Fate/Puella magica   作:種好き

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運命はきっと変えられる(前編)

夕焼けの陽が差し込む病室は、都市の近代化に伴って高層化された見滝原病院のもの。

その出入り口の壁を背に、美樹さやかは上がり続ける身体のボルテージを抑えるのに必死だった。

 

部屋の主は彼女の幼馴染――――尚、絶賛片思い中――――の上条恭介。

今年の春に事故に遭い、命に別状こそなかったものの、身体機能への影響は大きく、今もこうして入院している。

さやかは、ほぼ毎日のように彼の見舞いに来ていた。

まるで通い妻のようだと胸中で自負しつつも、入室間際のこの緊張には未だに慣れないでいた。

 

深く息を吐き、今こそは、と思う。

しかしそれでもまだ、彼女の足は動かない。

それどころか、聞こえるはずのない高鳴る心音が彼に気取られるのではないか、という疑念さえあった。

 

風に煽られ、部屋の中のカーテンが揺らぐ。

その瞬間、不意に足が出た。

テコでも動じなかったであろうその足は、今度は留まる事を忘れて歩みを始めたのだ。

それはまるで導かれでもするかのように、彼女自身、驚くほどの自然な足運びだった。

どうやら風は、彼女の葛藤を春の綿毛のように吹き飛ばしていったらしい。

観念したのか、恥じらいを潜めた苦笑でもって、さやかは想い人の待つ病室へ足を踏み入れた。

 

「やあ……!」

 

それに気付いた上条は、窓に向けていた眼差しをさやかの方へと向ける。

応えるように、さやかは微笑みながら彼の傍らに寄り添うようにして座った。

 

「えーっと……はい、これっ」

 

彼女は持っていた鞄から一枚のCDを取り出した。

内容はヴァイオリン奏者がパッケージを飾るクラシック音楽。

上条はそれに感嘆したのか、いささかばかり興奮した調子で言った。

 

「いつも本当にありがとう。さやかはレアなCDを見つける天才だね」

「えへへ……、う、運が良いだけだよっ、きっと」

 

上条の家は音楽家系で、彼自身も幼少からヴァイオリンの英才教育を受けていた。

周囲から天才的だと持て囃された彼の演奏は、当時、幼かったさやかの心にまで感銘を与えた。

……それが次第に恋心へと発展していくのに気が付いたのは、はたしていつだったか。

以来、クラシック音楽は知る人ぞ知る、彼女の意外な趣味の一つとなっている。

 

ちなみにさやかは決して、レア物を見つける天才、というわけではない。

彼女は、上条が気に入るだろうCDを時折こうして見繕っており、ある時は休日をまるまる費やし、電車を使って隣町のコアな専門店にまで赴いた事もある。

……その内に勝手を掴み、慣れてきたのもまた事実ではあるが。

 

「この人の演奏は本当にすごいんだ。さやかも聴いてみる?」

 

音楽プレイヤーをセッテイングしながら、上条は片方のイヤホンをさやかに差し出す。

乙女心を燻ぶる彼の行為は、無意識なのかそれとも……、なのか。

どちらにせよ、彼女の頬を夕日に匹敵、或いはそれ以上に赤らませた。

 

「い……っ!……いいの、かな……?」

「ホントはスピーカーで聴かせたいんだけど、病院だしね」

 

薄く笑みを浮かべて、彼女の方に身を寄せる上条。

その際のさやかの緊張は先の入室前の時などまったく比べ物にならなかったが、それも曲が始まるとすぐに落ち着いた。

 

小さな頃に聴いたあの、彼の素晴らしかった演奏を思い出し、今あるこの幸せを噛み締める。

……けれど、そんな穏やかな気持ちを、咽び泣く声が現実に引き戻す。

 

必死に抑えているのだろう。

気付けば彼は、窓の方へと目を背けていた。

頬を伝う涙がぽたりと彼の右腕の包帯に落ち、染み込んでいくのが微かに見える。

その右腕は曲に呼応してわずかに震えるだけだが、さやかにも、それが精一杯の動きなのは解っていた。

 

彼の右手はもう、動かない。

人々の心を震わす演奏を生んだ彼の手は、ある日、神の気まぐれによって永遠に失われた。

 

漏れ出す彼の嗚咽は、弦楽器が奏でる悲しい曲調と相俟って、二人の空間を悲愴感で支配する。

そのやり場のない哀しみと怒りに、さやかはただ、目を伏せることしか出来なかった。

 

 

 

 

 

「ティロ・フィナーレ――――!」

 

白銀の大砲から放たれた極光は、瞬く間に敵を飲み込む。

暗闇を司る魔女の使いも身を包む閃光の前に抗う事はせず、その存在を静かに昇華させた。

それと同時に、辺り一面を支配していた暗黒も払われ、夜の公園はその景観を取り戻した。

安心したのか、遊具に身を隠していたさやかとまどかが顔を出す。

 

「いやぁ、やっぱマミさんってかっこいいねぇ!」

「もう、見世物じゃないのよ?危ないことしてるって意識は、忘れないでおいてほしいわ」

 

百戦錬磨のマミの実力に感嘆の声を上げつつ、はしゃぐさやか。

それをマミは苦笑混じりに諌める。

しかし、さやかと違って声にこそ出さなかったものの、まどかもまた、興奮冷めやらぬといった面持ちでマミを見つめていた。

 

初めて使い魔に襲われて以来、二人はマミから多くの事を聞かされた。

魔法少女の事。

魔女の事。

ソウルジェムやグリーフシード……それを巡る対立の事。

そしてそれらを踏まえ、白い生き物――――キュゥべえ曰く、まどかとさやかには魔法少女の素質があるという。

そこでしばらくの間、彼女たちはマミの提案で“魔法少女体験コース”と称した彼女の魔女退治に同行する運びとなった。

 

今宵はその三回目。

マミと同じ魔法少女である暁美ほむらからの干渉はあったが、それでも回を追う毎に二人の眼はマミに対しての憧憬の色を強くしていた。

 

 

「二人とも、何か願い事は見つかった?」

 

帰る道すがら、マミは二人に尋ねた。

二人は顔を見合わせ、俯きがちに黙り込む。

概ね予想通りの反応にマミはくすくすと笑う。

 

「まあ、そういうものよね。いざ考えろ、なんて言われたら」

「……マミさんは、どんな願い事で魔法少女に……?」

 

今度は躊躇いがちに、まどかが訊ねる。

その問いにマミは一瞬立ち止まり、その表情には少しばかり影が差したように見える。

 

「あ……いや、あの、どうしても聞きたいってわけじゃなくて……」

「ううん、いいの。……私の場合は――――」

 

 

幸せな家庭があった。

父もいて、母もいて。

兄弟や姉妹こそなかったが、彼女にはそれで十分だった。

何一つとして不自由はなくて、何物にも代えがたい、暖かな日常。

 

――――けれど、それらは何の前触れもなく、突如として喪われた。

 

もう、何年前になるだろう。

家族とドライブに出かけた帰りの事だ。

それは繁多な父がようやく合間を縫って得た、久しぶりの家族の団欒の時間だった。

彼は寂しい思いをさせてきた娘に対して、精一杯の愛情を注ごうとした。

――――その為に一瞬、ハンドルを握るべき手を離したことが仇となった。

 

……気付いた時には、全てが手遅れだった。

反対車線の乗用車の横転が視界に入り、次に目を開けた時にはそれが火の海に変わっていた。

 

つい先ほどまで、自分に笑顔を振り撒いていた父も母も、既に事切れていた。

けれど、悲しみに暮れるよりもまず先に、彼女が思った事は一つだけ。

 

“死にたくない――――……!!!”

 

彼女は何かに縋るような、必死の思いで手を伸ばして――――、

 

 

「考えてる余裕さえ、なかったわ」

「――――――――――――」

 

自分と年端の変わらぬ少女が、憧れの的に至るまでの壮絶極まる経緯に、二人は絶句するしかなかった。

 

「後悔してるわけじゃないのよ?今の生き方だって、あそこで死んじゃうよりは余程よかったと思ってる」

 

そう言いながら、マミはどこか寂しげに微笑む。

 

「……でもね、ちゃんと選択の余地がある子には、きちんと考えた上で決めてほしいの。私には出来なかった事だからこそ、ね」

「……ねぇ、マミさん。願い事って――――自分の事柄でなきゃ、駄目……なのかな?」

「……?」

 

普段の明るい様子とはかけ離れた真剣な、さやかの声色。

 

「たとえば――――たとえばの話なんだけどさ。あたしなんかより、よほど困ってる人がいて、その人の為に願い事をするのは――――」

「それって、上条くんの事?」

「た、たとえ話って言ってるじゃんか!」

 

まどかが尋ねると、それが図星だったのか、露骨に狼狽するさやか。

そこにマミの傍らにいたキュゥべえが平然とした様子で口を挟む。

 

「別に契約者自身が願いの対象になる必然性はないよ。前例もないわけじゃないし」

「でも、あまり感心できた話じゃないわ。他人の願いを叶えるのなら、なおさら自分の望みをはっきりしておかないと」

 

マミは少し難しい表情を浮かべながら、言葉を続ける。

 

「――――美樹さん。あなたは彼に夢を叶えてほしい(、、、、、、、、、、)の?それとも、彼の夢(、、、)を叶えた(、、、、)恩人になりたい(、、、、、、、)の?同じようでも全然違う事よ、これ」

「……その言い方は、ちょっと酷いと思う」 

 

苦々しく憤るさやかを宥めるような声で、しかしはっきりと、マミは言う。

 

「ごめんね。でも今の内に言っておかないと。そこを履き違えたまま進んだら、あなた、きっと後悔するから……」

「……そうだね。あたしの考えが甘かった。ごめん」

「ううん、いいの。……やっぱり、難しい事柄よね」

 

そう呟いたマミは懐かしげな、けれどやはり、寂しげな表情を見せて、

 

「……昔ね、いたの。美樹さんが言ったみたいに、他の人の為に、魔法少女になった子」

「……マミさんの友達に、ですか……?」

 

まどかが尋ねると、マミは苦笑いを浮かべて続けた。

 

「うーん……、友達、なのかな。私が初めてパートナーを組んだ子だったわ」

「マミさんの、パートナー……」

「今はちょっと、けんか別れになっちゃってるんだけどね。根はとっても優しい子だったの。……今でも、きっとそう……」

 

思い出に浸っているのか、彼女はその目を遠く虚空へと向ける。

二人には、その目からきらりと、零れるものが見えたような気がした。

 

「……その子は?」

「その子は家族の為の祈りで魔法少女になった。けれどある日……その願いのせいで、彼女の家庭は破滅したの」

「………………!」

「それから、彼女は荒み始めた。自分の利害の為だけに、行動するようになってしまったの。……私とのコンビもそれで解消になったわ」

 

事故で家族を失ったの(、、、、、、、、、、)と、自分の(、、、)せいで家族が(、、、、、、)死んだの(、、、、)じゃ全然違うだろ……!!!?”

 

「……そんな、事が……」

 

やり切れない思いが場を満たし、しばしの間、誰も口を開く事が出来なかった。

 

……~~~♪

 

沈黙を破ったのは、あまりメジャーではない多重奏の着信音だった。

 

「……あら?何かしら」

 

鳴り響く着信メロディーは、巴マミの端末から発せられていた。

電子メールを確認した彼女は予想外の内容が記されていたのか、少し目を見開き、手短に返信を済ませ、

 

「ごめんなさい。少し急用が入っちゃった。二人だけでも大丈夫?」

「大丈夫ですよっ。まどかの家はもうそこだし、あたしは……ほら、キュゥべえがいますから!」

 

心底、申し訳なさそうに断りを入れるマミに、さやかは先の暗い表情が嘘であったかのような笑顔を浮かべ、キュゥべえを抱き寄せる。

まどかも、流石にさやか程ではないにせよ、明るい面持ちでもって快くマミを送り出した。

 

 

 

 

 

 

マミは一人、先の公園の広場へと踵を返していた。

その手にあるソウルジェムは魔力反応を鋭敏に捉えている。

この傍目からは奇怪に見える行動の理由は、先ほど届いたメールの文面にあった。

 

『話がある。事が済み次第、一人で広場まで来て。暁美ほむら』

 

いったい、どうやってこちらの連絡先を知り得たのかは定かではない。

だが事ある毎に干渉してくる彼女とは、一度話をつけなくてはならないだろう。

それはマミ自身も考えていた事だ。

 

――――ソウルジェムの輝きが増す。

初めて彼女と対峙した時と同じく、魔力の反応は二人分(、、、)

辺りを見回し、警戒を厳とする。

ここまで来て、闇討ちなどされてはたまらない。

 

「――――わかっているの?」

 

……だが、それも徒労に終わった。

ここまで完璧に気配を殺して背後に立たれては、そう言わざるを得ない。

とはいえ、ほむらが初手での奇襲という選択肢を殺したあたり、話し合う余地は十分にあると踏んで、ひとまずマミは安堵した。

尤も、この後の返答次第では戦闘も止む無しという事もまた弁えていた。

 

「自分が何をやっているのか……」

「ええ、解っているわ。未来ある後輩に魔法少女の心得を教えてあげているだけ」

 

ほむらからの静かな叱責に、挑発的な口調でもって返す。

彼女がどうやら二人の契約を厭っているようだが、明確な目的が見えてこない以上、黙って屈するわけにはいかない。

 

「――――いい加減にして。“正義の味方ごっこ”に文句を言う気はないけれど、あなたの勝手にこれ以上、無関係の子を巻き込むのは止めなさい」

「彼女たちはキュゥべえに選ばれた。もう無関係じゃないわ。それに……何も知らないあなたが、知った風な事を言わないで」

 

怒りの琴線に触れられたのか、マミは少しばかり荒げた声でほむらを睨む。

対するほむらは冷静に髪を掻き上げる素振りを見せ、

 

「……交渉は決裂、かしら?」

「交渉?馬鹿を言わないで。あなたが一方的に要求してきただけじゃない」

「鹿目まどかを魔法少女にさせない……それさえ守ってくれるなら、今すぐこの街から出て行くわ」

「……へえ、あなたも気付いていたのね。彼女の素質に……」

 

不敵な笑みを浮かべるマミ。

そう、彼女も気付いていた。

最初こそ信じられなかったが、鹿目まどかの中には、自分をも凌駕するであろう程の魔力係数が秘められているという事に。

 

「あの子だけは契約させるわけにはいかない……」

「自分より強い相手は邪魔者ってワケ?いじめられっ子の発想ね」

 

今度はマミが意趣返しとばかりに、ほむらを責め立てる。

流石の彼女もやや眉を顰め、再びその長髪を掻き上げて言う。

 

「――――あなたとは戦いたくはないのだけれど」

「二対一でかかってくる気?数でどうにかなると思っているのなら、あまり私を侮らない事ね」

 

姿を見せない第三者の存在を看破してみせても、ほむらに動揺はなく、その人物が現れる様子もない。

しばしの剣呑な雰囲気の中、嘆息混じりに先に剣を収めたのはマミの方だった。

 

「どうやら、これ以上の話し合いは無駄みたいね。……もう二度と、私に会わないよう努力して。言葉だけで事が済むのは今夜で最後でしょうから」

 

そう言ってマミはほむらに背を向け、その場を去っていく。

その背中は一見、無防備に見えながら、追い縋るものなら容赦はしないという殺意めいたものを内に潜めているようにも思えた。

 

 

 

 

「やれやれ。君たちは穏やかに話し合うことも出来ないのかね。見ていて胃が痛む」

 

巴マミの姿が見えなくなってからようやく、アーチャーの身体は現に解き放たれた。

 

「しかし、私が居て良かったのか?彼女に気取られないようにと警告したのは君だったはずだが」

「彼女とは相性が悪い。いざ戦闘となれば、まず敵わないわ。それに……」

「……?」

 

そこで言い澱み、アーチャーの方へと振り返るほむら。

彼女は時間にして一秒ほど、彼の顔をじっと見て……そしてまた、背を向けて言った。

 

「……知っておいてもらおうと思ったの。彼女の“戦う理由”」

「――――――――――――」

 

沈黙。

しかし、それもまた、時間にしてみれば一秒にも満たない。

静寂は、くっくっ、と笑うアーチャーの声に破られた。

 

「そうか。見たのか、アレ(、、)を」

「………………」

 

マスターは稀に、契約した己がサーヴァントの半生を夢という形で追体験する事がある。

そして……今、確信を持った。

 

ほむらが以前に見た、理想に殉じ、荒野に果てた男の一生。

それは紛れもなく、彼女の傍らに立つ彼のモノだと。

当のアーチャー本人は未だに口元を歪めたまま、呟く。

 

「正義の味方……ときたか。確かにこれはなかなか、因縁を感じずにはいられんよ」

「彼女は事故で両親を亡くして魔法少女になった。以来、彼女は正義の味方としてこの街を守っている。……魔女も使い魔も、隔てなく倒す事によってね」

「それを私に言ってどうする気だ?」

「あなたも……とてもそうは見えないけれど、正義を信じて生きてきたんでしょう?なら、彼女に対して何か思うところがあると思って」

「馬鹿馬鹿しい話だ」

 

アーチャーは、平然とそう言ってのけた。

まるでそれが当たり前であるかのように、自らの生涯を否定した。

 

「どのような形であれ、他人の為に自身を犠牲にしてまで抱く祈りは贋物だ。もしくは壊れているかのどちらかだな。人は自らの欲望の為に生き、その欲は自分自身に回帰するものだ。だから正しい行いかどうか以前に、それは人間の在り方として間違っている」

「……っ!」

 

ほむらは衝動的に、自分よりずっと身長の高い男の胸倉を掴みにかかった。

抵抗する様子もなく、アーチャーは続ける。

 

「ほう。まさか、君が掴みかかってくるとはな。私が知る限り、君は他者が詰られていたところで義憤するようなお人好しではないはずだが……くっくっ。なるほど、道理でオレ(、、)のような外れを掴まされるわけだ。君も十分、破綻しているというわけか」

「………………っ」

 

ほむらは、きっ、と鋭い眼光でアーチャーを睨みつける。

その鋭利さたるや、よく研がれた刃物のように、それだけで人をも殺せようほどだ。

それでも動じない彼に対してようやく無駄だと判ったのか、彼女は黙って手を降ろし、踵を返した。

 

「そういえば君はずいぶんと、鹿目まどかにご執心だったな。悪いことは言わん。やめておけ。世界の為にしろ、彼女個人の為にしろ、その願いは君という存在を破滅に導くだけだ」

 

彼の諫言はほむらに届くことはなく、ただ空しく、夜の闇へと消えていった。




※注釈

ティロ・フィナーレ:魔法少女、巴マミの必殺技。
「繋ぎ止める」という祈りから生まれた魔法を応用して完成した大砲による一撃。
イタリア語の直訳で“究極の一射”を意味する。
ちなみに戦闘の恐怖を拭い去り、自身を鼓舞するという目的で巴マミ当人に命名された。

着信音:イメージは劇中サントラ「Credens justitiam」

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