ジョン(仮タイトル)   作:っっっっっっっつ

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ふぇぇ止まんないよぉ…


二話

突然の襲撃で家族を失った場所から2時間ほど歩くと廃墟と化した街、スプリングベールが見えてきた。途中、モールラットや犬、ブロートフライなどと遭遇したが特に手こずることもなく試し撃ちにちょうど良かった。

「…ここかッ」

街で一等大きな建物、スプリングベール小学校の扉の前に立つ。腰に下げた片手持ちのショットガンを右手で引き抜くと目の前の扉を破壊せんと全力で蹴破る!

「なんだっ!?誰だてめぇ!」

壊れることなく軋んだ音を響かせながら観音開きに開いた扉のすぐ前には、慌てて背中から銃を手繰り寄せているモヒカンがいた。

「目の前とは好都合だ」

しかし動きが遅い!即座に銃口を向け体の中心めがけて引き金を引く!凄まじい反動に右腕が跳ねるが散弾はしっかりとモヒカンの体を引き裂いている。1、2mは飛んだんじゃないかなんて考えながら銃に弾を込め直していると複数の足音と楽しそうな声が聞こえてくる

「見ろよ!坊やがタフガイごっこしてるぜ!」

「そうだぁ!切り裂け!」

出入り口から入ってすぐのエントランスに踊り込んでくる銃を構えた二人のレイダー、まださらに遠くからも声が聞こえてくる、時間は掛けられない。

「V.A.T.S.起動」

pip-boyの機能の一つV.A.T.S. これは極限の集中状態で時間が引き伸ばされる感覚を人工的に再現するもので、使用者の適正が必要で使えもしない者が多く使えても少しだけ者も居る。だが自分はどうやら適正が高いらしくより長く使え、より早く動けるらしい

世界から色が消えていき思考が加速されていく

(一人はアサルトライフル、もう一人は中国軍ピストル、二人とも頭は丸見え)

少し距離はあるためこのショットガンで必殺とは行かない。

(ならアサルトライフルの方だな)

色の落ちた世界で緩慢な自分の動きに苛立ちながら照準を合わせると引き金を引く。

「なっ!?」

尋常ではない動きに、一瞬遅れてピストル装備の方だ驚きの声をあげるが無視して、反動を必死に押さえ込み、散弾を受けて何が起きたのかすらわかっていないライフル装備にトドメの一撃を打ち込む。

「クソッタレェ!」

ピストル装備が叫びながら撃ってくるのを確認するとV.A.T.Sが切れてしまう

「グッ」

とっさに身を躱すも腿を10mm弾が掠めてしまう

「イテェじゃねぇか…クイックロード2番」

pip-boyから電子音が鳴ると右手のショットガンが消え腰に父の.44マグナムが現れる。これもpip-boyに備わっている機能で最大で8個のアイテムを内部格納領域から予め設定した所に呼び出す事が出来る。

マグナムを一瞬で抜き放ち反応出来てないピストル装備のレイダーの頭の撃ち抜く

どぅ、と倒れていくレイダーに目もくれず辺りを見渡せば自分に向けられる銃口が3つ。

「…息をつく暇もないな……」

不思議と負ける気がしなかった

 

 

 

 

戦闘を終え軽く中を探索してからスプリングベール小学校の裏口から出る頃には陽は高く登っていた、ふとpip-boyを見ればもう昼時だと時計が示している。外の見張りをしていたらしいレイダー三人をショットガンで挽肉にしながら取り敢えずの目的地をメガトンに据える。

家族がやっていた商隊はキャピタル・ウェイストランドでもそれなりに有名で各地に知り合いも居る。家からの買い物を生活の宛にしている人も居るので訃報を知らせて回る必要がある。

「…取り敢えずモリアティさんに会わないとな……」

近くの水場で喉を潤しメガトンへと足を向ける

 

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