ー星奈sideー
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
先生「次の理科の時間は理科室でやるので、早めに理科室に移動するように」
授業の終わりに先生が次の授業をする場所をお知らせして教室を去った。
私は早速、理科の授業の準備をしているところ、私にとって今、最も会いたくない奴等がやって来た。
みゆき「くろーーーいーーさーーーーん!!」
星奈「ぐえっ!?」
後ろから私の背中に衝撃ななにかにぶつかった。
星奈「ほ・・・星空・・・さん」
みゆき「えへへ 一緒に理科室に行こう」
そう私にとって最も会いたくない奴等の1人、星空みゆき
こいつは気に入った人間にはしつこいほど付きまとい、絵本が大好きで頭の中がお花畑という私に言わせれば馬鹿の塊で出来た生き物である。
あかね「コゥラ! みゆき! あんた黒井さんが迷惑しとるやろ!はよ どけてあげんかい!」
やよい「黒井さん ごめんね」
なお「まあまあ あかね そんなに怒らなくても」
れいか「みなさん ほかの人達も理科室に向かいましたから私達も早く向かいましょう」
星空みゆきの後ろから会いたくない奴等がぞろぞろとやって来た。
星空みゆきの後ろから2番目のこいつは日野あかね、こいつはお笑い好きであり友人を貶す奴は絶対許さないという暑苦しいヤツであり、元々は関西出身で関西弁でツッコミが上手く実家はお好み焼き屋であり所属している部活はバレー部であり情報ではこの学校に体験入学してきた外国人に一目惚れしているらしい。
黄色い髪にカチューシャを着けて、すこしオドオドしている娘は黄瀬やよい、こいつは泣き虫で引っ込み思案でありながら、絵は上手で、ヒーローオタクでオカルトオタクでもある。私から言わせるとオカルト好きなのになんで引っ込み思案で泣き虫なのかが不思議だと思っている。前に男の子向けのロボットアニメのおもちゃを買ったりしたこともあるらしい。実家は母親と一緒に暮らして、父親は幼い頃に他界したらしい。
緑川なお、こいつは正義感が強く、理不尽なことは納得しない性格であり、部活は女子サッカー部でレギュラーを勤めている。この体型で似合わないほどの大食いであり、足は陸上部に負けないほどの俊足である家族は弟と妹はたくさんおり、父親と母親は共働きであり、一人で弟や妹の面倒を見ている。弟や妹には内緒にしているらしいが虫とお化けが苦手らしい
青木れいか この女はこの学校の学級委員を務めており、才色兼備かつ上品な性格であり女子達の憧れてである。緑川なおとは幼馴染みの関係であり、三人とは違って名を呼び捨てでいうほどの仲である。卑怯なやり方を嫌い、怒らせると一番怖いらしい。
そしてなぜ私がこの5人を嫌っているのか?・・・それは・・・・プリキュアだからだ。
だが、私はある任務でコイツらを監視しなければならない。そして、コイツらが・・・・・・・プリキュアがなぜこの世界に誕生したのか?
情報によると1年前の大事件でプリキュアはドツクゾーンの首領ジャアクキングを打ち倒すことに成功したかに思えたのだが・・・・今、そのドツクゾーンが最初に出現したプリキュアのいる街でまた活動を再開しているのだ。しかも、各地の街でありとあらゆる悪の組織が出現し、新しいプリキュアが続々と出現しているのである。
悪の組織とプリキュア、この二つの謎を解明するため、私達、エージェントが各地の街でプリキュアを監視、謎の解明を任されているのである。そして、このことは絶対にプリキュアあるいは一般人に知られてはいけないのだ。今、ここにいるコイツらと学校の人間にも・・・・・・
星奈「悪いけど、あなた達に構っていられるほど、暇じゃないのよ それじゃ」
みゆき「あっ 黒井さん!?」
私はすかさず、教科書とノートを持って、教室を出た。
れいか「・・・・・・・・・」
私はやっとあの5人から解放され、廊下を歩いているところ、トイレの方で生徒たちがざわめいていた。
星奈「ねえ 何かあったの?」
私は後ろの男子に声をかけた。
男子生徒A「あー あいつだよ 『猛犬』だよ猛犬」
星奈「猛犬?」
女子生徒A「黒井さんはここに転校してきたばかりだから、知らないけど七色ヶ丘中学の中で最も恐れられているのがいるのよ ほらっ 来た!」
女子生徒が指差した方向を見ると、男の先生が男子トイレの中から引っ張って来たのが短髪で制服のボタンがはずれていた。そして目付きはほかの生徒を恐れられるほどの目付きであり、彼があの猛犬である。
先生「おい!! 紺野!!また生徒に暴力を振るったのか!?」
秋人「・・・・・・・・・・・・・・・・ 」
先生は紺野とかいう猛犬の生徒に怒鳴り付けたが、紺野は黙っていたが先生の目の前に口を出してこういった。
秋人「あいつらが気に入らなかったから」
やる気のないような声で言い放った。
先生「お前のせいで三人の生徒が保健室にいく羽目になったんだぞ!? どう責任を取るつもりだ!! え? 」
秋人「自業自得じゃね?」
先生はぶちきれたのか紺野の腕を引きずって職員室に連れてった。
男子生徒B「紺野の奴、本当に荒れてんな」
男子生徒C「うん 噂じゃ不良の高校生グループを一人で病院送りにしちまったって話だぜ?」
女子生徒B「うそ! こわーい」
女子生徒C「でも 紺野君って去年はおとなしい方だったのになぜか1年前の大事件がどうとかって怒鳴っていたもんね」
星奈(1年前の大事件!?)
あの紺野っていう男・・・・・・1年前の大事件であそこにいたのかしら?すこし調べる必要がありそうね・・・・
ー3年生の教室ー
教室では猛犬こと紺野秋人の話で持ちきりだった。
男子D「まじかよ!? 紺野またやらかしたのか!?」
男子E「ああ もうこれで何回だよって話だよ」
男子F「あいつがこの学校に登校してる時点で檻にいれられているっていうもんだよな」
男子G「いっそ学校から出ていってくんね?って感じだしな?」
3年生の男子が紺野の愚痴を言ってる時に生意気な声が聞こえた。
匠「おい 受験の準備の邪魔すんなよな」
教室の窓の方の机で黙々と受験用のテキストを見てる少年は金田 匠
猛犬こと紺野秋人と同じ3年生でメガネでモヤシでがり勉の少年である。
男子E「はあ なんだよ?金田 ここ受験会場じゃあるめーし」
男子G「がり勉野郎がえらそうによ」
匠「紺野ぐらいでビビってんじゃねーよ」
男子F「けっお前だって前に紺野にぶん殴られていたじゃねーか?」
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
私は今日の授業が終了してあいつらに出会わないように学校を出た。
星奈「さてと、とりあえず、スーパーで買い物・・・・んっ?」
私が今日の夕食を作るためスーパーで買い物をしようと考えていたところ路地で私と同じ中学の制服の娘が3人の女子高生に絡まれていた。
女子高生A「おい 約束の金 準備したのか?」
希美「い・・・いえ・・それは・・その」
女子高生B「ちっチンタラしやがってよ ほら! 寄越せよ!」
希美「あっ」
女子高生C「なんだよ たくさん あんじゃん・・・・なんだ?これ」
不良の女子高生のひとりが財布を強引に取られたとき、鞄の中から一冊の絵がこぼれ落ちた。
女子高生C「・・・・なんだよ! すげー 下手くそじゃん」
女子高生B「えーどれどれ ほんと!!まじウケるしー」
女子高生の二人がその娘の絵を見てゲラゲラ笑いだしているところ、リーダー各の女子高生が絵を見てゲラゲラと大笑いした。
女子高生A「あんた なにこのダッサイ絵? まるで幼稚園児の描いた絵にしか見えねーじゃん」
希美「返して それは大切な・・・・」
ビリっ
女子高生A「糞がつくほど下手くそな絵だぜ ぎゃはははははは!!!」
女子高生B「きゃはははははは!!」
女子高生C「きゃははははは!!」
彼女は大切な絵を貶され、破り捨て、挙げ句、爆笑させられ、泣きじゃくっていたところ・・・
バキッ
ドサッ
女子高生A「あっ?」
女子高生「え?」
希美「?」
私は達の悪い女子高生の一人をぶっ飛ばし、両手をパンパンと払った。
女子高生A「おい てめえ!! なにもんだ!?」
星奈「只の通りすがりの女子中学生よ かつあげ不細工先輩」
女子高生A「ぶ・・・不細工だとー!?」
女子高生B「てめえ その制服 そいつの連れか?」
星奈「いいえ 只 学校が同じってだけよ」
希美「・・・・・・///」
星奈「あんた達のやってることってまるで豚に餌ちょうだいって練習してるかと思ったわ」
女子高生A「豚だと!? おい! コイツぶっ飛ばしちまえ!!」
女子高生B「あいよ!」
女子高生の1人が私に思いっきり殴りかかってきたが・・・・
バスっ!!
女子高生B「ぶっ」
ドサッ
私は奴の腹に掌底一発でぶっ飛ばした。
女子高生A「てめえーー!! 調子に乗ってんじゃねーーーぞーーー!!!」
希美「危ない!」
リーダー各の女子高生が私に豪腕のパンチを出したが。
星奈「ふん! たあっ!」
女子高生A「ぶっ」
ドーーン
倒れた子分の女子高生の音とは違って、太い音だ。
星奈「はい これ」
希美「あ・・・ありがとう///」
私は財布と破れた絵を彼女に返し、去ろうとした。
希美「わ・・・・私は白銀希美です えっとあなたは・・・」
後ろから彼女の自己紹介が聞こえ、すこし止まり、私も自己紹介した。
星奈「黒井星奈よ・・・・・・」
そういって私は彼女から去った。
希美「黒井・・・さん・・///」
?「ちょっとそこのあなた」
星奈「ん?」
私は買い物を終え、そろそろ帰宅しようとしたとき後ろから声が聞こえ振り向いたとき、すこし不気味な狸のお面を被った女性が私に話しかけてきた。
?「最近、あなたは何かにお悩みになっているのでしょう?友達あるいは学校の不満とか」
星奈「生憎、私にそんな不都合なことなんてありませんので、それじゃ・・・」
?「お待ちなさい! 私は貴方を救いたいと思っていたんですよ それを棒に振るっては貴方も私も不幸になってしまいます ですから、我が教祖様に貴方を救えと伝えられ、ここまできたのですよ」
これって一種のオカルト宗教って奴であろうか?しかし私はその教祖様が私に救いを差しのべてくるとは私にとっては片腹痛かったので、その教祖様とやらに会って文句いってやろうと考えた。
星奈「わかりました。ではその教祖様に会わせてください」
?「わかっていただけましのね! では、私についてきてください」
私は女性に案内されると裏路地を通るとなぜかすこし変わった家があったのだ。看板に狸集会と書かれおり、私は中に入った。
ザワザワ ザワザワ ザワザワ
会場に入った私が見たのは、皆狸のお面を被って、入ってきた私を目の前のステージへと連れていった。
?「あれ もしかして黒井さん?」
横から私に声をかけてきたのは、同じ七色ヶ丘中学の制服を着た女子中学生だった。
星奈「えっと あなたは・・・」
?「知らなくても無理ないわ 私は空野主 あなたと同じ七色ヶ丘中学2年生よ」
彼女がステージの上で自己紹介しているときにステージの下にいる人間たちがざわついた。
?「おい ポンポー様だ!」
?「ポンポー様が来るぞー」
?「我らの救いの教祖 ポンポー様が来たぞ」
バタン
ポンポー「みなさぁーん みなさんは幸せですか?」
会場の入り口から現れたのは周りにいるほかの人間が着けている狸のお面よりすこし大きく体は布で覆われた大男だった。こいつがその教祖様らしい。
そして、この後コイツは思い知らされるであろう。私がなぜ、幸せじゃないのか、なぜ笑顔ができないのかを…
このあとはバトル展開です。