IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜 作:proto
これは、もしもの話。
3人のライダーは戸惑っていた。今しがた倒したはずのバグスターが復活しているのだ。正確に言えばギリル、ロボル、ドラルの三体が各々の目の前にいるのだ。そして、その三体ともゲノムスへと変わっていった。
side ドライブ
「な、ベルトさん!俺たちは今、確実に奴を倒したはずだ!」
『そのはずだ!なのに何故?』
「考えていても仕方がない。とにかくまた倒すしかない。」
『ok!カモン!シフトネクストスペシャル!』
ベルトさんがそう言うと、何やら近未来的なシフトカーが進ノ介の手に収まる。
「これは……
『タイムロードは一度しか使えないらしいからねぇ。私と一緒に地下深くで眠っていたのさ。』
「なるほどな。英志ひとっ走りつき合えよ。」
と、未来で生きていると思っているエイジに向けて言う。その顔には笑みが浮かんでいた。
「変身!」
『ドライブ!タイプ スペシャル!』
仮面ライダードライブタイプスピードと未来のダークドライブ……否、タイプネクストドライブが合わさり、仮面ライダードライブ タイプスペシャルへと変身する。そこへ、ネクストライドロンが走ってくる。
『ヒッサーツ!フルスロットル!スペシャル!』
暴走気味のゲノムスを拳で上空に吹き飛ばす。吹き飛んだゲノムスを囲う様にネクストライドロンが周囲を周り、天空スピードロップを食らわせ、再びあの世に送り返した。
一方ウィザードは、
「何度蘇ろうと、倒してやるよ。」
かつて戦った不死身の
『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!チョーいいね!フィニッシュストライク!サイコー!』
ウィザードが、インフィニティスタイルに黄金のオールドラゴン『インフィニティゴールドドラゴン』になる。そして、右足にウィザードラゴンの力を集め、背中の翼を羽ばたかせ鳩尾にキックを入れる。今度こそ完璧にショーの幕は降りた。
鎧武は……
近くにあったヘルヘイムの果実を手に取る。すると、新たなロックシードが形成されていく。
「これは、エグゼイドのロックシードか!それじゃあ、早速ゲーム開始だぜ!」
『エグゼイド!ロックオン!エグゼイドアームズ!ゲーマー ドクターズ !』
巨大なエグゼイドの顔が鎧になる。
「よっしゃ!これのアームズで終わらせるぜ!」
『エグゼイド スパーキング!』
鎧武の足にゲームエフェクト的なオーラが集まる。
「セイッ、ハーー!」
蹴りはゲノムスへと命中し、その命を散らせた。