スネークは講堂に着き、中に入ると奇妙な光景を目にした。
本来何処に座ってもいいはずなのだが、前半分は一科生、後ろ後半は二科生と見事に別れていた。
(差別意識があるのは知っていたがこれ程とは、度し難いな)
と思うが入学早々悪目立ちはしたくないため素直に後ろの席に座った。
席に座りふぅ、と一息つくと
「隣、いいか?」
と声がしたので声のした方へ振り向くとやや背の高い青年、司波達也がいるではありませんか。
スネークは冷静に
「あぁ、どうぞ」
と言った。
「ありがとう」
と達也は言い座った。
しばらくしてスネークが寝ようとした時に
「あの、お隣空いていますか?」
と言う声が聞こえ、達也とスネークを見ていた。
構わない、頷きをすると
「どうぞ」
と、スネークは言った。
「私、柴田美月です。よろしくお願いします。」
「俺は司波達也だ。よろしく」
「俺はジョン・ドゥだ。こちらこそよろしく」
「あたし千葉エリカ、よろしくね」
と言ってきたのは美月について来たであろう赤髪の子であった。
(千葉家、確か剣術が秀でていると聞くが)
とそんな事を思っていると入学式が始まった。
新入生総代である司波深雪にスネークは関心していた。
所々に「皆等しく」や「勉学以外でも共に学び」など普通の魔法師が言うと文句を言う者が出てくるのだろうが誰の目をも引きつけるあの容姿なら文句を言われないのも納得する。
「あの様な一科生はあまりいないのだろうな」
と思いつつ答辞は終わった。
入学式が終了し、組の確認をしに行った。
(俺はE組か)
スネークは達也に
「司波、お前は何組だ?」
と尋ねた
「E組だ」
と達也は答え
「そうか、俺もE組だ」
とスネークが言い、
「やたっ!同じクラスね!」
「私も同じクラスです。」
とエリカと美月は喜んでいた。
「知り合いが同じクラスにいるとは心強いな」
とスネークは呟き
「組も確認したし、俺は帰る事にしよう」
「りょうかーい。また明日ー。」
その言葉を最後にスネークはその場を離れた。
スネーク自宅
prrr.... pi!
『スネーク、入学式はどうだった?』
「あぁ、差別意識が高い学校だったな。」
『そうか...』
「しかし、新入生総代が差別しない者とは驚いた」
『総代が?へぇ、珍しい事があるんだね』
「あと知り合いが出来た。」
『よかった。てっきり周りの人との関係を断つのかと思ってヒヤヒヤしていたよ』
「別に隠密行動は独りがいいだけであって独りが好きなわけじゃない」
『そうだったね...それとその近くにぼくらの研究施設であるダイアモンド・ドッグズ(DD)を移転したから確認してくれ』
「移転?」
『あぁ、元々あの土地から離れたかったしね。田舎は何かと不便だし』
「交通手段や資材の仕入れが厳しいからか」
『そういう事、あっ顔はちょくちょく出してくれよ、カズヒラさんも君に会いたいって言ってるし。』
「わかった、そのうちな」
プッ....
スネークは無線を切りベランダに出て葉巻を吸いはじめた
「戦場が居場所だった俺が学生生活とはな、案外悪くないかもしれないな」
と呟いた。
キャラがわからなくなってきているような...
気のせいだそうに違いない