超次元ゲイムネプテューヌ~緑の女神候補生~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回も短いかもしれませんが
読んでいただけると嬉しいです。
今回は第1話の序盤辺りになりますね。
女神達の会話表現等、上手くできてるか不安ですが……

それではどうぞ。



第1章 プラネテューヌの女神
第1話 飛ばされた先は別次元


(ここは……ってなんで空中!?)

 

怪しげな異空間に吸い込まれた僕が目を覚ましたのは、

何故か空中だった。

しかもかなりの速度で落下している……

その下には見た事のない国が視えた……

 

(あれって何かの式典……かな?)

 

落下しながら冷静に分析する。

空中からでも何か式典のような感じに見えた。

ちょうど4人の綺麗な女性達が中央に集まったところで足元に光のパネルが出現し、ゆっくりと上空に上昇していく……

 

「4つの国が国力の源である()()()()()()()を競い、時には()()同士が戦って奪い合う事さえ起きた歴史は過去のものになります……」

 

紫色の長い髪の女性が話をし始めた。

銀色の髪の女性、シアンブルー色の髪の女性が並んでいた。

ここである人物に目がいった……

 

(えっ……お姉…ちゃん?)

 

緑色の髪の毛をポニーテールにした女性……

確信はできないがけど、お姉ちゃんにそっくりだった。

しかも『女神』や『シェアエナジー』等、聞き覚えのある単語が聞こえた。

じゃあもしかして……ここは……

 

「本日結ばれる()()()()で武力によるシェアの奪い合いは禁じられます。これからは国をより良くする事でシェアエナジーを増加させ、世界全体の発展に繋げていくのです」

 

紫色の髪の女性が話を続ける。

どうやらここはゲイムギョウ界なのは間違いないようだ。

いくつか気になる事があるけど…なんていうか僕タイミング悪い時に

飛ばされたような気がする……

 

「「「「私達は過去を乗り越え、希望が溢れる世界を作る事をここに誓います」」」」

 

そんな僕の考えをよそに友好条約の宣言をする。

周りからは歓喜の声や拍手も聞こえる……

すると腰に付けていたサテライトギアから警告音が鳴った。

 

『WARNING、WARNING、WARNING!!!』

 

この警告音は悪意のある敵が近くにいると鳴るようにインプットしてある。

空中だし敵はいない筈だけど……

そう思った矢先、巨大な物体が式場に落下していった。

 

「エ、エンシェントドラゴン!?」

「何でこんなところに!?」

 

落下してきた物体の正体はエンシェントドラゴンだった。

突然の事に驚く声を上げる紫髪の女神さんと銀髪の女神さん。

 

「おい!、あれ見ろ!!」

「子供……ですの?」

 

今度は僕が空中落下してる事に気づいたシアン色の髪の女神さんとお姉ちゃん(仮)。

…とりあえず式場で暴れてるエンシェントドラゴンを何とかしないとねっ!!

手に持っていた愛用の傘を開いて上手く空中でバランスを取り式場に着地する。

 

「グォアアアアアアアアッ!!!」

 

目の前に現れた僕を獲物と認識したのか叫ぶエンシェントドラゴン。

でも何でエンシェントドラゴンが?

その答えは直ぐに分かった。

それは僕が吸い込まれた謎の異空間だ……

あの草原付近には稀にエンシェントドラゴンが出現するから偶然一緒に吸い込まれたんだという事……

 

「グォアアアアアアアアッ!!」

「「「「危ない!?、避けて!!!」」」」

 

お姉ちゃん達の叫ぶ声で我に返った。

少し考え過ぎてたみたい……それに避ける必要もないや

 

「グォアッ!?」

「……それで本気なの?、いくらなんでも弱過ぎ」

 

振りかぶってきたエンシェントドラゴンの手を片手で止める僕。

さて……ここ式場ぽいから火を吐かれる前に仕留めた方がいいね。

 

「よいしょっ……!」

「グォオオア!!?」

 

左手に持っていた傘でエンシェントドラゴンの右腕を薙ぎ払う……

自身の腕を切られた事で痛みがきたのか右腕を庇いながら睨み付けるエンシェントドラゴン……

 

(そろそろ仕留めよっと……)

 

腰に付けてあるサテライトギアを左手で軽くスライドさせ……

 

「"シェアドライブLv1"……解放」

『ドライブ1、モードリリース!!!』

 

コマンド入力完了の合図が鳴り、

傘に光が纏い形状が槍に変化する……

 

「狂瀾怒涛の槍……レイニーラトナピュラ!!」

「ガァアアアアアアアアアアアアッ!?」

 

お姉ちゃん直伝の必殺技で止めを刺す……

連続攻撃を喰らったエンシェントドラゴンは光の粒子となって消えた……

とりあえず被害は最小限に済んで良かった。

 

「ねぇ……」

 

すると先程の紫髪の女神さんに話しかけられた。

後ろには他の女神さんもいた。

 

「さっきは助けてくれてありがとう。お陰で被害が少なくて済んだわ……」

「いえ。怪我人が出なくて良かったです」

「それで申し訳ないけど色々と聞きたい事とかもあるからついてきてくれる?」

「あ、はい。分かりました……」

 

この人達からしたら、

空から突然、モンスターが落ちてきて更に人が落ちてきたら疑問もくると思う。

僕の場合は人じゃないんだけどね……

話も纏まり僕は任意同行みたいな形でついて行く事になった。

 

 

 

 

 

連れてこられた場所は、

応接室のような場所だった……

 

「さて、キリキリと吐いてもらうぜ?」

「ブラン、相手は子供ですのよ」

 

シアンブルーの髪色の人はブランさんというみたい。

僕が怖がってるのと見えたのか宥めるお姉ちゃん。

 

「ごめんなさい?、私の名前はパープルハート、またの名をネプテューヌ。この世界の国の1つ『プラネテューヌ』を治める女神よ」

 

紫髪の女神さんの名前はパープルハートさんというらしい。

話によると僕が今いる場所…というより国はプラネテューヌというらしい。

パープルハートさんの領地って事で解釈していいのかな?

初めて聞く国だなぁ……

 

「次は私ね。私の名前はノワール、またの名をブラックハート。この世界の一つである『ラステイション』を治める女神よ」

 

銀髪の女神さんがブラックハートさん。

しっかり者っていうイメージがあるなぁ……

でも……『ラステイション』って国…聞いた事ないや……

 

「さっきは怖がらせて悪かったな……私の名はホワイトハート、またの名をブランだ。『ルウィー』を治めてる女神だ」

「あ、いえ…気にしてないですよ?」

 

また聞いた事ない国の名前が……

『ルウィー』か……これは本格的にアレになってしまった展開なのかも……

 

「最後は(わたくし)ですわね。私は()()()、またの名を()()()()()()()()()()()()()()を治める女神ですわ、以後お見知りおきを♪」

 

名前や女神化時の名前…更に治めている国も僕が知ってるのと同じだった。

というか僕も自己紹介をしなきゃ。

何で最初に僕から自己紹介をしなかったんだろう……

 

「すみません……自己紹介が遅れました。僕の名前はルルといいます、リーンボックスの女神候補生です……」

 

自己紹介を言ったら周りが静かになった。

え、なんで……?

 

「「「「えええぇぇぇ!!??」」」」

「あの……驚く事でもありましたか?」

 

僕がそう言うと、

まず最初に質問してきたのはパープルハートさんだった。

 

「ちょっと待って!?、君、女神候補生なの!!?」

「はい、パープルハートさん。…と言っても別次元のですけど……」

「じゃあ、()()()()()は別次元のリーンボックスの女神候補生って事?」

「簡単に言うとそうなります。あとそれから僕は男ですよ?」

「「「女の子じゃなくて男の子!?」」」

 

パープルハートさん、ブラックハートさん、ホワイトハートさんが更に驚く。

僕の次元でも言われてた事だし……もぅ慣れたよ。

お姉ちゃんは僕が男だという事に驚いてないけど……

 

「あら。やっぱり男の子でしたのね……」

「ベールは分かったの!?」

「寧ろ、あなた方が分からない方が不思議ですわ……」

「いや逆でしょ普通!?、この子の着ている服装で女の子だと思うわよ!?」

「ノワールあなた……もうちょっと恋愛ゲームとかやった方がいいですわよ?」

「そこぉ!?」

 

お姉ちゃんの冷静な判断に突っ込むブラックハートさん。

ツッコミ担当なのかな?

 

「つー事は変身とかもできんのか?」

「できますよ?、変身した時は性別は完全に女に変わりますし……」

「変わった体質なのね……」

「そんなに珍しいですか?」

「珍しい……というより初めて見たわ、ブランは?」

「私も初めて見たな……」

 

女神化はできるとパープルハートさんとホワイトハートさんと答えたら、

珍しいと言われた……

2人によるとまず聞いた事がないらしい。

 

「という事は私にも念願の妹が……!!」

「正確には弟兼妹だよ?、お姉ちゃん……あ、すみません。ベールさん……」

「言い直さなくていいですわよ♪、寧ろ呼んでくださいな」

 

別次元の人だから言い直した方がいいかなと思ったら、

寧ろ呼んで欲しいとお願いされた……

僕も正直、呼び直すよりはそっちの方がいいので……

 

「じゃあ遠慮なく……お姉ちゃん?」

「か、可愛いですわー♪」

 

そう呼ぶと思い切りハグされた。

く、苦しい……

 

「ネプテューヌ。この後に行うパーティー、ルルちゃんも参加させてもいいですわよね?、いいですわよね!?」

「ええ♪。構わないわよ。私も彼にお礼がしたいと思ってたから」

「ベール……あんた凄い表情になってるわよ」

「ノワール、それは私も同意だ……」

 

パーティー?

僕も参加してもいいの?

一応、念の為に聞いておいた方がいいよね……

 

「あの……いいんですか?、僕なんかが参加しても……」

「ネプテューヌがいいって言ったんですから大丈夫ですわよ♪、さ、早くパーティー会場に向かいましょ、ルルちゃん♪」

 

 

 

 

お姉ちゃんはそう言うと、

嬉しそうに僕の手を繋いできた……

その表情は優しくて僕を安心させてくれる笑顔……

やっぱり別次元でも…お姉ちゃんは僕の知ってるお姉ちゃんだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
難しいな……やっぱり。
次回もこんな感じになりますがよろしくお願いします。
次はパーティーでの話になります。
この小説のメインの女神候補生達を出す予定です。
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