「ふ〜、やっと終わった〜」
部屋の主が痙った背筋の筋肉を伸ばすように、背伸びをした。
彼の名はネギ·スプリングフィールド
数年前に起こった事件を解決に導いた
今ではその計画も軌道に乗り、以前に比べてだいぶ穏やかな毎日を過ごせている。
ーこんな日がずっと続けばな
そんな事を考えてしまいがちだが…
「ちょっと入るネ、ネギ坊主!」
こういう時は必ず騒動がやってくるものだ。
「どうしたんですか?
「これを見るネ!」
差し出されたのは、懐中時計に似たものだった
「これって…
「そうネ、これは並行世界じゃなくテ、
「へ~そうなんですか〜…って、本当ですか!?」
さらっとスゴいことを言われた為慌てて聞き直す
「そうネ。一度使ってみたケド、転移場所の環境の文化レベルが違いすぎたから、そう判断したネ」
思わず唖然とした
「自分で使ったんですか…?」
「あたりまえネ、それで相談があるネ」
「え…。それってまさか」
「この
「やっぱりですか!」
何となくの嫌な予感が当たった…そんな事をネギは考えた…
「それでどうするネ、ネギ坊主?」
「わかりましたよ、超さん」
「ありがとネ、それじゃあコレ、ハイ」
超がネギに何かを投げた
「これって…僕の魔法発動媒体の指輪?」
「そうネ、それに加えて何でも入れれる収納機能も搭載してるネ」
「それはすごいですね、それじゃあ何か必要なものを色々入れてきます!」
◆◇◆◇◆
「ほんと、何でも入りますねコレ…」
戻ってきてそうそうネギは言った
「アスナ達には言ってきたネ?」
「はい、一応」
「それじゃあ行ってらっしゃい」
渡界機を作動させ、少年は、部屋から消えた…
◆◇◆◇◆
気づくと僕は草原に上に立っていた
眼下には街があり、その近くには多少質素とも言えるが、城とも言える大きな建物があった。
「さて、城下町で聞き込みする前に…」
僕は超さんから貰った指輪からのどかさんに貰った、
◆◇◆◇◆
城下町に住んでいる住人の話を繋げていくと、ここはレグニーツァ公国という国で、ジスタートの七戦姫に一人、アレクサンドラ=アルシャーヴィンが治めているのだという。
ジスタートの七戦姫というには、昔、30ほどの小部族がこの地の覇権を競う中、「黒竜の化身」を称する男が突如として現れ、我を王として従えば勝利を約束するとした彼に七つの部族が従った。
そして彼は服従の証として、各部族から捧げられた女性に竜具を与えて七戦姫とし、宣言通りに周辺部族を平定しただけでなく、周辺諸国をも滅ぼしてジスタート王国を建国し、その初代国王となった…だそうだ
今でも小競り合いはある様だが大きな戦争はあまり起こっていないようだ。
やっぱり平和が良いな〜って考えていると、不穏な声が聞こえてきた。
(…ガキどもは沢山捕まえた…あとはコイツラを売れば…)
声が聞こえてきた方向を見ると、いかにもガラの悪そうな男達がいた。
するとその中のに一人と目が合い、奴らは走って逃げてった。
「おい、待てッ!」
◆◇◆◇◆
僕は少し気晴らしに外を見ていた。
いつもどうりの城下町
だけど今日は何故か、変な感じがする
僕の
その違和感を確かめるように城下町を見つめると騒がしい所が合った
そこでは複数の男性を一人の男性が追いかけていた。
「君が気になっていたのは、彼らかい?」
竜具を撫でながら聞いてみると肯定を示すように双剣の炎が揺らいだ。
よし、ちょっと調べてみようかな…
僕が寝ていたベットに仕掛けをして、王宮を抜け出した。
◆◇◆◇◆
僕が町に着くと彼らはまだ追いかけっこをしていた
周りの人も何かの催し物だと思ってるのか、ヤジをとばしていた
すると追いかけていた方の彼が立ち止まった
諦めたのかと思ったら何かを唱え始めた
「ラ·ステル マ·スキル マギステル
すると彼の周りに分身が現れた
これには僕も含め、みんな驚いていた
しかし、そんな事を気にせんとばかりに、彼らは逃げてった男達を捕まえていた
その手際の良さに僕は凄く驚かされた
そして彼はその内の一人に何か質問していた
「
指を指しながら聞くと
「
その質問に僕らは驚いた
何故彼はそんな事を知っているのかと…
そんな事を考えていると、
「すみません、あとで誰か衛兵に伝えてください。『郊外の南の森3500アルシンの所に子供がいる』と」
そう言い残すと、彼はその場から飛び屋根の上を走ってった…
彼は一体何者なんだろう…
疑問にある中、心の奥底に眠っていた筈の気持ちが動き出した事にまだ僕は気づいていなかった…