三幕での設定
名前 群雲 琢磨(ムラクモ タクマ)
性別 男
種族 魔人
年齢 肉体年齢は契約時である10歳で止まっている
身長 129.9
体重 33
魔法特性 無法
魔法道具 両手袋と具足
外見 目元が隠れるほど前髪の長い白髪(地毛) オッドアイ(左が黒 右が緑←ソウルジェムの影響
通常時の姿 縁なしの丸レンズの伊達眼鏡(右のレンズは曇りガラス 自作品) 黒のトレンチコート 純白の眼帯
変身後の姿 緑色の軍服(眼鏡は未着用 眼帯は着用)
概要
キュゥべえと契約した少年で、現状唯一の魔人
自分の扱う魔法の発展に、全労力を費やしている
反面、魔女の気配を察知するのに疎く、無駄に色々な場所を巡る上、自身に場所による執着がない為、キュゥべえとの接触時間はそれほど長くはない
今の自分を前提に思考展開する為、周りからは支離滅裂に見られがちだが、本人はまったく気にしていない
辛い現実と、それから逃げた真実、魔人となった事実で、色々と吹っ切れた為、歪んではいるが明るめの性格
受け入れ、割り切る事に長けている反面、自分以外の要素が絡んだ場合は、自分自身で決断する事は稀で、基本的に流されている
そして“自分さえ無事”ならば流される方向に、特に執心はなく、抗う事もしない
故に、戦闘において策が浮かんだ場合、独りなら即座に実行するが、二人以上の場合はその策を話した上で、相手にどうするかを決めてもらう事が多い
魔法少女システムの真実と、インキュベーターの目的はすでに認識し、割り切っている為、キュゥべえに対しては、特に恨みなどの感情は持っていない
また、基本的に他の魔法少女等、知ったこっちゃ無い為、言いふらす事も無ければ、擁護する気も無い
使用可能魔法
Lv.1 オレだけの世界<Look at Me>
時間停止
自分以外の時を止めて、自分だけが動ける状態にする魔法
例外として、自分の触れている物は、動く事が可能(離れれば、数瞬後に止まる
任意のタイミングで解除可能だが、ソウルジェムの穢れは、停止時間に比例する
連続使用不可で、止めていた時間の倍のインターバルを必要とする
また、基本的にこの状態では、他の魔力の使用が出来ない
むしろ、戦闘中の移動や撹乱に使用する事の方が多い
ついでに、時間停止による武器の調達は、両手一杯に抱えながらせっせと走るという地味にまぬけな状態だったりする
魔力使用不可なのは群雲のみであり、招いた者は通常通りの魔力運用が可能
Lv.1 電気操作<Electrical Communication>
電撃能力
固有武器(両手袋と両ブーツ)を媒体として発動可能な魔法
拳に纏う事で、攻撃力を高めたり、両足神経に流し込み、通常以上のスピードで走る事が出来るようになる
主力魔法であり、発展させ、開発した技も多い。
電気の色は黒。
最近になって、思考をフル回転させている時に、無意識に使用している事が発覚
それを足がかりに、Lv2が完成した
独自の異常な修行法で、最近変身せずに使えるようになりつつあるが、まだ未完全
『逆手居合 電光抜刀』
電気操作による神経操作で、行動を高速化させる、群雲の剣技
その場から動かずに斬り上げる『壱の太刀 逆風』
走り抜けながらの横薙ぎ『弐の太刀 閃風』
上方からの斬り下ろし『参の太刀 天風』
また、電気操作を手から刀身へと伝達、放電させて攻撃力を高める『弐式』があるが、まだ未完成で『逆風』でしか、使用する事が出来ない
『電光速射』
電気操作で、行動を高速化させた煽り撃ち
銃を持つ右手で、狙いと反動の制御
左手での高速化した射撃の同時プログラムであり、射撃中に限り、両足の高速移動は不能になる
が、射撃時間自体が短い為、大したデメリットになってはいない
ちなみに、リロードの際は銃を持ち替えなければならないが、これは電光速射のデメリットというよりは、リボルバーを使用する特性のようなものである
『電光球弾(plasmabullet)』
電気操作による放電を束ねて、球状にして撃ち出す
大きさは電力(込める魔力)によって変わるが、大きさと速度は反比例する
撃ち出す為に一時的に球状の形を取っている為、着弾直後に放電として弾ける
込めた魔力や相性によっては、相手の行動を一時的に封じる事もあるが、それはあくまでも副次的要素
直接の魔力である為、対魔女に関しては、群雲の射撃系魔法の中では最も威力が高い
『電磁砲(Railgun)』
弾丸に、電気を纏わせて撃ち出す
実際のレールガンとは原理が異なり、弾丸を電光球弾代わりにして、打ち出しているだけにすぎない
しかし、弾速、貫通力はこちらの方が高い
欠点は、電光球弾とは違い、実際に弾を消費する事と、弾丸を電磁化する為の“溜め”を必要とする事
故に“速射”の点においては、銃を使用したほうが上
威力比較 電気球弾>電磁砲>電光速射
速度比較 電光速射≧電磁砲>電気球弾(電光速射と電磁砲は相手との距離による)
魔力比較 電気球弾≧電磁砲>電光速射
『黒く帯電する拳(ブラストナックル)』
拳に電気を纏わせて、全力で殴る ただそれだけ
電気=魔力である為、確実に攻撃力は上がっているのだが、本人はあまり自覚していない
この際、放電能力が右手に集中している為、他の場所を自粛しなければ、電気を纏わせた拳を<
Lv.2 操作収束<Electrical Overclocking>
電気操作を一点に集中させる発展系
基本は、両手足からの指令を脳に集約する事で、肉体機能を100%発揮する事を可能にする
欠点は、強化されているのが“脳だけ”である事
その為、肉体への反動が凄まじい
また、操作を片手に集中させる事で、放電能力系の準備時間(チャージタイム)を短縮する事も可能
足に集中させ、蹴りの威力を上げる事も出来る
しかし“収束”という特性上、複数部位での同時使用は不可
尤も、タイムラグはほぼ一瞬なので、大したデメリットではない
むしろ、収束する“魔法”に“肉体”が追い付かなくなる事の方が危険
『逆手居合 電光抜刀 弐式』
最初期は、放電能力を高める事で、威力を上げたもの(故に両足を使わない“逆風”でしか使用できなかった)だったのだが、そもそも斬れなければ意味が無いと発覚
右手による抜刀に、左手に持つ鞘での追撃を加えた、刀と鞘の二刀連撃による呼称へと変化
それが転じて、下記の技能へと発展
弐式自体は発展しきれておらず、現在模索中
『電光剣術 一振り二刀』
抜刀状態からの、操作収束による立ち回りの呼称であり、刀と鞘による、逆手二刀流
元々、剣術の心得など皆無なのを、操作収束による強化行動に名前をつけただけであり、実際は剣術でもなんでもない
しかし、自分が認識する以上の行動をする魔法である為、自分がどういう状態なのかを判断する為には、名前を付けるのが確実なので、完全に無意味ではなかったりする
『電球射出(plasma shoot)』
電光球弾を、通常通りに射出せず、物理的に押し出す事で、欠点だった弾速を補った技法
基本的には蹴り
電光球弾生成後、押し出す部位に放電能力を“収束”させる為、Lv2に分類される
ちなみに、一幕ワルプル戦で使用したのは、射出後に打ち出した未完成版で、こちらはLv1に分類
Lv.1 部位倉庫<Parts Pocket>
収納技能
体の一部分と異空間をつなぎ、道具を収納する魔法
収納出来る物の大きさに規定はないが、基本、一箇所にひとつ
例外として右の手の平だけは、収納数無限
収納した場所と、取り出す場所が同一である必要があり
『左手の平 白鞘拵え鍔無しの日本刀 無銘』
『右腰 リボルバー拳銃 シングル・アクション・アーミー』
『左腰 ロードローラー→使用したので現在はからっぽ』
『右脇 オートマチック拳銃 ベレッタ』
『左脇 オートマチック拳銃 グロック』
『腰の後 水平二連ショットガン』
上記が固定装備となる
収納数無限である右手の平には、各種弾丸だけでなく、食料等の日用品など、内容は多岐に渡る
が、あまりに多くの物を入れ過ぎた為、群雲自身、中身の全てを完全に把握している訳ではない
収納されている物は、時が止まっている
その特性上“生き物”は収納不可(卵は“生きる前”である為可能。
収納するものと、収納する部位が触れている事が、発動の絶対条件
変身せずに使用できる、唯一の魔法
『ムラクモカスタム』
群雲が愛用した結果、魔力によりコーティングされ、硬度等が強化された武器の総称
日本刀は硬度に切れ味が強化されており、鞘で切り裂く事すら可能に(その為、握り方を誤れば、鞘で手を怪我する)
銃器は硬度と射撃精度が強化されており、群雲の高速射撃にも耐えられる
『ナイフ』
群雲が右手の平に収納している、シンプルな造詣のナイフで、収納数は6200前後(群雲自身、正確な数を把握していない)
切れ味は日本刀に劣り、投擲速度は銃器に劣る
が、徒手空拳よりはましだろうし、投擲した後に回収も出来るからと、使用を開始
指の間に挟む、爪のような持ち方が基本
取り出してから攻撃までの時間は、他武器と比べて格段に速い為、操作収束と最も相性の良い武器となっている
その為、最も付き合いの短い武器でありながらも『ムラクモカスタム』に分類されている
『電子タバコ』
未変身状態で<
電池切れの状態で、魔力(電気)を送り込み、正常に作動させる事で電気能力の鍛錬を行う
他にも、電球を手に持って点灯させたりもしていたが、自分にとって最も解りやすかったのが、電子タバコだった
成果も、それなりに挙がっている模様
『白い眼帯』
丸い形で、頭の後ろで縛って固定している
右目がソウルジェムとなった影響で、その視力が低下している事
魔人(魔法少女)の弱点とも言えるソウルジェムを保護する事
左半分だけの世界に慣れる事
以上の理由より、常時着用