IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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うん、これ多分10話以上いきますね。


第61話 New Virus 発生!

どうも、織斑一夏です。束さんが(勝手に)増設した設備を使って倒れた少女の容態を確認しています。すると、ポッピー/明日那が患者について説明を始めた。

「患者は、清宮 左蓮ちゃん。IS学園の一年生。」

「僕と同じクラスの子じゃないですね。」

「調べた所この娘、はてさてパズルってゲームの開発者みたい。」

「この娘が、凄いですね。」

「一夏の方が凄いもん。(プクー」

と、頰を膨らませる簪は至高。

「あはは、ありがとう簪。」

スキャンが終わると、出てきた文字は……

「no data?……症状が計測できない。まさか!新種のウイルス!」

「でも、タケルさんも感染してるはず。あの、タケルさん。熱とか症状無いですか?」

と、簪が尋ねる。

「俺は平気です。なんともありません。」

「痩せ我慢は体に毒ですぞ。」

と、お坊さんが言う。すると、隣の女性がタケル君のおでこに手を当てる。

「熱は………無いみたいだけど。」

「アカリ、俺は大丈夫だよ。」

アカリというのか。よし覚えた。

 

隣接しているブリーフィングルームにて、モニターを使い衛生省の方と連絡していた。

「私日向(ひなた) 恭太郎(きょうたろう)が衛生省いや、日本政府を代表して、非常事態宣言を発令させていただく。とまぁ、久しぶりだね、織斑一夏君。」

「ご無沙汰しております、日向審議官。」

「大天空寺のゴーストハンターのみなさんもよろしくお願いします。」

「こちらこそ、よろしくお願いします。」

「さて、一夏君。今回の件についてわかっていることは、あるかな。」

「とりあえず、パックマンが何者かに操られウイルスにされていること、犯人はDr.パックマンと名乗っていること。我が社の物が盗まれ、また職員への被害も物凄い事になっている。と、言った所でしょうか。」

「うむ。ではパックマンウイルスについて、治療法の検討はついているのかい?」

「えぇ。おそらくバグヴァイザーのウイルス本体を叩けばウイルスは除去されるかと。」

「でも、私達の攻撃は全然効かなかった。」

「その辺りの事は、どうなんだね?」

「それに関しても、解決してます。パックマンの天敵が、ゴーストって呼ばれてるんです。」

「え?それって俺が変身できなくなったのと関係が!」

「はい、パックマンはパワークッキーを食べた時だけ、ゴーストを食べれるんです。」

「つまり、高熱の症状が出なかった代わりに、パックマンにゴーストの能力を食べられたっていう事です。」

と、簪が言ってくれる。

「だから、俺は変身できなかったのか。」

「現在、タケル君の眼魂を借りて、分析してます。完了次第束さんが完成させてくれる筈です。」

「わかった。では、また。」

と、ここで通信は切れた。

「それじゃあ、俺たちは情報収集に行ってきます。」

「タケル君、変身できないんだから無茶しないでね?」

「はい!わかってます。」

そう言ってタケル君は何処かへ行った。




今日12時にはがっこうぐらし!カイザも
更新する予定です。お楽しみに。

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