超次元ゲイムネプテューヌ~緑の女神候補生~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回はユニちゃんの回になります。

それではどうぞ。


第42話 個別特訓 ユニの場合

「(さて。ユニちゃん、どうしてるかな?)」

 

ロムの特訓を一通り教え終えたルルはユニが居る結界に足を運んでいた。

 

「ユニちゃーん、調子はどう……って、焦げ臭っ!?」

「あ、ルル……調子はぼちぼち、ね……」

 

結界内に入ると、ユニが苦笑いしながらルルに手を振る。それと同時に火薬の臭いが結界内に充満していた。

 

「あのさ。もしかして……」

「まあ、お察しの通り、そんなところ……」

「……(ユニちゃんのこういうところ、尊敬する)」

 

多分、ユニは自分が来るまで得意属性の威力調整の特訓をしてたのだろう。その証拠に、ユニの服のあちこちはボロボロだった。

 

こういう努力家なところは自分も見習いたいなとルルは思った。

 

「さっきぼちぼちって言ってたけど、ある程度調整できたの?」

「うん。でもほんとにぼちぼちよ? まあ、お陰で()()()でも撃てるようにはなったけど……」

 

威力は銃を使った時の半分だけどとルルに付け足すユニ。

 

「それができるようになっただけでも上出来だと思うよ? ユニちゃんは銃火器の扱いの呑み込みが早いみたいだし」

「そう、なのかな……? イマイチ自信がないんだけど……」

「自信持ってもいいと思うよ。この短時間で火属性の威力調整と銃火器無しでの射撃をマスターしたのって、ユニちゃんが初だと僕は思う。普通は()()()()1()()はかかるから」

 

自信無さげに言うユニに対し、ルルがそう答える。

 

「話は変わるけど、ユニちゃんが女神化した時に使ってる銃火器を見て、僕思ったんだけど、あれって重くないの?」

「アタシは持ってて重くないけど……気になるなら……持ってみる?」

「うん、持ってみたい」

 

ルルのふとした疑問に応える為、ユニは女神化し、X.M.B.をルルに渡す。

 

「……これ、意外と重いね。なんでユニちゃん、これを軽々しく持ちながら空中を速く飛べるの?」

 

苦々しい表情でルルが感想を述べた。

X.M.B.は巨大銃なだけあって、ルルが持っても正直かなり重かった。こんな巨大な銃火器を軽々しく持ちながら、速く空中を飛んでいるユニが色んな意味で恐ろしいなとルルは思った。

 

「それは……武器が大きい代わりに装備が軽量化したのよ! そうよ軽量化よ! なんで女神化すると、胸がサイズダウンしちゃうのよ……本当ならアタシだって……

「……」

 

女神化を解除しながら、なんか半分ヤケクソ気味に言ってるユニ。とりあえず納得と頷くルル。

……ついでにユニが小声で言ってた事も聞こえてしまったが、そこは敢えて聞こえないふりをした。

 

「疲れてるかもしれないけど時間も惜しいし、早速特訓を始めようか。ユニちゃんには覚えて欲しいものがいくつかあるから」

「アタシは大丈夫だけど、今から何をやるの?」

「それはね……」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「防御魔法?」

「そう。防御魔法」

 

首を傾げるユニに今から教える技法を教えると言うルル。

 

「ほんとはネプギアちゃん達にも教えてあげたいんだけど、効率を考えて、先にユニちゃんに教える事にしたんだ」

「なんで?」

「教える人が増えた方が、限られた特訓期間を効率的に使えるから」

 

ルルの言い分に納得したユニ。なるほど、確かにその方が効率がいい。

 

「それで防御魔法だけど、僕の次元だと3()()()あるんだ」

「え? 3種類もあるの?」

 

試しに見せてあげて説明した方がユニも覚えやすいだろうと思ったルルは、早速防御魔法を行使する。

 

「まずはこれ。シールドタイプ。ユニちゃん達が普段使ってるのがこれに当たるね」

 

ルルが右手に展開したシールド。それはユニ達も使う真円形のシールドだった。

 

「これは受け止めるって言うより、()()()()に特化した防御魔法。初級魔法程度なら受け止めても問題ないけど」

「受け流す事ができるのって、魔法だけなの?」

「ううん。基本的には、どの攻撃も受け流せるよ。ユニちゃんみたいに銃火器を使う相手の場合は、受け流すというより弾丸の軌道をずらすだけど」

 

自分達のシールドが受け流すに特化してるなら、ノワールの斬撃も受け流せるのでは?と思い、ルルに質問してみたが、彼はどの攻撃でも大丈夫だと言った。

 

「次はこれ。プロテクションタイプ。こっちはさっきのシールドタイプとは逆で()()()()()事に特化した防御魔法」

「何これ。初めて見る……」

 

ルルが左手に展開したのは、ユニが初めて見るものだった。球状の形をしている変わったシールドだった……

 

「このタイプは、汎用性が高くて、極めると全方位の障壁を張る事もできるんだ。基本的には術者を中心にして、任意の方向を守るんだけど」

「ごめん。ちょっと分かんない……」

「簡単に言っちゃうと、このタイプはブランさんみたいな打撃系の武器を防ぐのに特化してるって事。あとは女神化したノワールさんの大剣とかね」

 

それを聞いたユニは、なるほどと頷いた。その例えなら自分でも理解できた。

 

「最後はこれ。アーマータイプ。全身に魔力の鎧を纏わせる防御魔法。簡単に説明すると、プロセッサユニットを強化した魔法って覚えてもらえればいいよ」

 

目を凝らしてみると、ルルの全身を覆っているオーラのような物が確認できた。

 

「とりあえず、この3種類の防御魔法をユニちゃんには覚えてもらいたいんだ。それが終わったら、()()()()()()()()も教えるから」

「それはそれで楽しみだけど……短時間で覚えられるかな……」

「あ、その辺は大丈夫。僕がユニちゃんに()()()()()()()()()()()()()()

「えっ!? て、手取り足取りって……も、もしかしてルルにあんな事とか、そんな事とか……

 

よく分からないが、顔を赤らめながらもやる気なユニを見て、自分も張り切って教えようと思うルルなのであった。




読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
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