたくしに勝ったのはそちらですのよ?なら、貴方達がやるのが筋じゃなくて?」

「条件は勝った方が代表を決めるのですから、別に勝った方がなるとかではありませんよ。」

と、僕は諭すかのように言うのでした。

 

偶にはこの様な普通の日常がある。そう、偶にだ。この昼休みの後すぐに、僕らは戦場へと………ゲームエリアという手術室でオペをする事になる。コラボスからガシャットを切除する手術を。




はい、今回は短め。protoです。

現在平成一期サブライダーガシャットの
音声のアイデアを活動報告欄にて募集中です。
もちろん自分でも考えておりますが、いまいち
と言う感じですので、何卒よろしくお願いします。

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