超次元ゲイムネプテューヌ~緑の女神候補生~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回はギアちゃんの回になります。

それではどうぞ。



第43話 個別特訓 ネプギアの場合

「す、少し休憩……」

 

結界内で自身の属性解放状態の特訓をしていたネプギア。少し疲れたので、大の字になって結界内の空を見上げる。

 

『扱い方も最初の時より、かなり良くなったと思います。とりあえず樹にはぶつからなくなりましたが』

「うぅ……ネプギャーちゃんにそれ言われると、耳が痛い……」

 

ジト目な顔芸をしているネプギャーの言葉に、返す言葉も無いネプギア。

 

「ルル君が来たら、どんな特訓を教えてくれるんだろう……」

『個人的には、×××(ピー)な特訓だと嬉しいんですが』

「ええっ!? さ、流石にそれはないんじゃないかな……いや、私も大歓迎なんだけど……」

 

ルルが来たら、どんな特訓を教えてくれるのかと呟くネプギアに何食わぬ顔芸で特訓内容を予想するネプギャー。それを聞いたネプギアは正直言って満更でもなかった。

 

「ネプギアちゃーん、調子はどう?」

「ル、ルル君!?」

 

噂をすれば何とやら。ちょうどルルが結界内に入ってきた。突然の事に驚いたネプギアは慌てて身体を起こす。

 

「ごめんごめん。ユニちゃんに色々と手取り足取り教えてたら、遅くなっちゃった」

「て、手取り足取り!?」

『それはそれは。ユニさんが羨ましいです』

 

手取り足取りという言葉に過剰に反応するネプギアに対して、羨ましそうな顔芸をしながら答えるネプギャー。

 

「時間も惜しいし、早速特訓を始めようか。ネプギアちゃんには、ユニちゃんと同じく覚えて欲しいものがいくつかあるから」

「えっと……その、お手柔らかにお願いします」

「はい。承りました」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「武器を強化して使いこなす?」

「そう。ちなみに意味はそのままだよ」

 

そのままの意味だと急に言われても、イマイチ意味が分からないネプギアは首を傾げる。

 

「ネプギアちゃんのビームソード、ちょっと貸してもらってもいい?」

「う、うん……」

 

そう言われたネプギアは、ビームソードをルルに渡す。

彼女の武器を受け取ったルルは、自身のギャラクシーギアを取り出し、ネプギアのビームソードを中心に画面を展開させた。

 

「えっと、これをどうするの?」

「ユニちゃんにもやってあげたんだけど、武器のデメリットをある程度無くして、強化させてるんだ。変なところでエネルギー切れを起こすでしょ」

「そういえば……」

 

そう指摘されたネプギアには心当たりがあった。

自分が使ってるビームソードは、軽くて振りやすいし威力も申し分ない。ただ強いて言うなら、刀身の実体化持続時間が微妙なのが悩みの種だった。

 

「せっかくだから、これを機にネプギアちゃんとネプギャーちゃんが使ってる武器をリンクさせちゃおうかなって」

『ルル君が何をやりたいか予想はつきますが、私の分までやって意味はあるんですか?』

「んー? ちゃんと意味あるよー」

 

会話から察するに、ネプギャーはルルがやろうとしてる事を理解してるようだ。

 

「はい、できた」

 

そう言ってルルは、ビームソードをネプギアに返す。見た感じ、どこも変わってないようだが……

 

「鍔の部分をよく見て」

「? 鍔を……? あっ……」

 

目を凝らして見ると、確かに鍔の部分に6()()()()()()()()()()()()()()()()()()()が付いていた。正直、ルルに指摘されるまで全く気づかなかった。

 

「それは僕の次元で開発した『ブースターシステム』。予め属性魔力かシェアエナジーを込めたバレットを読み込んで、使用者の身体能力とか魔法を強化するんだ。ちなみにそれは()()

「えっと……特注って事は、他にも何かあるって事?」

「うん。ネプギアちゃん用にね」

 

フフフ……と意味深な笑みを浮かべたルル。

 

「じゃあネプギアちゃんのビームソードに搭載した機能を教えるね? その前にブースターシステムの使い方だけど、頭の中で"ブースター・ロード"って念じれば、とりあえず自動的に1回分は使えるから」

「とりあえずって事は、2回分を使う時から何か違うの?」

「察しが良いね。その通り。試しに"ダブル・ロード"って念じてみて」

 

言われた通りに念じてみる。すると……

 

『Lightning form』

 

何処からか音声が鳴り、ガシュン!!とシリンダーが2回分のロードした後、瞬く間にビームソードは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()に変化した。

 

「刀に……変わっちゃった……」

 

まさか武器自体が変化するとは、ネプギアも思ってなかった。試しに振ってみるが、重くは感じなかった。というより、自分が使ってるビームソードと同じくらいの軽さだった……

 

「なんとなく予想してたけど、ネプギアちゃんだとやっぱりそうなるのかぁ……うーん、でも……ネプテューヌさんが刀を使ってるから、それが反映されたのかな……」

「え? どういう事?」

「ブースターシステムの2回分のロードは()()()()()()()が主なんだけど、形態変化は人それぞれで、主に使用者の深層心理の姿が反映されるんだよ」

「それが……こうなったって事?」

 

ネプギアが訊くと、ルルは多分ねと頷く。付け加えるなら、ネプギアが姉であるネプテューヌに憧れてる部分が無意識にあるからなんじゃないかとルルは答えた。

 

「それでネプギアちゃんが今持ってる刀なんだけど……僕の次元にある古い文献に載ってた刀と形状が同じなんだよね。刀身の色以外は」

「そうなの?」

「うーん、名前なんだったかなぁ……あ、思い出した! 聖魔刀(せいまとう)ライトニングブレードだ!」

 

どうやらネプギアが持ってる刀は、『聖魔刀(せいまとう)ライトニングブレード』と言うらしい。

 

「ち、ちなみに……どんな文献なの?」

「レーダーが内蔵されてる刀で、そのレーダーが最適な行動を自動的に取らせる事から、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。ちなみに赤ん坊が持っても勝てるんだよ?」

「怖いよ!? 特に後半辺りが凄く怖いから!?」

 

恐る恐るネプギアが訊くと、苦笑いしながらルルは質問に答えた。それを聞いたネプギアはゾッとした。

 

「しかも使()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()から、"聖魔刀"って言われてるんだって。おっそろしい刀だよねー」

「なんか……ルル君って……怖いもの知らずだよね……」

「そう?」

「その……色んな意味で……」

 

別次元とはいえ、曰く付きの武器の説明をなんでもなさそうな表情で自分に説明してくれるルルに対してだが。

 

「とりあえず今から形態変化させた武器の練習ね。ユニちゃんには言ってあるけど、ネプギアちゃんが慣れてきたなって僕が判断したら、2人で軽い模擬戦をしてもらうから」

「え!? ユニちゃんと模擬戦をやるの!?」

「軽くね?」

 

ほんとはそれだけじゃないけどねと、ルルはネプギアに意味深な笑みを浮かべながら、そう答えるのであった。




読んでいただきありがとうございます。
後半に出てきた武器ですが、お分かりかもしれませんが武器のモデルはアレです。(知ってる人いるかな?)
次回も頑張りますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
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