IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
俺はVRトレーニングシミュレーターで貴利矢の実力を図るという束の意見に賛同し、仮面ライダーブレイブレベル2となった。そして、貴利矢もまた仮面ライダーレーザーへと変身しレベル2になった筈なのだが、バイクへと姿を変えた。
「ほぅ、レーザーレベル2はバイクか。束、この件について何か言う事はあるか?」
「あれ?そう設定してたのいっくんじゃなかったっけ?えーっと確か、移動用にバイクをだせるようにするのにって。」
「あ!確か決め技時にバイクが出るようにはしたが、まさかこんなところにも反映されてるとは。」
「え?何?名人やらかしちゃってたの?」
「まぁ、問題あるまい。とにかく乗ってみるか。」
「ま、これはこれでいいや。じゃあ名人!ノリノリで行くぜぇ~!」
俺はレーザーにまたがり、バイクをバグスターへと走らせ次々とバグスターを轢いていく。そして、最後の一体になった所でガシャットをレーザーの決め技スロットホルダーに挿入し、スイッチを押す。
『ガッシャット!キメワザ!』
ゲームでよくある必殺技チャージ音が鳴り、もう一度スイッチを押した。
『爆走!クリティカルストライク!』
貴利矢バイクの前輪に光エフェクトが集まり、最後のバグスターに突撃する。前輪が当たるとバグスターが爆発し、ゲームクリアとなった。
VRから現実へと戻ってきた僕たちを向かえたのは束さん・・・ってかここには僕ら3人しかいないや。
「いやー、すごくいいデータが取れたよぉ~。これで爆走バイクは正規品が作れそうだねぇ~。」
「やっと、正規品が作れるんですね。」
「うんうん、それに武器も出来そうだよ。っていうか出来てるよ!」
「早!って束さんに常識なんか通じないか。」
「ではでは、こちらの箱に注目!」
「え?何々?何開けんの?」
その声を聞いて、今まで感動に浸っていた九条君も箱の方へと歩いて来た。
「それでは!オープンセサミ!」
「「??」」
束さんの掛け声はよくわからなかったけど、その掛け声で箱の蓋が開いた。そしてそこにあったのはRPGに出てくるような・・・というより、僕が作ったタドルクエストの伝説の剣だった。
「この調子でどんどんでデータを集めて、ガシャットの正規品も武器もゲーマドライバーもバリバリ作っていこぉ~!!」
「「おーーー!!!」」
こうして僕と貴利矢とデータ取りの日々は始まるのだった。
・・・一方その頃
「さて、そろそろ俺たち
はい、protoです。今日からテストなのに、そんなに勉強してません。
ひい、嘘ですね。してなかったら親に殺されます(嘘)笑笑。
さて、もう後2、3話で過去編を終わりたいですね。
そして、エグゼイドを見てる方ならわかりますよね?
それでは、また。
SEE YOU NEXT STAGE