本当に申し訳ない。
授業が終わり放課後になり達也が
「ジョン、生徒会室に行くぞ。」
と言ったので
「という事は俺は風紀委員になったのだな?」
「あぁ…」
「どうした?」
「俺も風紀委員に入れられてたのでな。」
「...妹に感謝しなくてはな」
「...」
会話を交わし、深雪と合流し三人は生徒会室へ向かった。
道中校門前で騒ぎを起こした森崎が風紀委員に教師推薦枠として入る事を耳にした。
三人は生徒会室に入ると昼休みにいなかった人がいた。
「生徒会にようこそ、司波さん。僕は副会長の服部だ。」
と明らかに達也とスネークを無視した挨拶をした。
その際、深雪が不機嫌になるが摩利が先に話し始めた。
「やぁ来たな。それでは達也くんと...ジョンくん、ついて来たまえ。」
と摩利が達也とジョンへ向けて言った。昼休みの時の事があってか、摩利は申し訳なさそうな顔をしていた。
摩利が達也達を風紀委員室へ連れて行こうとすると服部が
「ちょっと待って下さい渡辺先輩、俺はそこの『ウィード』を風紀委員会に入れるのは反対です。過去にウィードを風紀委員に任命した例もありません。」
「それは禁止用語だぞ、服部副会長。風紀委員会による摘発対象だ。風紀委員長である私の前でその言葉を発するとは、いい度胸だな。」
「いまさら取り繕っても仕方ないでしょう。それとも全校生徒の3分の1を摘発するつもりですか」
そう言うと服部は達也とスネークの方へ振り返った。服部の目は達也とスネークを睨みつけたままだ。
「風紀委員は違反した生徒を取り締まらなくてはならない。こんなウィードごときが務まるわけがない」
と服部が言うと、
「待って下さい!」
と深雪が荒々しい口調で服部の前に立った。
「兄は確かに魔法実技の成績が芳しくありませんですが、それは評価方法に兄の力が適合していないだけの事なのです。実戦ならば兄は誰にも負けません!」
と深雪が言い放つが
「司波さん。魔法師は事象のあるがままに、冷静に論理的に認識しなければなりません。不可能を可能とする力を持つべき者とし、社会の交易に奉仕するものとし、自らを厳しく律する事を求められています。魔法師を目指す者は身びいき目を曇らせてはならないのです。」
と諭すような感じで深雪に語った。
この際スネークはこの学校に失望していた。ウィード、ブルームの差別はあるとは言え、風紀委員のしかも副会長が差別をしている事に失望していた。
スネークはため息を吐いた。
その際、真由美が申し訳なさそうな顔をしている事に気付いたのは達也とスネークだけだった。
「目が曇ってるのはどっちなんだろうな?なぁ、達也?」
とスネークは達也に言った。
達也はやめとけと口パクしていたが、
「なんだと?目を曇らせているのはこちらの方だと言うつもりか!」
「人をウィードやブルームだけで判断し、実力を見ようともしない。そんな奴が風紀委員の二番手とはこの高校はどうなってるのだろうな。」
「一年生のしかもウィードの分際で「さっき魔法師は冷静に心がけるべきだと言っていたのはどこの誰だ?」...」
「それと、お前はもう一つ根本的な誤解をしている。」
「なに?」
「お前に俺は倒せない。」
「・・・思い上がるなよ!一年の分際で!」
服部は肩を震わせかなり怒っている。
「いいだろう!その挑発に乗ってやる!身の程をわきまえる必要性をたっぷり教えてやる!!」
『葉巻』
prrr... pi!
カズ「スネーク、葉巻を吸うのはやめたほうがいいんじゃないのか?」
スネーク「どうしてだ?」
カズ「あんたはまだ高校生だ、葉巻でガンになり早死にされても困る。」
スネーク「人間いつ死ぬかわからんだろう。」
カズ「それもそうなんだが、そこで開発班が電動葉巻を開発した。」
スネーク「ほう!」
カズ「葉巻から出る煙の量を80%カットし、身体に悪い成分がほぼ無く、火は使わず電気でつけるという物だ。」
スネーク「なるほど...それならいつもより葉巻を吸う量を増やしてもいいと言うわけだな。」
カズ「......なぜ、そうなる。」
プッ...