IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

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今回の話のゴースト変身音は、pixivから
引用しております。


第84話 ゴーストが Lose?

エグゼイドがゲノムスと戦っているのと同時にゴーストもハテナバグスターと戦っていた。

 

オレ魂のゴーストは、お世辞にもバグスターと渡り合っているとは言えない状態だった。自らの間合いを取れず、ハテナバグスターの杖でいいように扱われているように見える。ゴーストは杖で柱に叩きつけられ、そのまま逆方向のスクラップの山にまで吹き飛ばされる。だが、ゴーストとて歴戦の勇士、吹き飛ばされると同時に眼魂を変える。

『カイガン!ムサシ! 決闘!ズバッと!超剣豪!』

赤い両手が刀のパーカー『ムサシ魂』へと、ゴーストチェンジをし、ガンガンセイバーのパーツを外し二刀流で挑む。タケルが一番最初に手に入れた眼魂。タケルの憧れの偉人であり、オレの次に一緒に戦っていた。そんなムサシ魂でも、歯が立たずに杖で柱を貫通する勢いで吹き飛ばされてしまった。しかし、タケルもすぐに戦法を変える。黄色の眼魂を取り出しチェンジする。

『カイガン! エジソン!エレキ!ヒラメキ!発明王!』

ガンガンセイバーをガンモードに変え、ドライバーとアイコンコンタクトさせ、必殺技を放つ。

『ダイカイガン!エジソン!オメガ シュート!』

かなりの電圧と伺える程の電気をチャージし、電気の弾丸を放つ。が、これもあまり効果がない。

 

ゴーストは『闘魂ブースト眼魂』を使う。

闘魂カイガン! ブースト! 俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』

体が赤く変化し、マスクの目の部分も燃えているような意匠がある。ゴーストはサングラスッシャーで斬りかかるが、簡単に受け止められ距離を取られる。体勢を整えようとするも、相手の遠距離攻撃を食らってしまい変身が解除さてしまう。すると、タケルは別のドライバーを取り出し装着する。

「行こうみんな!」

『グレイトフル! ガッチリミーナー!コッチニキナー! ゼンカイガン!ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!ダ~イヘンゲ〜』

ゴーストは、グレイトフル魂へと変身する。

『レッツゴー!全員集合!メガ!オメガフォーメーション!』

アイコンドライバーGというドライバーを使用して変身するこのフォームは、15の英雄の力が1つになっている。この必殺技は、15の英雄の力を最大まで使用した必殺技である。だが、ハテナバグスターは杖でパズルブロックを出し、必殺技もろともゴーストの変身を解いた。しかし、彼とてまだ自らの最大の力を使っているわけではない。最後に出したのは∞の装飾がある眼魂『ムゲン眼魂』。これはタケルの無限の可能性から生まれた物だ。

『ムゲンシンカ!アーイ!バッチリミナー↓・バッチリミナー↑・チョーカイガン!  ムゲン! KEEP・ON・GOING! ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴッドゴースト!』

ガンガンセイバーを弓モードにし、アイコンタクトをさせる。

『イノチダイカイガン!タノシーストライク!』

ムゲン眼魂のマークのエネルギーが射出される。

「しぶとい奴め。」

ゴースト最強フォームの渾身の一撃も、パズルブロックの大量放射の前に、ゴーストごと破れたのであった。




次回、レジェンドライダー達の戦いに決着がつきます。


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