IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
どうも、織斑一夏です。束さんが(勝手に)増設した設備を使って倒れた少女の容態を確認しています。すると、ポッピー/明日那が患者について説明を始めた。
「患者は、清宮 左蓮ちゃん。IS学園の一年生。」
「僕と同じクラスの子じゃないですね。」
「調べた所この娘、はてさてパズルってゲームの開発者みたい。」
「この娘が、凄いですね。」
「一夏の方が凄いもん。(プクー」
と、頰を膨らませる簪は至高。
「あはは、ありがとう簪。」
スキャンが終わると、出てきた文字は……
「no data?……症状が計測できない。まさか!新種のウイルス!」
「でも、タケルさんも感染してるはず。あの、タケルさん。熱とか症状無いですか?」
と、簪が尋ねる。
「俺は平気です。なんともありません。」
「痩せ我慢は体に毒ですぞ。」
と、お坊さんが言う。すると、隣の女性がタケル君のおでこに手を当てる。
「熱は………無いみたいだけど。」
「アカリ、俺は大丈夫だよ。」
アカリというのか。よし覚えた。
隣接しているブリーフィングルームにて、モニターを使い衛生省の方と連絡していた。
「私
「ご無沙汰しております、日向審議官。」
「大天空寺のゴーストハンターのみなさんもよろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
「さて、一夏君。今回の件についてわかっていることは、あるかな。」
「とりあえず、パックマンが何者かに操られウイルスにされていること、犯人はDr.パックマンと名乗っていること。我が社の物が盗まれ、また職員への被害も物凄い事になっている。と、言った所でしょうか。」
「うむ。ではパックマンウイルスについて、治療法の検討はついているのかい?」
「えぇ。おそらくバグヴァイザーのウイルス本体を叩けばウイルスは除去されるかと。」
「でも、私達の攻撃は全然効かなかった。」
「その辺りの事は、どうなんだね?」
「それに関しても、解決してます。パックマンの天敵が、ゴーストって呼ばれてるんです。」
「え?それって俺が変身できなくなったのと関係が!」
「はい、パックマンはパワークッキーを食べた時だけ、ゴーストを食べれるんです。」
「つまり、高熱の症状が出なかった代わりに、パックマンにゴーストの能力を食べられたっていう事です。」
と、簪が言ってくれる。
「だから、俺は変身できなかったのか。」
「現在、タケル君の眼魂を借りて、分析してます。完了次第束さんが完成させてくれる筈です。」
「わかった。では、また。」
と、ここで通信は切れた。
「それじゃあ、俺たちは情報収集に行ってきます。」
「タケル君、変身できないんだから無茶しないでね?」
「はい!わかってます。」
そう言ってタケル君は何処かへ行った。
今日12時にはがっこうぐらし!カイザも
更新する予定です。お楽しみに。