IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
本当に申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!
巨大パックマンを召喚した財前とハテナバグスターは、自らの拠点に戻っていた。拠点ではパソコンに向かい合いキーを叩くガタイのいい男/
「よし、完成だ。」
来瀬は完成したDNA構造を投影する。
「この図面通りに、遺伝子を組み替えろ。」
と、ハテナバグスターに命令する。
「どうなっても知らんぞ。」
すると、杖を高く突き上げたハテナバグスターが財前の遺伝子を組み替え始めた。財前の体に莫大な負荷がかかり、苦しみ始めた。
その頃、IS学園では…
アカリを連れてきた御成とポッピーが目にした光景は、たくさん居たはずの感染者が一気に治ったというものだった。それを見てポッピーは
「ありがとう、パックマン。」
と、呟きアカリを特殊医務室へと運ぶのだった。
しばらくすると、簪や楯無に手傷を負わされ撤退して来た竜崎と上葉が入って来た。
「やはり、あいつらもただじゃ終わらない…か。」
そして、そのタイミングを待って居たかのように財前が苦しまなくなった。
「問題ない、目的の力は手に入った。」
財前は満足気に笑みを浮かべていた。
そして、その拠点に一人、左手の中指に大きな指輪をはめた人物が近づいていた。
その夜、IS学園特殊医務室には二人の男が寝ていた。応急処置を施したのは一夏で、疲れ切ったのか今は簪の膝枕で寝ていた。なんとも羨まsh……ゲフンゲフン!けしからん。そこに鈴が現れこう簪に尋ねた。
「ねぇ、一夏ってさ。どんな適合手術受けたのかな?」
「え?私たちと同じじゃないの?」
「だって、昔の一夏はあんな風に性格変わらなかった気がするのよ。もしかしたら、適合手術を繰り返してああなるようになったのかなって。」
「そう?まぁ、鈴は私より先に一夏と関わったみたいだからかな?私の知ってる一夏はどんな時でも全力を尽くしてゲームに向き合う、ゲーム病にかかった人達への償いを、その人達の笑顔を取り戻す、同じ高校生とは思えない一面が多いから。その中でも私を好きでいてくれるのはすごく嬉しいんだ♡」
と、寝ている一夏の頭を顔を赤くしながら撫で始めた。その光景を見て鈴は、ポケットにあらかじめ入れていたのだろうブラックコーヒーを飲み始めるのだった。
次の日の朝、財前の拠点の前には警官隊が列を成して、警戒態勢を取っていた。そこに竜崎が上葉へ報告を入れる。
「警官隊が来ました。」
「今行く。」
「私一人で十分ですよ。」
すると、通信を切り警官隊に近づいて行くのだった。
本当に申し訳ありませんでした。
再び寝落ちするという事をしてしまいました。
名前Mr.寝落ちにでも変えようか(絶対に嫌でござる。)