IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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今回は謎に三人称視点です。


第66話 生身の Battle

ハテナバグスターの発言に怒りを露わにした2人の男がいた。1人は天空寺タケルの兄貴分である深海(ふかみ) マコト。そして、眼魔界の王子?であるアランだ。

「よくも、タケルとアカリを!」

「お前達は許さない!」

すると、後ろから刀使い/武田(たけだ) 上葉(あげは)は、「無駄よ!」と言い、後ろから2人に迫り、刀を振るう。

 

一方、ドラルバグスターに変身していた長身の男/竜崎(りゅうざき) 一成(かずしげ)は狙いを一夏に絞り、攻撃を開始した。隣にいた簪を押して逃し少しでも攻撃しようとするが、普段生身での戦闘をしない一夏は、即座にボロボロになっていた。

 

戦闘経験豊富なマコトとアランも、実剣持ち相手では少々部が悪いようで、避けながらも隙を伺うが、攻撃に踏み込めずにいた。そして、マコトが刀を突き出した腕を掴み拘束。後ろからアランが首を絞めようとするも、マコトが蹴りで弾かれ、その柔軟な体を生かされアランも蹴られる。が、刀を落とす事には成功した。そこを好機と見たか攻撃に移った2人だが、生身でもかなりの実力を持つ上葉に圧倒された。

 

タケルは覚悟を再度決める。

「御成、アカリを頼む。」

「はい。」

「病院に案内します。」

「お願いします。」

ポッピー/明日那は御成と一緒にアカリを病院まで運ぶ。すると、マコトとアランはタケルに

「お前はあいつを倒せ!」

「アカリと、お前自身を必ず救うんだ!」

タケルは頷くとハテナバグスターに殴りかかるが、やはり効いていないようだ。

 

一夏は完璧にボコられていた。それはもう、うん。例えようがないくらいボコボコにだ。竜崎に首を絞められていると清宮さんは、

「あなた、ドクターでしょ?早く助けてよ!」

すると、財前は一夏を絶望させるかのように言った。「お前には誰も救えない」、と。そして、目の前でバグヴァイザーに清宮さんは閉じ込められるのだった。そして竜崎に吹き飛ばされ、倒れていた。

 

 

4人が満身創痍で倒れている。竜崎は一夏にトドメを刺そうと近づいてくるが、横から入ってきた者に回し蹴りをされ、間合いを取る。さらにそこに2人が歩いてくる。そう、簪に楯無さん、それに回し蹴りをした2代目だ。

「お姉ちゃん達、連れて来たよ。」

簪が呼んできてくれたようだ。一夏の目の前に来た楯無さんはポケットからあるものを取り出す。

「はいこれ、束さんからの預かりもの。」

それは、ゴーストの眼魂を分析して作ったガシャット。『カイガンゴースト』ガシャットだった。




さて、もう少しダァ。もう少しデェ、
このジェネレーションズ編は完結ダァ!
って言いたい。けど言えないみたいですね。

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