IS〈インフィニット・ストラトス〉〜織斑一夏は天才ゲームクリエイター〜   作:proto

93 / 149
これは、倒したバグスターがゲノムスに変化すると言うオリジナル展開を考えてたんですが、ボツにした案です。


番外編 If

これは、もしもの話。

 

 

 

 

3人のライダーは戸惑っていた。今しがた倒したはずのバグスターが復活しているのだ。正確に言えばギリル、ロボル、ドラルの三体が各々の目の前にいるのだ。そして、その三体ともゲノムスへと変わっていった。

 

side ドライブ

 

「な、ベルトさん!俺たちは今、確実に奴を倒したはずだ!」

『そのはずだ!なのに何故?』

「考えていても仕方がない。とにかくまた倒すしかない。」

『ok!カモン!シフトネクストスペシャル!』

ベルトさんがそう言うと、何やら近未来的なシフトカーが進ノ介の手に収まる。

「これは……英志(エイジ)の……。」

『タイムロードは一度しか使えないらしいからねぇ。私と一緒に地下深くで眠っていたのさ。』

「なるほどな。英志ひとっ走りつき合えよ。」

と、未来で生きていると思っているエイジに向けて言う。その顔には笑みが浮かんでいた。

「変身!」

『ドライブ!タイプ スペシャル!』

仮面ライダードライブタイプスピードと未来のダークドライブ……否、タイプネクストドライブが合わさり、仮面ライダードライブ タイプスペシャルへと変身する。そこへ、ネクストライドロンが走ってくる。

『ヒッサーツ!フルスロットル!スペシャル!』

暴走気味のゲノムスを拳で上空に吹き飛ばす。吹き飛んだゲノムスを囲う様にネクストライドロンが周囲を周り、天空スピードロップを食らわせ、再びあの世に送り返した。

 

一方ウィザードは、

「何度蘇ろうと、倒してやるよ。」

かつて戦った不死身の戦士(ファントム)『フェニックス』を彼は思い出していた。結果は太陽へと蹴り飛ばした為、死と再生を永遠と繰り返しているのだろう。まぁ、そんな事より今は目の前の敵だ。

『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー!チョーいいね!フィニッシュストライク!サイコー!』

ウィザードが、インフィニティスタイルに黄金のオールドラゴン『インフィニティゴールドドラゴン』になる。そして、右足にウィザードラゴンの力を集め、背中の翼を羽ばたかせ鳩尾にキックを入れる。今度こそ完璧にショーの幕は降りた。

 

 

鎧武は……

近くにあったヘルヘイムの果実を手に取る。すると、新たなロックシードが形成されていく。

「これは、エグゼイドのロックシードか!それじゃあ、早速ゲーム開始だぜ!」

『エグゼイド!ロックオン!エグゼイドアームズ!ゲーマー ドクターズ !』

巨大なエグゼイドの顔が鎧になる。

「よっしゃ!これのアームズで終わらせるぜ!」

『エグゼイド スパーキング!』

鎧武の足にゲームエフェクト的なオーラが集まる。

「セイッ、ハーー!」

蹴りはゲノムスへと命中し、その命を散らせた。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。