超次元ゲイムネプテューヌ~緑の女神候補生~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回は後半パートになります。
楽しんでいただければ嬉しいです。

それではどうぞ。



第11話 ホームパーティーと胸騒ぎ

「お待たせしましたわね!我が家のホームパーティーへようこそですわ」

「お姉ちゃん、良いセリフ言ってるところ悪いんだけど……」

「…それよりベール何もしてない」

 

夕方になりホームパーティーの準備ができた。

ちなみにブランさんの言う通り、

お姉ちゃんはゲームの攻略が予想以上にかかったらしく結局何もしてない……

それを気にしたら虚しいだけなので言わない事にする。

 

「さっき立ちくらみしたんだって?」

「うん、もう平気だよ」

 

ネプテューヌさんがネプギアちゃんに心配そうに声をかける。

実は買い物が終わりコンパさんと合流した際に黒いネズミが居て

その際にネズミ落としたであろう赤い光を放つ結晶をネプギアちゃんが拾った際に立ちくらみを起こしてしまった。

僕も赤い結晶を取ったところ特に何とも無かった……

その後にネズミが返せと言いながら立ち去っちゃったけどね。

 

「さあ、みなさん!遠慮なく食べて、飲んで、騒ぎましょう!今日のためにとびっきりのゲームも用意しておりますわ!」

「お姉ちゃん……いつの間に」

 

もしかして最近開発してたっていうアレかな?

 

「ネプテューヌとノワールは少し後ろに立ってくださいな」

「ほいなー♪」

「え、なに?」

 

ネプテューヌさんとノワールさんが移動したのを確認すると、

お姉ちゃんは手に持っていたコントローラーのボタンを押した。

するとどういう訳か周りの景色が森に変わった……

 

「あ! ねぷねぷが……」

 

コンパさんが指をさした方をみんなで見ると、

スライヌ姿のネプテューヌさんとノワールさんが……

 

「ねぷっ!? スライヌになってる!?」

「こ、これ……私なの!?」

「2人の動きを特殊なカメラで読み取って立体投影をしてるのですわ♪ 中々の技術でしょう?」

 

立体投影ができるゲーム機は凄く珍しい。

しかも背景の森も本物に近いくらいリアルだし……

 

「じゃあこの格好でノワールと戦えばいいんだね!やいノワスライヌ!ねっぷ

ねぷにしてやんよ!」

「なによノワスライヌって……」

「てや!!」

 

ネプテューヌさんがノワールさんに攻撃すると50Pという数字がノワールさんの頭上に現れた。これもしかしてポイント制バトルかな?

 

「いぇ~い!ポイント先取!」

「私を怒らせたわね~!覚悟しなさい!ネプライヌ!」

 

そう言いながらも攻撃するノワールさんだが余裕で躱されてしまい

逆さまになってしまった……

ネプテューヌさんはそれを見て笑いながら煽る。

 

「ちなみに実戦寄りのシュミレーションも用意してありますから、戦闘の訓練にも使えますのよ♪」

「面白そう……(ワクワク♪)」

「わたしもやりたーい」

「ええ♪ どんどん遊んでくださいな♪」

 

ロムちゃんとラムちゃんもノリノリ。

戦闘の訓練にも使えるのはなんか僕も嬉しいかも……

 

「ルルー、わたしと遊ぼー♪」

「ラムちゃん…ズルい(むぅ)」

 

そして僕はいつの間にかラムちゃんに連行されていた。

い、いつの間に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー夜ーー

 

 

 

 

 

 

(けっこう体力使うんだね……このゲームって)

 

少し疲れた僕は休憩中。

今何時かなと思いプラネットギアの時計を見ると、

既に夜になっていた。

…ホームパーティーの準備が終わったのが夕方だから、

2時間以上も経っていたのか。

まぁ遊んでいると時間の経過は早いからね。

 

 

 

ーーコンコンーー

 

 

 

そんな事を考えていたら、

ドアをノックする音が聞こえたので近くにいた僕が開ける。

訪ねてきたのはリーンボックス教会の職員さんだった。

 

「もしかして、お姉ちゃんに用ですか?」

「お願いしてもいいかかしら?」

「はい。お姉ちゃんーちょっと来てー?」

 

僕が呼んだ声が聞こえたのか、

お姉ちゃんがこっちに来た。

それと同時に僕は少し距離を離れた。大事な話かもしれなかったから……

 

「なんですの?パーティの最中に……」

「ベール様、実は……」

 

お姉ちゃんの表情はどこか真剣な感じだった。

どうしたんだろう……?

するとノワールさんも気になったのか一旦ゲームを終了させた。

 

「なにかあったの? ベール……」

「…いえ、ズーネ地区にある廃棄物処理場に多数のモンスターが出現したという知らせがあったですわ」

 

この次元にもズーネ地区ってあるんだ……

それにしても廃棄物処理場になってるんだね……この次元だと。

お姉ちゃんは部屋に置いてあるノートパソコンを取り出し、

今の知らせが本当かどうかを調べ始めた。

 

「ズーネ地区…離れ小島ね…引き潮の時だけ地続きになるという……」

「モンスターくらい普通にどこでも出るっしょ」

「国が管理している地区ですから、そんな事はありえませんわ」

 

ネプテューヌさんの指摘に、

お姉ちゃんはそんな事はないと言う。

 

「でも……事実のようですわね」

 

僕もノートパソコンに表示されていた画面を覗くと

機械系のモンスターが数種、ズーネ地区にいる事が分かった。

 

「私、ズーネ地区に行ってきますわ」

「私も行くよ」

「けれど……これは私の国の事ですし」

 

お姉ちゃんは自分の国の事だから女神である自分が行くと言い出した。

その事に手伝うと言うネプテューヌさん。

 

「こうして私達がいるのも何かの縁だしさ、手伝わせてよ!」

「またお決まりの友好条約を結んだ以上仲間ってやつ?」

「まあねー♪」

 

ノワールさんの言葉に当然と言うネプテューヌさん。

まぁらしいといえばらしいけど……

 

「私も手伝う、誘拐事件の時の恩を返すいい機会だから……」

「わ、私も行くわよ……あなた達3人じゃどれだけ待たされる事か」

「みなさん……分かりました。では4人で行きましょう」

「あ、あの!!」

 

お姉ちゃんが4人で行こうとなった時、

ネプギアちゃんが声をかける。

 

「私も行きます」

「ア、アタシも!」

「わたしも!」

「わたしも……」

 

ネプギアちゃん、ユニちゃん、ラムちゃん、ロムちゃんも一緒に行くと言い出した。

けどこれには反対の声が上がった……

 

「あなた達はダメよ……遊びじゃないの」

「ユニも当然留守番よ、あなたまだ変身も出来ないんだから」

 

ブランさんとノワールさんの言葉に少しへこむ

ユニちゃんとロムちゃん、ラムちゃんの3人。

 

「ネプギア、ここはお姉ちゃんに任せといて!たまにはいいとこみせないとね!!」

「うん……」

「それじゃ……変身!!」

 

ネプテューヌさん達は変身する。

けど僕は、お姉ちゃんに言いたい事があった。

 

「あ、あの、お姉ちゃ……」

 

すると僕が何を言おうとしたのか分かったのか、

お姉ちゃんは僕の頭を撫でながら……

 

「そんなに心配しなくても早く終わらせて帰ってきますわ♪」

「うん……」

「ではみなさん参りますわよ?」

 

そして、お姉ちゃん達はズーネ地区に飛び立って行った……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからどのくらい時間が経ったのかな?

バルコニーを見るとネプギアちゃんが不安そうな表情をしていた。

 

「ネプギアちゃん、体調は大丈夫……?」

「え? 私は大丈夫だけど……」

「…さっきの事が不安?」

 

僕がそう聞くと何も言わずに首を縦に頷いた。

しばらく2人で立っていたらロムちゃんがやって来た。

 

「ルルくん、ネプギアちゃん……元気ない…どうしたの?」

「僕達そんな顔してた?」

「……(コクコク)」

 

ロムちゃんは読心術でも使えるのだろうか?

それとも僕とネプギアちゃんがそんな表情をしてただけ?

 

「その…何て言えばいいのかな、とんでもなく嫌な予感がするんだ……」

「私もルル君と同じで……胸騒ぎがするの……」

「胸…騒ぎ?」

 

僕とネプギアちゃんの言葉に

ロムちゃんは首を傾げる……

さっきから……というよりもズーネ地区にモンスターが現れたというのを

聞いた時からだ。

あのまま、おねえちゃん達を行かせて良かったのかなと思うぐらい不安だった。

考えてもしょうがないと思った僕達は部屋の中に入る事にした……

 

「そう…分かった、ありがとうオトメちゃん」

 

中に入るとアイエフさんが誰かと電話をしていた。

そして電話を切ると……

 

「やっぱり思った通りだったわ」

「何か分かったんですか?」

「ショッピングモールにいた黒いネズミ、見覚えある気がして諜報部の同僚に聞いてみたら案の定、各国のブラックリストに載ってたわ」

 

赤い結晶を持っていた黒いネズミの事か。

それにしても……

 

「…要注意人物ならぬ……要注意ネズミってところですか?」

「そうね。そう表現した方が正しいかも」

「あのネズミさん…悪い人だったです?…悲しいです………」

 

コンパさんは確か怪我したネズミを助けたんだっけ?

しかもアイエフさんの話によると、そのネズミは今から数時間前にズーネ地区に向かったのか船で行ったとの事……

こんな偶然あるのかな……なんか裏があるように思えてきた。

 

「今ならまだ引き潮に間に合う、私今から様子を見に行ってくるわ」

「私も…私も連れてってください」

 

ネプギアちゃんの言葉にアイエフさんは驚いていた。

 

「ダメよ、ネプギアまで危険な目には……」

「どうしても気になるんです! お願い! アイエフさん!!」

 

ネプテューヌさんが心配なんだと思う。

その気持ちは僕もよく分かる……

 

「…はぁ……ルル、ここの留守番お願いしてもいいかしら?」

「分かりました」

「ネプギア、行くわよ」

「はい」

 

溜息を吐きながらもネプギアちゃんを連れていく事にしたアイエフさんは、

僕に留守番を任せたと言って部屋から出て行った……

残ったのは僕とユニちゃん、ロムちゃんとラムちゃん、コンパさんの5人だった。

 

「……ルルくん大丈夫?」

「………………大丈夫」

 

ロムちゃんが心配そうに声をかける。

何故か僕は大丈夫だと即答が出来なかった……

ユニちゃんとラムちゃんも心配そうに僕を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうして……こんなに不安なんだろう……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これじゃまるで……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()と同じじゃないか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
次回はアニメ第4話『妹たちの決意(ターン)』になります。
自分なりに頑張りますのでよろしくお願いします。
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