2018年完結まであと8話
26話 ジョーカーの誘いとポンポーの迷い
ポンポーside
俺は今まで星奈と一緒に暮らし、戦ってきてどれくらいたったのか・・・初めて出会ったのは俺がバットエンド王国幹部昇進のために俺はタヌキ集会と呼ばれるカルト協会を作った。だがそれはある一人の少女によって打ち砕かれた。そいつは大人しそうだが戦う時は狙った敵を逃がさない肉食動物の目をしていたのだ。
俺はあっけなくやられ、それを教訓として星奈の方に 許しを請いて逆に利用しようと企んだ・・・そう、企むはずだった。
あいつは人間の癖にプリキュアを憎む者だった。あいつの話からすると奴は未来からやって来てプリキュアの調査の任務を存続中なのだ。
奴はプリキュアを見ただけで周りをみずに襲いかかろうしやがった。あいつのプリキュアに対する憎しみは俺たちバットエンド王国以上である。もしコイツ一人でバットエンド王国と戦ったら絶対あいつが勝つなと俺は思った。
ポンポー「はー星奈の奴・・・あいつ海に沈んで死んだのかとひやひやしたぜ」
あのとき、加音町で巨大円盤が出現し星奈は乗り込んでいった。気絶している隊員達はなんとか無事救出し、一旦俺は元の町に戻り星奈の無事を祈ったが後の報告によると黒井星奈は敵と一緒に海のそこへ落ち供に爆死したと聞き出されて俺はショックを受けた。俺は泣きそうだったが、2時間後星奈から電話があり夜には迎えに来いと命令され、俺は星奈が無事だったことを感涙し、俺は一刻も早く星奈のいる家にたどり着き、加音町の戦いはとりあえず終了した。
ポンポー「・・・・・・・・・・・・」
ポンポー「・・・・・・・・・・・・どうしよう」
あいつと暮らして一体どのくらいたったのだろうか、俺は星奈を利用して幹部昇進しようと計画していたが上手くいかず結局はあいつの手助けばっかだった。
「はっきりと言うけど、あんたに悪役は向いてないわ」
あいつの言う通り・・・俺は悪役に向いてないかもしれないて・・・
ポンポー「たぬ美さん・・・・・・」
あの時、苦手な卯相手に立ち向かった俺のことを惚れ込み、あの時はデートを楽しむことが出来た。
ポンポー「俺・・・・・・もう・・・やめるか」
うん!もうやめよう
ポンポー「もうやめよう・・・あんなところで幹部昇進とかいう夢は諦めよう・・・それにバットエンド王国にジョーカーとかいう奴がいるようだけど、結局辞める俺には関係ねーかあはははははははは・・・」
パッ!
突然辺りが真っ暗になり困惑する俺・・・突然スポットライトが俺の方に当たった。
ポンポー「な・・・なんだ?一体どこにスポットライトか?」
?「貴方と会うのはこれで二度目ですね・・・ポンポーさん」
ゾクッ!
なんだこの感じたこともない寒気と悪寒が入り乱れる気配は・・・俺は恐る恐る後ろを後ろに振り向くとそこに立っていたのは
ポンポー「まさか・・・あんたが・・・ジョーカー?」
ジョーカー「その通り・・・私はバットエンド王国皇帝ピエーロ様の側近ジョーカーです」
ポンポー「ひーー!!!」
ピエーロ様の側近が俺の前に現れたことに俺は腰を抜かし身動きが取れなかった。
ポンポー「一体、何しに来たんだ?・・・まさか俺を殺しに来たとか」
ジョーカー「いいえ、私がここに来たのはあなた方幹部候補の結果を見に来たのです」
やべえ、ジョーカーの目は真っ赤に光っていて怖くて身動きが取れねえ
ジョーカー「今の幹部はどうも駄目な人ばかりでした。ウルフルンさんもアカオーニさんもマジョリーナさんもプリキュア達に惨敗され路頭に迷うようになりましたそこで幹部になれずに幹部候補なったみなさんにチャンスをあげようとここに参りましたが、結果他の幹部候補のワルジージさんもヤマバーバさん、サルッキーさんヒキゲーロさん、ビッグマンさんドラーゴさんはあえなく結果を出せずあの頃に戻ってもらいました。」
ポンポー「あ・・・あの頃・・・」
ジョーカーの言う“あの頃”それは元の絵本に戻されることだ。つまりあのやられ役に戻されることだ。俺達バットエンド王国の住人にとっては絶対に嫌だ。
ジョーカー「ポンポーさん幹部候補は貴方だけになったのであなたの結果を見せてください。貴方だけが頼りですよ・・・だけどもし・・・」ギロッ
ポンポー「ひぃぃ!」
ドン! パサッ
俺はジョーカーの圧力に後退りしてしまい、後ろに机の角に当りその衝撃で一冊の本が落とされた。その本は
ジョーカー「なんです?これは」
ポンポー「はあ!それはっ!」
星奈があの場所で手に入れた本プリキュアの書がジョーカーの手に取られた。
ジョーカー「ポンポーさん・・・これは」
ポンポー「それは・・・あ・・・プリキュアに関する情報が多数書かれて・・・大昔のプリキュアが悪者だったことに・・・はっ!」
やばい!つい口が・・・
ジョーカー「プリキュアに関する・・・・・・ほう」
ジョーカーは一気にプリキュアの書を速読していった。
パタン!
ポンポー「それじゃ俺はここで・・・」
俺は恐る恐るコイツから逃げようとするときジョーカーは
ジョーカー「ポンポーさん!!」
ポンポー「は・・・はい!」
ジョーカー「あなたというのは・・・・・・なぁ~んていい子なんでしょ~♪」
ポンポー「へ?」
ジョーカー「まさかプリキュアが大昔にあーいうことをしていたとはむふふふ」
ポンポー「・・・・・・」
ジョーカー「ポンポーさん♪」
ポンポー「へ?は・・・はい」
ジョーカー「おめでとうございます♪あなたは今から正式にバットエンド王国幹部に任命します」
へ?俺・・・幹部に・・・この俺が幹部・・・
ジョーカー「どうぞ♪黒っ鼻と絵の具と本です」
ポンポー「これが・・・俺の手元に」
ジョーカー「あなたの活躍、期待してますよ♪では」
ジョーカーはプリキュアの書を持ったままどこかに消えた。
ポンポー「この俺が・・・・・・」ドクンドクンドクン
星奈SIDE
星奈「ただいま」
やっと帰路に辿り着き念願の家に帰ってきた。だが、
星奈「ポンポー?どこにいったの?ポンポー」
私はあちこち探したがあいつはどこにもいなかった。
星奈「あれ・・・」
プリキュアの書が・・・・・・ない
女子高生A「ちっつまんねえ・・・・・・」
女子高生C「なんかピリピリしてるねどうしたの?」
女子高生B「彼氏が勉強一筋になってリーダーなんか見向きもしなくなってイライラしてるんだよ」
女子高生A「くそおおおお!!!!」
女子高生B「ひっ!」
女子高生C「うわっ!」
女子高生A「もとはといえばあの正義の味方ずらしたあの糞女が原因だ、お陰で彼氏にはあたしを見向きもしなくなったし・・・あいつを殺してええ!」
ブレイン「その願い・・・叶えて差し上げますよ」
女子高生A「あ?誰だてめえ?」
ブレイン「なに・・・通りすがりの正義の味方ですよ♪」
みゆきside
私達はふしぎ図書館で一緒に遊んで一日を過ごした。私達は帰り道
キャンディ「クル・・・・・・」
みゆき「キャンディどうしたの?なんか今日元気ないよ?」
キャンディ「みゆき、キャンディは大丈夫クル・・・」
キャンディはこの頃からなんだか調子が悪いみたいだった。なんでだろ?
やよい「大丈夫?疲れた時には甘い物を食べると落ち着くよ」
キャンディ「やよい・・・ありがとうクル」
ポンポー「おい・・・プリキュア・・・」
みゆき「え?」
突然誰かが私達の名を呼ぶ者がいた。私達は周りを見渡した。
なお「あ!あそこだ!」
なおちゃんが上空に指差した方向を見ると、いつもはウルフルンかアカオーニかマジョリーナが来るはずだったが・・・今回はタヌキさんの幹部が現れた。
れいか「あなた・・・」
ポンポー「俺の名はポンポー、今回からバットエンド王国幹部になった者だ!俺をあのバカのウルフルンやアホのアカオーニやボケのマジョリーナと一緒にすんなよ!」
あかね「へ!なにが来ようが返り討ちにするだけやで」
なお「あかねのいうとおり、みんなの日常を壊す奴は私達が許さない!」
ポンポー「けっ世界よ最悪の結末バッドエンドに染まれ!白紙の未来を黒く塗りつぶすのだ!」
あんなに綺麗だった空がバッドエンド空間になり周りの人達はバッドエンド状態になった。
ポンポー「あれがいいな・・・」
黒っ鼻が近くにあった狸の置物に憑依し、アカンベーに変わった幹部のタヌキさんはその中に入り戦闘体勢に入った。
アカンベー「アカーーーンベエエーー!!」
みゆき「みんな!行くよ」
「「「「「プリキュア!スマイルチャージ!」」」」」
ハッピー「キラキラ輝く未来の光キュアハッピー!」
サニー「太陽サンサン熱血パワーキュアサニー!」
ピース「ぴかぴかピカリンじゃんけんぽんキュアピース」
マーチ「勇気りんりん直球勝負キュアマーチ!」
ビューティー「しんしんと降り積もる清き心キュアビューティー」
『五つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!』
ポンポー「おら!行くぜ!!」
「「「「「はあああ!!」」」」」
私達が戦いを始めようとしたとき私達はおもいもよらない人物が現れたのです。
ひゅうううううーーー
ドーーーーーーーーーーーン!!!
ハッピー「きゃあ!」
ピース「何?」
マーチ「あいつは・・・」
突然、上空から一気に落ちてきたのは私達プリキュアを倒そうと企む黒い仮面の少女・・・
ハッピー「オーディウム・・・」
オーディウムSIDE
ハッピー「オーディウム・・・」
サニー「なんや・・・またうちらの邪魔しに来たんか?」
オーディウム「・・・・・・」
サニー「なんか答えんかい!!」
ハッピー「サニー!落ち着いて」
サニー「けどな・・・」
オーディウム「・・・」パチンッ
バッバッバッバッバッ
ハッピー「え?」
ピース「な・・・何?」
ビューティー「この人達は」
サニー「何やねん!お前らそこをどかんかい!!」
マーチ「お前達はオーディウムの仲間なの?」
オーディウム「あなた達はそいつらの足止めをしてて」
『了解!』
隊員達は一斉にスマイルプリキュア達の足止めをし私はその間ワールドフォンであるアイテムを出した。
《チェンジ!ドームボール》
パシッ! ビュン!
ブーーーーーーーーーン
ハッピー「オーディウムとタヌキさんの周りだけドームみたいなのに閉じこもっちゃった?」
オーディウム「・・・・・・何やってんの?あんた」
ポンポー「せ・・・星奈・・・」
今、私の目の前にいるのはスマイルプリキュアの敵アカンベー・・・そして今その中で操っているのは・・・
オーディウム「いつからあんたはバッドエンド王国に戻ったの?」
ポンポー「・・・・・・」
オーディウム「プリキュアの書はどこにやったの?」
ポンポー「・・・・・・・・・」
ドーーーーーーーーーーーン!!!
ポンポー「!!」
オーディウム「いいこと・・・二度も同じ質問させないで」
ポンポー「プリキュアの書・・・あれはジョーカーに渡してやったよ」
オーディウム「え?」
ポンポー「あんな貴重な物・・・あのジョーカーがみすみすほうっておく訳にはいかねーからな」
オーディウム「あんた・・・」
ポンポー「それにいつまでも上下関係が逆転しないと思ってたら大間違いだぜ」
オーディウム「上下関係?何言ってんの?」
ポンポー「この際ハッキリと言っといてやるよ、星奈お前じゃああいつらを倒すのは無理だ」
オーディウム「は?」
ポンポー「おれはこの街のプリキュアと加音町のプリキュアを見て思ったんだ。あいつらは例え一人になっても仲間の思い出を糧にしウルフルン達がどんなに挑もうと負けることは確定済みだったんだ。あいつらの強さにはとてつもない絆って奴に繋がっているんだってわかった」
オーディウム「・・・・・・」
ポンポー「例えお前がプリキュアに挑もうとしてもいつかは負け戦の人生に突き進むようになるのさ」
オーディウム「・・・・・・」
ポンポー「だが安心しなお前も俺たちの仲間に入ればプリキュアなん「バシッ!」え?」
オーディウム「つまらない・・・」
バシッ バシッ バシッ バシッバシッバシッ
ガシッ
ポンポー「おうコラ!いい気になるなよてめえ・・・優しくしてりゃつけあがりやがって!!!だったら俺もマジにならざるをえねーなぁ!」
カッ
ズザザザザザザ
オーディウム「・・・・・・」
ポンポー「・・・よーく見とけ・・・これが・・・この度めでたく幹部になりあがった新ポンポー様だ!崇めろ!!」
あいつ・・・前のと比べて強いオーラを感じるどうやら本気になったようね
オーディウム「だから何なの?」
ポンポー「じゃあ行くぜ・・・」ドッ!
ポンポーは一気に私の目の前にダッシュして襲いかかってきた。
ポンポー「黒っ鼻を取得しハイパーアカンベェに乗り移った俺様の力を思い知りやがれ!」
ブオン!
ポンポー「ハイパーパンチ!!」
ゴッ!
オーディウム「ぐはっ!」
ポンポー「ハイパーダッシュからの・・・」ガッ!
ポンポー「ハイパー叩きつけ!!」
ドゴオオオオーーーーーーーーーーン!!!
ポンポー「まだだ」ガッ!
ポンポー「ハイパースイング!」ブオン!
オーディウム「・・・・・・」
ポンポー「こいつは痛えぞ?ハイパーサンドバッグ!!!」
ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!
ドシャ!
オーディウム「・・・・・・」
ポンポー「おーい生きてるか?お前がこの程度で倒れる女じゃないっこたとはわかってんだからよ!!」
スッ
オーディウム「冗談でしょ・・・」
ポンポー「あ?」
オーディウム「本気でそう思ってるの?力ずくで終わらせるつもりだったら手を抜いてる場合じゃないでしょ」
ポンポー「てめえ・・・俺のやってることが本気じゃねえって言いてえのか?」
オーディウム「そうよ・・・あんたの力も行動も言葉も全部偽物よ・・・」
ポンポー「この野郎・・・・・・」
オーディウム「それが本当のあんただとは思わせないでよ・・・そんなの許さない・・・認めない」
ブチッ!
ポンポー「認めない?何様だあ!!てめえは!!俺様が求めてやまなかったものを・・・軽々しく否定すんじゃねえ!!!」カッ!
ハイパービーーーーーーーーーム!!!!
ポンポーside
ポンポー「いや~まさか、たぬ美さんから俺に喫茶店の無料券をくれるなんて・・・」
たぬ美「いえ、あの時の助けられたこともありますし、これはお礼です。」
俺はあの時、あのウサギどもを追い払い店を救ったヒーローとして賞賛された。その御礼として喫茶木の葉の無料券を二十枚もらったのだ。
たぬ美「あの・・・ポンポーさん・・・」
ポンポー「え?なんで俺の名前を・・・」
たぬ美「あ!あの時、常連さんが名前を教えてくれたので・・・///」
常連さんって星奈のことか・・・
たぬ美「私と常連さんは結構親しい関係ですので、よく私の悩みを聞いてくれるんです」
ポンポー「へえ~」
たぬ美「あのポンポーさん?」
ポンポー「え!なんですか?」
たぬ美「ポンポーさんはかちかち山っていう物語を知ってますか?」
ポンポー「いっ!?ああ、よく知ってるよあはは・・・」
俺にとってトラウマとなった物語・・・なんだよな
たぬ美「狸は毎日おじいさんの畑を荒らし怒ったおじいさんは罠をはって狸を捕まえることに成功した。でも狸はおばあさんを殺し、一目散に逃げ、おじいさんは悲しみ、そこへ兎が現れ敵討ちをとることにした。薪に火をつき、次の日は辛子を背中にかけられ最後は泥舟に乗せられ死んでしまう・・・・・・私はあの絵本を読んだとき狸は好きでイタズラをしていたんじゃないと思うんです。」
ポンポー「へ?」
たぬ美「狸は・・・本当は・・・」
ポンポー「・・・・・・・・・」
ポンポー「お母・・・また食べ物を持ってくるからちょっとまってな」
お母「いつもすまないね・・・」
ポンポー「それじゃ行ってくるわ」
ー畑ー
ポンポー「さあーてどれにしようかな?」
俺はあの時病気のお母のためにいい芋がないか探しに来たところどうやらないと思った・・・が
ポンポー「やった♪まだあった!」
最後の一本がまだ土の中にあるのを確信し取ろうと思った矢先に・・・
シュルッ!
ポンポー「へ?」
パシッ!
ポンポー「うえええ!?」
おじいさん「やっとつまえたぞイタズラ狸!お前を今日の晩飯の狸汁にして食うからな」
ポンポー「そ・・・そんな~!!まじかよ」
俺はおじいさんに両手と両足を縛りつけ天井にぶらさがった。
ポンポー「くそ・・・噛もうとしても届かない」
結局あきらめて目を閉じようとしたとき
ブシュッ!
おばあさん「きゃあああ」
突然おばあさんの悲鳴が聞こえ何なのかと気になり覗いて見ると
兎「・・・・・」ポタポタ
ゾクッ
ポンポー「まさか・・・兎?」
兎「にやっ」
右腕に大量の血液を浴びた兎は俺をみて笑い、兎はおばあさんが使ったであろう包丁を俺に向かって投げ狙ったのは俺を縛りつけた縄だった。
ポンポー「お前・・・なんで」
兎「さっさと逃げろよ・・・」
あの頃は奴に従い一目散に逃げた。それが最善だと思ったからだ。
それはただの序章に過ぎなかった。俺は兎に説明させようとやって来たが⁉️兎は聞く耳もたず、デカい薪を俺の背中に担がせ、兎は・・・
兎「仕事なんだ手伝ってくれ」
俺は兎の指示に従い、俺は薪を運んだ。だが突然、背中の薪が突然火を吹き俺は一目散に逃げた。
次の日、俺は兎に説教をしようと駆けつけたが兎は俺のために薬を作ったと聞き、俺は仕返しをしようとそんなバカな考えはなくなってきた。
兎「おらよ!!」
バシャーーーーーン
ポンポー「ぎゃああああああ!!!!」
薬かと思いきや、兎は俺を待ち伏せるため激辛の薬をポンポーのしみる背中に流し込んだ。 俺は痛かった。
その時、帰ってきた俺の目にはとんでもないザンゲキがあった。
そう、いつも俺の味方であり、よい理解者であったお母の血を流した遺体があった。
ポンポー「お母!!お母!!」
お母「・・・・・・・・・」
もう虫の息だった。その血の足跡には兎のものだと分かり明日、俺は奴を殺そうと企てた・・・が
兎「よお・・・狸どん、どうした?」
ポンポー「てめえ!よくも俺のお母を」
兎「そうカリカリしなさんな・・・今から魚を取ろうと船を作ったんだ。狸どんお前さんのはあれだ」
兎が指差した方向を見るとそれは黒くて頑丈な船だった。もうこの頃怪我をされてる最中で食べ物を喉に通らなくなる位だった。
俺は兎に用意した船で魚を取ろうとしたが、下に水が溢れ出て徐々に崩れ始め最後は壊れて俺は溺れてしまった。
ポンポー「助けて!あぷ!あぷぷ!!」
兎「よお、狸」
ポンポー「兎・・・ぶっ!助けてくれ」
俺は自分が情けなく兎に助けを請いたが・・・
兎「悪いなババアを殺したことはお前に着せるわだからよ死んでくれよ・・・頼むから・・・」
ポンポー「へ?」
バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
兎は俺の頭をバシバシと強く殴られ、俺は疲れはてて海に沈んだ。
ゴボゴボ
死んだ・・・俺は・・・兎に何もかも奪われた。お母、今からそっちに行くわ・・・
ジョーカー「それでいいのですか?」
ポンポー「へ?」
ジョーカー「あなたの運命を私が変えてあげましょう」
ポンポー「お前・・・誰だ?」
ジョーカー「私はバッドエンド王国皇帝ピエーロ様の側近・・・・・・ジョーカーと申します。」
ドーーーーーーーーーーーン!!!
ポンポー「しまった!!まだ黒っ鼻のアカンベェの力を使いこなせてねえんだった!やっちまったかっ!!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
ゾッ!
ポンポー(伝わってくる・・・アイツの怒りが・・・初めて会ったときと同じか・・・いやそれ以上)
この先、あの女は本気で俺を消そうとするんじゃ・・・やべえぞ・・・こっちも本気で倒しにかからねえと
やられる・・・
オーディウム「今のは驚いたわ・・・死ぬかもしれなかったし」
怖え・・・あんな目で俺を見ていやがる・・・!
オーディウム「私はあんたの本音が聞きたい・・・何か言いなさいよ」
本音・・・・・・だと
ポンポー「・・・・・・・・・本音も何もねえ・・・元々俺は・・・お前を・・・利用しようとしただけだ」
俺から見ればお前は虎の威を借る狐の虎なんだよ
オーディウム「もう・・・お別れなの・・・?」
来るか!!?
オーディウム「・・・・・・・・・」ザッ
ポンポー「うおおおおお!!決着をつけてやる!」
ハイパーインパクト!!
ドーーーーーーーーーーーン!!!
ドサッ
ポンポー「あれ?やけに軽く吹っ飛んだな。どうした?」
オーディウム「・・・・・・」
まさか・・・こいつ・・・最初から俺とやり合うことなんか・・・
ポンポー「・・・わざとなんのために・・・俺に呆れた?もう説得する気も失せたのか?こんな状況で終わりかよ?こっちはハイパーアカンベェまで用意したっつーのに。そもそもなめとんのか!?目の前にいるのはかつてない強敵だぞ!それじゃ指でちょんっと突くだけで終わっちまうぞ!?ああん!!?」
オーディウム「・・・・・・そうね・・・でもそんなことしないでしょ?」
ポンポー「あ?てめえ、今さら・・・」
オーディウム「わかったのよ。ポンポーと話すときには力なんてあっても邪魔なだけだ・・・」ゴッ!
ポンポー「おい!」
こいつ・・・ハイパーアカンベェの人差し指のほうを自分で当たってくるなんて・・・
オーディウム「あんたは・・・信頼できる」
ポンポー「え?」
信頼・・・・・・・・・・・・・・・信頼・・・
ポンポー「なんで?」
オーディウム「私は今まで誰も信頼する人間なんかいなかったいやむしろプリキュアと戦う頃から誰もいなかったの」
ポンポー「・・・・・・」
オーディウム「私は子供の頃から・・・プリキュアに感情を奪われ・・・どんなに親しい人間にもチームを組んでいた人間からも親しくなろうともしなかった・・・例えそれが騙された奴だったとしても・・・」
ポンポー「・・・・・・」
オーディウム「たとえこの世界に来ても私の心は真っ暗な闇だった。たとえ周りからどんなに賞賛を受けても虚しいだけだった・・・・・・でも・・・最初に現れたポンポー・・・あんたが現れなかったら私はただの心のない人形のような奴になっていたかもしれない・・・」
ポンポー「んだよそれ・・・気持ち悪い・・・」
俺は幹部になり、ジョーカーから黒っ鼻を貰って・・・でけえ力を持って嬉しいと思った。
だが・・・いまいち面白くねえ・・・
こいつと会う前、幹部候補になった俺はあの三バカにはよくバカにされた・・・・・・
ウルフルン「なんだよ?幹部になりきれなかった狸かよ?おめえなんか船を作ってるほうがお似合いだぜ」
アカオーニ「お前幹部になれなかっのかオニということはお前は俺より下っぱってことオニ」
マジョリーナ「お前みたいな成績のいい奴が幹部候補なんて笑えるだわさ!ひゃひゃひゃ」
認めたい・・・・・・
こいつは俺と会ったとき怖がらず、煙たがらず、結局俺を受け入れた。その時は利用出来ると思った。
だがこいつと一緒に生活してると徐々に幹部に成り上がることなんざどうでもよくなった。
お母「あんたは自分のやりたいことをやりんしゃい」
たぬ美「狸は本当は・・・・・・」
誰かのために尽くそうとしたから・・・
そう俺は今まで気づかなかった絵本の世界で俺がやろうとしたことは・・・・・・大切な人を守りたかったからだ・・・
ポンポー「星奈・・・・・・お前はすげえ奴だよ・・・」
オーディウム「・・・・・・」ドサッ
ポンポー「おい!?どうした」
突然、星奈がゆっくりと倒れてしまった。
オーディウム「はあ はあ はああんたの攻撃をモロに食らったから体が思うように動けない・・・立っていることが奇跡だったわ 」
ポンポー「そりゃお前の自業自得だろ!」
オーディウム「そうね・・・ごめん」
ポンポー「ぶっ・・・くくく・・・はーはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!」
オーディウム「なによなにが可笑しいの?」
ポンポー「いや別に・・・・・・帰るか」
オーディウム「ええ」
ブー!ブー!ブー!ブー!ブー!
その時、星奈の腰のワールドフォンが鳴り響いた。
オーディウム「ちょっとごめんけどそれを私の耳に当てて」
ポンポー「おっこうか?」
俺はすかさず星奈の耳に当てた。
秋人「黒井!大変だ!今ある動画が配信してるんだ!見てくれ!」
オーディウム「動画?」
俺たちはその動画を調べて・・・思いもよらないことが起こっていた。
?「黒井星奈・・・たった今お前の仲間を人質にした場所は今送った地図の廃ビルにいる・・・逃げるなよ」
希美「助けて!!」
主「誰かー!!」
匠「なんで僕がこんな目にー!!」
オーディウム「みんな!!」
そう本当の戦いはこれからなのだ・・・
幹部候補一覧
ワルジージ(意地悪じいさん)
ヤマバーバ(山姥)
サルッキー(さるかに合戦の猿)
ヒキゲーロ(親指姫のヒキガエル)
ビッグマン(ジャックと豆の木の大男)
ドラーゴ(ドラゴン)
自分が考えたバッドエンド王国幹部候補一覧です。